遠隔相談窓口サービス「リモート市役所」実証実験(終了)
「リモート市役所」 実証実験について
実験概要
市は、市役所のスマート化として「行かなくてよい市役所」の実現に向けて取り組んでいますが、令和4年2月28日から令和4年12月28日までの期間、民間企業と連携して市内公共施設にオンライン相談用のボックスを設置し、予約制で市役所本庁舎の職員とオンライン相談ができる、遠隔相談窓口サービス「リモート市役所」の実証実験を実施しました。
実施期間
本実証実験の実施期間は、令和4年2月28日(月曜日)から令和4年12月28日(水曜日)までで、2か所の市民センターで実施しました。
- ウッディタウン市民センター(2月28日から8月8日)
- 藍市民センター(9月1日から12月28日)
市役所開庁日のみ利用可能(但し、市民センター休館日は使用不可)
民間企業3社との連携
本実証事業は、さんだ里山スマートシティ官民共創プラットフォーム共創会員の、シスコシステムズ合同会社(住所:東京都港区赤坂)、株式会社デンソー(住所:大阪市中央区城見)、株式会社NTTドコモ(住所:東京都千代田区永田町)との連携により実施しました。(社名は事業開始当時の名称です。)
リモート市役所の特徴
- 予約制で、市役所まで行かなくてよい、待たなくてよい窓口サービスを受けることができます。
- セキュリティレベルの高い通信でプライバシーを保護することが可能です。
- 書画カメラ機能により手持ちの書類を見せることが可能です。
- 光触媒方式の除菌装置で感染対策を実施。また換気扇により、約2分で室内の空気を入れ替えしています。
リモート市役所の写真
リモート市役所の外部の様子
リモート市役所の内部の様子
実証実験のサービス内容
利用手順
手順1 相談したい日の前開庁 日 17 時 までに予約
- 予約サイトにアクセス
- 氏名・相談内容・問い合わせ先の課等を選択して予約
- 予約完了後に「予約確認メール」と「遠隔相談専用ボックスの入室用暗証番号通知メール 」が届く
手順2 予約日時に藍市民センターへ行く
- ボックスのドアノブ横にあるパネルをタッチして、入室用暗証番号を入力してドアを開ける
- 入室後にドアを閉めると自動的に施錠(開錠すればいつでも出られます)
- ドアを開けてから1分後を目途 に自動的に市役所にオンラインで接続
手順3 オンラインで市職員に相談・問い合わせする
- モニターに映る市職員に相談・問い合わせ(最大30分が目安)
- 相談が終わったらドアの右側にあるロックを開錠・退室
- 後日、三田市からメールアドレスにアンケート依頼が届く。
「リモート市役所」で利用できること・利用できないこと
利用できること
- 一般的な相談
- 書類の記入方法
- 制度の説明
利用できないこと
本実証実験では下記の事項には利用できません。
- 緊急を要する相談
- 本人確認が必要な相談
- 届出
- 申請
- 証明書発行
- 税・公金等のお支払い
- その他、本市が不適切と認めること
※障害発生時などやむを得ない理由により、「リモート市役所」が利用できない場合あり。
※室内は監視カメラが動作
参考資料
利用者向け配布パンフレット
ウッディタウン市民センター「リモート市役所」パンフレット (PDFファイル: 2.4MB)
藍市民センター「リモート市役所」パンフレット (PDFファイル: 413.9KB)
実証実験報告書(令和5年6月公開)
遠隔相談窓口サ-ビス-リモ-ト市役所-実証実験報告書 (PDFファイル: 3.8MB)
一般財団法人地方自治研究機構「先進事例調査研究事業」
一般財団法人地方自治研究機構が、令和5年度に先進的な取組を行っている団体の先進事例を収集し、先進事例集を公表しましたが、「遠隔相談窓口サービス実証実験」が先進事例として一覧に掲載されました(掲載名称は、民間と協働した本庁舎と市内公共施設を結ぶオンライン窓口の実現)。
この記事に関するお問い合わせ先
総務部 DX推進課 スマートシティ推進係
〒669-1595 兵庫県三田市三輪2丁目1番1号
電話番号:079-559-5096
ファクス番号:079-559-6877
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更新日:2024年03月27日