スマートシティ・デジタルの取り組み

更新日:2024年04月12日

ページID: 20118

様々な三田の課題について、ICT(アイシーティー)・IoT(アイオーティー)・AI(エーアイ)などのデジタル技術の戦略的な活用とデータ利活用を取り入れている事業を紹介するページです。

注目の事業(2024年3月27日更新)

健康・ウェルネス

誰もが楽しみながらいつまでも健康に暮らすことを目指した取り組みを実施します。

市民健康アプリサービス

日々の健康づくり行動を通じてポイントを貯め、電子マネー等に交換することができる「市民健康アプリサービス」を2023年12月13日よりスタートしました。

本事業は、市民一人ひとりが楽しみながら健康づくりに取り組む機運を醸成するとともに、歩数等のデータを収集・利活用することにより市民の健康状況の現状把握を行うことで、次なる健康施策に繋げることを目的に実施します。

ポイントを交換できる人は18歳以上の三田市民で、マイナンバーカードで本人確認が必要です。

市民健康アプリサービスのスマートフォンアプリイメージ

市民健康アプリサービスのスマートフォンアプリイメージ

タッチde脳の健康チェック

早い時期から脳の健康に関心を持ち、体の健康と同じくらい脳の健康を意識してもらうことを目的に、エーザイ株式会社の「のうKNOW」を用いた「タッチde脳の健康チェック」事業を令和4年度からスタートしました。

タブレットやスマートフォンの操作で、ゲーム感覚で簡単に脳の健康度をチェックすることができるので、幅広い年齢層の方に楽しみながら体験していだけます。また、結果に応じて既存の相談窓口や認知症予防事業などにつなげています。

タッチDE脳の健康チェックの様子

タッチde脳の健康チェックの様子

なお、本事業は官民連携の事例として、地方創生SDGs官民連携プラットフォームのホームページに掲載されてています。

認知症予防教室事業「コグニケア」

神戸大学の協力のもと、神戸大学認知症予防推進センターが提供する「頭と体を刺激する運動教室」、「専門家によるオンラインセミナー」、「デジタル体力測定等による健康状態の見える化」が一体となった「コグニケアプログラム」を活用した認知症予防教室を令和4年度より実施しています。

福祉共生

高齢者や障害者等が安心して暮らせるように支えることを目指した取り組みを実施します。

デジタル活用サポート(スマホ教室)

デジタル活用サポートについて

 「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル社会」の実現に向 けて、高齢者等をはじめとしたデジタル活用に不安のある方々について、デジタル技術の恩恵を受けられるようにサポートするための取り組みです。市内外の企業や団体等と連携しながらスマホ操作を学ぶことのできる講座を、受講者のレベルや利用目的別に開催しています。

デジタル活用サポートイメージ図

デジタル活用サポートイメージ図

認知症高齢者の見守り

認知症は誰にでも起こりうる脳の病気で、高齢者の7人に1人に起こるといわれています。高齢化が進むいま、認知症により帰宅が困難になったり、行方不明になってしまう方が増えています。そのような方々の早期発見と安全確保のため、デジタル技術を活用しています。

認知症高齢者見守り用GPS端末貸与事業

所定の対象者に対して、GPS端末の貸与サービスを実施しています。

BLEタグによる認知症高齢者の見守りネットワーク

概要

認知症のため行方不明となる恐れのある高齢者を見守るため、BLEタグを使用し、位置情報の「検知器」と保護者やボランティアの「見守りアプリ」による見守りネットワークを構築する実証実験を実施しています。

BLEタグによる見守りサービスのイメージ図

BLEタグによる見守りサービスのイメージ図

参考資料

令和5年度に、兵庫県の「ひょうごスマートシティ・チャレンジ」の実証実験として実施した報告書を、兵庫県ホームページで公開しています。

子ども未来

子どもが元気に育ち・夢を持ちながら学び成長することを目指した取り組みを実施します。

子どもが元気に育つよう子育てを担う保護者等を支援する

就学前施設におけるICTサービス導入

就学前施設にICTサービスを導入することで保育サービスの向上を目指しています。三田市立の園では、三田保育所と認定こども園みつば幼稚園(令和6年4月開園)で導入しています。

(保護者)スマホのアプリから園に対して欠席連絡を行うことや、園からのお知らせを確認することができます。認定こども園では、通園バスの運行位置も確認できます。

(園の職員)保育ICTサービスに園児のデータを登録し、登降園管理や保護者への請求管理などを行うことができます。デジタル化により業務改革を進めます。

 

病児・病後児保育事業におけるICTサービス導入

保護者の子育てと就労の両立を支援し、児童の健全な育成を図ることを目的として、病気やけがの治療中や回復期などに、家庭や集団での保育が困難なお子さんを一時的にお預かりする「病児・病後児保育」事業について、2022年10月から業務委託契約終了に伴い休止していましたが、2023年3月13日より「ふらっと・クローバー」の名称で市直営として再開しました。

これに伴い、インターネット予約サービス「あずかるこちゃん」を導入し、利用者の利便性向上につなげています。

放課後児童クラブにおけるICTサービス導入

令和4年度より、放課後児童クラブに保護者との連絡や児童の出退室管理を行えるシステムを導入し、保護者の安心感と利便性の向上、業務の効率化を図っています。

子どもが学び方・生き方を自らデザインできる

こうみん未来塾

市では、科学技術に親しみを感じる子、グローバルに活躍する気概を持つ子、チャレンジ精神旺盛な子を育成するため、地域や教育機関、民間企業との協働により、平成28年度から「こうみん未来塾」を開催しています。

こうみん未来塾は、三田が生んだ偉大な科学者「川本幸民」を目標とした人材育成と、市が推進している「公民」協働のまちづくりにちなんで名づけました。

専門機関や企業、市にゆかりのある専門家、地域の達人たちの協力で、子どもたちが本物に触れる体験ができるプログラムを設定し、地域団体の運営サポートにより、子どもたちに体験機会を創出しています。

予測不可能な未来、三田の子どもたちには、自分の力で自分の未来をデザインする知恵とスキルを身に着けてほしいと願っています。

こうみんすごろくアプリの開発(神戸大学大学院システム情報学研究科と共同開発)

三田の子どもたちが、自分たちのまちの「いいところ」等をすごろくのマスにして、学びながらふるさと発見をしていくアプリを開発し、令和5年度のこうみん未来塾探求コースで大学院生と連携してイベントを開催しました。

子どもがタブレット端末を活用した個別最適な教育を受けられる

GIGAスクールタブレット端末活用

GIGAスクール構想実現に向けて、タブレット端末を導入し児童生徒及び教員に1人1台配布し、令和の時代の新しい教育を推進しています。令和3年1月から順次貸与開始しています。

学習eポータルの導入

令和5年度全国学力・学習状況調査、中学校英語「話すこと」調査はMEXCBTで実施されましたが、それに伴い学習eポータルを導入しています。各学習ソフトやアプリとの連携により、ログイン操作の簡略化を実現し、保護者から学校への子どもの出欠連絡、学校から保護者へのお知らせ機能を活用することで、業務の効率化にもつなげています。

デジタル採点システムの試験導入

児童生徒一人ひとりの学習課題を焦点化し、個別最適化した学習指導の充実及び、教員の勤務時間短縮を図ることを目指し、令和5年度8月より中学校4校へ試験導入しました。

オンライン英語授業

三田市でグローバル化に対応した教育の一環として推進している外国語(英語)教育において、生徒の学習環境の充実を図るとともに、学習意欲及び英語力の向上を図ることをねらいとして、外国在住英語講師によるオンライン英語授業を中学校3年生を対象に導入しています。(R3年度試験導入、R4年度導入)。

地域活動

地域で活動する人を支えることを目指した取り組みを実施します。

市内の市民活動団体に関する情報を提供するとともに、市民活動団体の情報発信を応援し、さらに市民活動団体の活動を活性化するため、三田市市民活動情報サイト「きっぴ~ねっと」を開設しています。

交通・モビリティ

誰もが移動に困らないように整備されたまちを目指した取り組みを実施します。

脱炭素・里山・農業

三田の魅力である自然・里山・農村を守り活用するまちを目指した取り組みを実施します。

2050年ゼロカーボンシティの実現をめざす

ゼロカーボンチャレンジアプリの開発(神戸大学大学院システム情報学研究科と共同開発)(終了)

ゼロカーボンに対する、一人ひとりの主体的な取組を促す仕組みとして、ゲーム感覚で行動に移す・考える・気付くことができるアプリ「さんだゼロカーボンチャレンジ」を、令和4年度から神戸大学大学院システム情報学研究科と共同開発をしました。

令和5年9月30日までの期間限定で、市民向けリリース(プレゼント企画付き)を行いました。

三田の農業に適したスマート農業を推進する

スマート農業機械等導入支援事業

農作業の省力化・効率化、負担を軽減することにより、持続可能な農業経営を推進するため、スマート農業機械等の導入を支援しています。(令和4年度~)

その他

公園不具合通報システムの運用

公園の不具合や異常を発見した場合に、スマートフォンを利用してその場から気軽にいつでも通報できるサービスを令和2年度より開始しています。

不法投棄通報システムの運用

不法投棄を発見した場合に、スマートフォンを利用してその場から気軽にいつでも通報できるサービスを令和4年度より開始しています。

防災・防犯・安全

生活の安全安心・非常時へ備えるまちを目指した取り組みを実施します。

防災情報を効果的に提供し、災害予測・状況を効果的な把握する

さんだ親子防災ノート(Webアプリ版)実証実験(終了)

令和3年度に神戸大学大学院システム情報学研究科の学生が、課題解決型学習の授業「ITスペシャリストコース」の中で団体と市と連携し、市の課題解決のためのWebアプリを約3か月間で開発しました。

開発したWebアプリを、令和3年12月と、令和4年5月から令和5年3月にかけて、広く市民等に使っていただく実証を実施しました。

WEB版ハザードマップさんだ

スマートフォンやタブレット端末、パソコン等でハザードマップを確認できるようにしています。日本語のほか、英語、中国語(簡体)の表示にも対応しています。

安心の消防・救急搬送体制を整備する

救急車の安全運転向上に向けた実証実験

令和5年7月から、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社と連携し、IoT(アイオーティー)タグやGPS(ジーピーエス)等を使い収集するテレマティクスデータ(自動車走行データ)を活用し、救急車などの緊急車両の安全運転向上を目的とした実証実験を行っています。

救急車の安全運転向上に向けた実証実験のイメージ図

救急車の安全運転向上に向けた実証実験のイメージ図

ビッグデータを活用した消防・救急施策に関する共同研究(終了)

2021年度に、神戸大学大学院システム情報学研究科との連携により、消防本部の出動事案データを、人口動態・年齢別人口分布や気象データ、地図データ等と組み合わせて分析することにより、消防・救急部隊の効率的な配置に向けた検討材料を共同で研究しました。

道路整備におけるデジタル活用

自動車走行データによるデータ利活用型スマートシティ推進事業

路面状況把握に関する実証実験

損保会社が自動車保険契約を通して蓄積した自動車走行データと、三田市の道路パトロールカー等の走行で蓄積した自動車走行データをもとに、統計加工等を施した上で路面異常推定箇所を地図上に可視化し、道路維持管理に役立てられるか検証しています。

車載カメラを活用した道路マネジメントシステム開発に係る共同研究(終了)
  • 企業と連携し、AI(エーアイ)が路面で修繕を要する損傷を自動検知する機能を構築し、電子地図上へ展開することによる見える化や、時系列化により市内各所の損傷状況の変化、劣化速度の分析などを行いました。この取り組みにより、実現性や従来業務とのコスト比較を評価し、システム実用化の検証を行いました。

道路不具合通報システムの運用

  • 道路の不具合や異常な箇所を発見した時に、スマートフォンを利用してその場から気軽にいつでも通報できるサービスを令和2年度より開始しています。

賑わい

多様な働き方・産業・観光/文化による賑わいのあるまちを目指した取り組みを実施します。

三田市の魅力の見える化とデジタルを活用した体験型の観光を推進する

モイ!SANTA QUESTアプリの開発(神戸大学大学院システム情報学研究科と共同開発)(終了)

令和3年度に神戸大学大学院システム情報学研究科の学生が、課題解決型学習の授業「ITスペシャリストコース」の中で市と連携し、市の課題解決のためのWebアプリを約3か月間で開発しました。

開発したWebアプリを、令和3年12月の「サンタクロス三田プロジェクト」において、広く市民等に使っていただく実証を行いました。

令和4年度さんだまち歩きアプリの開発(神戸大学大学院システム情報学研究科と共同開発)(終了)

令和3年度に神戸大学大学院システム情報学研究科の学生と連携により開発したWEBアプリ「SANTA CITY まちあるきゲーム「モイ!SANTA QUEST」」をもとに、「まち歩きアプリ」を新たに開発しました。

新たにゲーム内に設定する登録スポットを市内等の事業者から広く募集して掲載しました。またアプリ利用者のデータを収集・分析し、今後の観光施策につなげていくことを目的に実施しました。

官民共創の基盤の構築と強化

「官民共創によるスマートシティの取り組みの推進」や「オープンデータの推進とデータ利活用人材の育成」、「スマートシティにおける基盤サービスの研究・導入」、「スマートシティ都市間連携の推進」などに関連する取り組みを実施します。

官民共創によるスマートシティの取り組みの推進

さんだ里山スマートシティセミナー

さんだ里山スマートシティ構想が目指すまちの姿や方向性を、さんだ里山スマートシティ官民共創プラットフォーム会員と共有し、スマートシティに関する取り組みを加速化させるため、セミナーを開催しています。

市民参加プラットフォーム実証実験(終了)

市民等がオンライン上で時間や場所の制限を受けず、「できる時に、できる方法で」様々な取り組みに参加することや、活動している人を応援することのできる仕組みを構築する実証を実施しました。

みなと地域貢献寄付型ファンド「三田市とともに」(終了)

令和4年7月4日に、さんだ里山スマートシティ官民共創プラットフォーム共創会員である株式会社みなと銀行と三田市が、スマートシティやまちの活性化、SDGs推進のため、包括連携協定を締結しました。取り組みの第一弾として、株式会社みなと銀行が地域貢献寄付型ファンド「三田市とともに」を立ち上げ、収益の一部を市に寄付する仕組みの提供を行いました。ファンドは、さんだ里山スマートシティ構想の取り組みに賛同する企業や事業者に対して、株式会社みなと銀行が融資し、融資額の0.1%相当を三田市に寄付するものです。

オープンデータの推進とデータ利活用人材の育成

オープンデータ

市が保有する情報をオープンデータとして公開することで、情報の非対称性の解消に務めることと、データの利活用を推進しています。

スマートシティにおける基盤サービスの研究・導入

地域情報共有アプリ-ためまっぷさんだ-

地域の人や団体、イベント、地域の魅力や歴史などを知ることができる地域情報共有WEBアプリを導入し、新たな「つながり」を創出することで地域を活性化させ、市民一人ひとりのウェルビーイングの向上を狙います。

ためまっぷさんだアイコン

ためまっぷさんだアイコン

スマートシティ都市間連携の推進

広域データ連携・データ利活用に関する実証

本市が設置した浸水センサから取得した浸水域を把握するためのデータを、加古川市が運用しているデータ連携基盤を介し、加古川市の行政情報ダッシュボード(地図上で各種データを重ねて確認できる仕組み)に表示させる取り組みです。

加古川市ダッシュボードのイメージ図

加古川市ダッシュボードイメージ図

市役所のスマート化

「デジタルを活用した利便性の高い行政サービスの提供」や「情報を分かりやすく届くように発信する体制の構築」、「業務の見直しと働き方改革による事業継続性の向上」、「デジタル時代の職員の育成と登用」などに関連する取り組みを実施します。

市民が市役所に行かなくても行政サービスを受けられる

コンビニ交付

マイナンバーカードを利用し、住民票の写し、印鑑登録証明書、所得課税証明書をコンビニで取得できるようにしています。平成28年度にシステム構築を行い、平成29年2月から運用を開始しています。窓口交付時に比べて手数料の減額を行っています。

オンライン手続き

インターネットから各種申請を行えるようにするため、汎用電子申請システムを導入しています。本人認証が必要な手続きは、マイナンバーカードを活用します。

市・県民税申告書のインターネット提出

個人の市・県民税申告書をインターネットで提出できるようにしています。

オンライン窓口

市役所まで行かなくてもオンラインで相談を行えるようにするため、各種オンライン相談窓口を整備しています。

保育コンシェルジュ

保育コンシェルジュは、市役所窓口で保育士資格、保育経験のある専門の相談員が、お子さんの保育に関する相談のほか、保育の制度やサービスの情報提供を行っていますが、予約制でオンライン相談を利用できるサービスを実施しています。

オンライン保健師栄養士相談

妊娠や出産、未就学児の子育てについて、自宅や帰省先から保健師や栄養士にオンラインで相談することができます。

オンライン健康づくり相談

保健師や栄養士による一般的な健康相談等を自宅等からオンラインで予約制で受講することが出来ます。

オンライン移住相談

市役所まで行かなくとも自宅から三田市への移住に関する相談を受けられるようにしています。

遠隔相談窓口サービス「リモート市役所」実証実験(終了)

市役所まで行かなくとも最寄りの拠点から行政サービスを受けられるようにするため、リモートかつ予約型窓口サービスの実現に向けた実証実験を行いました。

スマートフォン決済

スマートフォンでアプリ等を活用した決済サービスの利用により、市税や水道料金・下水道使用料の納付書のバーコードを読み取るだけで、いつでもどこからでも納付できるサービスを提供しています。

契約事務の電子化

電子契約

契約事務の電子化の取り組みとして、電子契約を導入しています。契約締結に係る業務の効率化、費用削減及び事業者の利便性の向上を図っています。

電子入札

電子入札システムの活用により入札に係る対応をデジタル化することで、市職員の業務効率向上につなげるだけでなく、事業者の来庁頻度を減らすことや経費の圧縮等により、事業者の生産性向上にもつなげています。

三田市地図情報

地図を利用したインターネット公開システムを整備し、地形図や都市計画規制情報図、航空写真、屋外広告物規制区域、指定道路情報等の地図情報を公開することで、市役所に行かなくても地図情報を閲覧できるようにしています。

多くの書類に書かず丁寧なサービスを受けられる

ワンストップ特例申請のオンライン化

三田市では令和4年9月から、ワンストップ特例申請手続きをオンライン化しました。これまで申請書の記入やマイナン バーカードの両面コピーの添付が必要でしたがスマートフォンとマイナンバーカードで、自宅から申請できるようになりました。

来庁者が市役所で便利なサービスを受けられる

マイナンバーカード交付・予約管理システムの導入

マイナンバーカード交付件数の急増に伴い、カード交付・予約管理システム(以下システム)を導入しています。インターネットやスマートフォン等から24時間365日いつでもどこでもカードの受け取り予約ができ、市民の利便性向上につなげています。また同システムの活用により、業務の負担軽減及び効率化を図っています。令和4年度から本格稼働し、カード入荷から交付後の一連の交付管理業務負担軽減及び効率化を実現し、利用者のうち約8割の人がシステムを活用し、カード受け取り予約を行っています。

書かない窓口

書かない窓口(有料道路障害者割引申請)

障害福祉課で申請件数の多い(約80件/月)「有料道路障害者割引申請」は、記載事項が多くあり、1つの申請手続きを完了させるために20分強の時間を要します。時間がかかる原因として項目数の多さに加え、記載箇所への書きづらさがあります。記載箇所は小さいため、特に高齢者や手に障害がある人には、多大な時間を要します。

そのため、タブレット端末で書かない窓口を導入することで、記載時間を短縮し、市民の負担自体を減らす取り組みを推進しています。

市民課窓口混雑状況の可視化

三田市役所本庁舎1階の市民課窓口の混雑状況や呼び出し状況をインターネット上でリアルタイムに確認できるサービスを実施しています。

窓口におけるキャッシュレス手段の拡充

各種証明書交付手数料や貸館使用料等の支払いで、キャッシュレス決済を導入することで窓口サービスの向上を図っています。

三田市役所の本庁舎1階市民課窓口では、クレジットカードや電子マネー、コード決済などマルチ決済を導入しています。

利用の多い市民センター2カ所(フラワータウン、ウッディタウン)では、マルチ決済セミセルフレジを導入し、キャッシュレス化を進めています。

そのほかの市役所窓口や公共施設等の窓口でも、各種証明書発行手数料や施設使用料等の支払いをキャッシュレス対応するため、PayPayとLINEPayで支払うことができるようにしています。

三田市役所本庁舎1階市民課窓口
市民センター(フラワータウン市民センター、ウッディタウン市民センター)
その他の窓口

出先機関における遠隔手話通訳事業

スマートフォンやタブレット等を所有していないろう者が、市役所の各部署に問い合わせる必要が生じた場合には、一旦、障害福祉課の窓口に出向き、設置手話通訳者と一緒に各部署窓口を訪れなければならず、スムーズな問い合わせが出来ていませんでした。

そのため出先機関(市総合福祉保健センター)から市役所の各部署に、円滑かつ即座に問いあわせることができるオンライン窓口を整備しています。

公共施設の利用を希望する人が施設を利用しやすくする

スマート図書館サービス

三田市立図書館は、ICタグや自動貸出機などデジタル技術を活用したスマート図書館サービスを令和5年度より開始しています。

スマート図書館サービスイメージ図

スマート図書館サービスイメージ図

公共施設案内予約システム

市の公共施設(市民センターや文化ホール、公園など)の予約をインターネット上で行えるようにすることで、住民生活の利便性向上につなげます。

まちづくり協働センターのオンライン会議環境整備

貸館・フリースペース等の市民活動施設でオンライン会議を実施するための機器やWi-Fiを整備し、市民の利便性向上を図っています。

誰もが分かりやすく読みやすいウェブサイトを運営する

市ホームページのリニューアル

令和4年度に市ホームページをリニューアルしました。

SNSを活用した利用者層への情報発信を強化する

三田市LINE(ライン)公式アカウント

LINE公式アカウントを活用して市政情報のプッシュ型配信や住民生活に役立つ情報のポータルを構築しています。また市のメインイベントを季節ごとに紹介することや、市内で開催される地域団体等のイベント情報も配信しています。

三田市公式インスタグラム「さんだスマイル」

Instagramを活用して、日常生活の中にあるステキな瞬間など暮らしの中で感じる三田のまちの「いいね!」を発信しています。市以外にも、市民や関係人口など、ハッシュタグ「#さんだスマイル」や「#sanda_smile」をつけて、三田の魅力を投稿することで活性化につなげます。

三田市消防本部公式インスタグラム

三田市消防本部では、市民の皆さんに「三田市消防本部を知ってほしい」「市民の皆さんとともに災害に強いまちづくり」という思いから、公式インスタグラムの運用を開始しました。市民の安心・安全につながる情報を中心に発信していきます。

特定の層への情報発信体制を整える

顧客体験向上プラットフォームを活用した実証(終了)

自治体ホームページ(ポータルサイト含む)は多くが誰が閲覧しても同じ静的なサイトですが、民間企業で広く導入されている顧客体験向上CXプラットフォームの活用により個別最適な情報発信を行えるか実証実験を行いました。

またマイナンバーカードの公的個人認証により生成したデジタルIDを、仮構築する子育て支援ポータルサイト上に設定した顧客体験向上CXプラットフォームと連携させることで、個別最適な情報発信を行えるか実証実験を行いました。

さんだうぇるかむサイト

三田市の魅力的な場所、人、イベント等の情報や、このまちで実際に暮らしている人たちの声を発信することで、三田市に来て、見て、住んでいただくことを目指して情報発信するポータルサイトを構築しています。

SUNだっこアプリ

子育て世代を対象として令和元年11月1日から子育て支援アプリ「SUNだっこアプリ」を提供しています。妊婦やお子様の健康データの記録管理、予防接種のスケジュール管理、子育て情報の閲覧や、医療機関・公園の検索など妊娠・出産・子育てに役立つ機能があります。

三田市いきがい応援プラザ~HOT~

いきがい応援プラザとは、これまで様々な知識・経験・技術を培ってこられたシニアの多様な活動ニーズを就業や社会参加につなげていくための支援、応援する総合窓口として開設されました。シニアの皆さんがいつまでも健康でいきいきと生きがい・やりがいを持ち続け、生涯現役で活躍、活動できる社会を目指しています。

いきがい応援プラザに関する情報を発信するためにポータルサイトを構築しています。

業務の見直しにより事務を効率化・自動化し、正確性を向上させる

トレイルカメラ実証実験(終了)

令和4年度に民間企業との協力により、屋外用自動撮影カメラ(トレイルカメラ)を活用した道路モニタリングや不法投棄モニタリングに関する実証実験を行いました。

実証の結果、令和5年度から道路モニタリングのためにトレイルカメラを本格的に導入しました。

AIの活用による事務の効率化と働き方改革につなげる

生成AI

自然言語型の人工知能チャットボットであるChatGPT(チャットジーピーティ)に代表されるような生成AI(エーアイ)を業務で活用することを目指して取り組んでいます。

音声認識アプリ

議事録の作成や聴覚に障害のある方とのコミュニケーション、及び外国語を母語とする方とのコミュニケーションにおいて音声認識アプリであるUD(ユーディー)トークを活用しています。

ビッグデータリスク情報プラットフォーム

SNS(エスエヌエス)に投稿された情報のうち、災害等に係るリスク情報を収集し、AI(エーアイ)で分析するプラットフォームを導入しています。

車載カメラを活用した道路マネジメントシステム開発に係る共同研究(終了)

修繕を要する損傷をAI(エーアイ)が自動検知する機能を構築し、電子地図上への展開による見える化や、時系列化により市内各所の損傷状況の変化、劣化速度の分析などを行う実証に取り組んでいます。

AI(人工知能)を活用したチャットボット実証実験(終了)

市民サービスへのAI(エーアイ)の活用についての効果や課題を検証するため、LINE(ライン)とAI(エーアイ)を使い、24時間、質問受付や自動応答を行うチャットボットの実証実験を実施しました。

書類の電子化により事務を効率化し正確性を向上させる

介護認定審査会ペーパレス会議サービス

介護認定審査会は、A3用紙の資料を事前に委員へ送付したものを当日持参する運用を行っていましたが、令和5年度より資料をデジタル化することで、資料確認日数を増やすことや書類紛失などの情報漏洩リスクを低減すること、事務局の審査会事務を効率化することを図っています。

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 DX推進課 スマートシティ推進係
〒669-1595 兵庫県三田市三輪2丁目1番1号
電話番号:079-559-5096
ファクス番号:079-559-6877

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