三田市の農畜産物の紹介
三田米 旬の時期(通年)
寒暖の差が大きく、美味しい水から育つ「三田米」は、粘り・つや・香りに優れ、弾力があります。主な品種は、「コシヒカリ」「ヒノヒカリ」「どんとこい」で、「どんとこい」は「さんキラリ」の愛称で学校給食にも使われています。もち米の「ヤマフクモチ」の生産は歴史が古く、酒米として名高い「山田錦」も栽培されています。農薬などを抑えた「環境創造米」や、合鴨が水田の除草を行う「合鴨こしひかり」が栽培され、自然環境や健康に配慮した米づくりが積極的に行われています。
三田牛(三田肉) 旬の時期(通年)
三田牛
寒暖の差が大きく、美味しい水や肥沃な農地で育ち、指定生産者により丹精込めて育てられた「三田牛」は、肉質、脂質ともに食通をうならせる上質な味と高い評価を得ています。三田牛の素となる牛は、「但馬牛」(兵庫県内産)に限定され、三田牛の中でも特に高品質な肉を「廻(かい)」と称します。
三田うど 旬の時期(2月中下旬~3月中旬)
「三田うど」は、大正5年から栽培されている伝統野菜です。昔ながらのわら小屋と発酵熱を使ってうどを栽培する生産者は減りましたが、現在もビニールハウスと電熱を利用したうどの栽培が続いています。ほんのり赤い肌が特徴で、しゃきっとした歯触りと風味豊かで上品な香りで、早春の訪れを告げる特産物です。
母子茶 旬の時期(5月~7月)
「母子茶」は高い品質を誇る兵庫県を代表するお茶です。三田市最北部、標高500メートルほどの冷地である母子地区では、昼夜の大きな寒暖差や霧が発生しやすい気候を活かし、古くから茶の栽培が盛んに行われています。長い伝統に培われた母子茶は、豊かな香りと味わいを楽しむことができます。緑茶やほうじ茶のほか、特産の黒豆茶も人気です。
ハウストマト 旬の時期(6月~8月)
三田市では、年間多くの「トマト」が生産されており、露地栽培のトマトより一足早く6月ごろから市場に出回ります。すっきりした酸味と甘み、そして完熟しても皮や果肉がしっかりしているので、日持ちが良いのが特徴です。また、規格外品を有効に活用するために、三田産トマトを使ったとんかつソースやポン酢も開発されています。
ピーマン 旬の時期(6月~10月)
三田産「ピーマン」は、緑が鮮やかで、肉厚で柔らかく、辛味が少ないことが特徴です。「京まつり」や「京ひかり」など、ピーマンが苦手なお子様でも食べやすい品種を栽培しています。大産地のピーマンとは異なり、一つ一つ手で選別され、丁寧に並べて袋詰めをしているため、品質が良い状態で出荷されています。
オクラ 旬の時期(7月~9月)
三田産「オクラ」は、2003年頃から盛んに生産されるようになり、7月頃から店頭にならびます。選び方のポイントは、緑が濃く鮮やかで、表面が産毛でびっしり覆われているものが新鮮です。育ちすぎると固くなり筋張ってしまうので、小ぶりなものを選ぶと良いでしょう。
黒大豆枝豆 旬の時期(7月中旬~11月上旬)
三田市では「黒大豆枝豆」は米に続く基幹作物として栽培されています。早生品種から黒豆の代表品種「丹波黒大豆(丹波黒)」までの品種をリレーして毎年7月中旬から11月上旬まで直売所等で販売しています。大きな寒暖差や粘土質で滋養に富んだ三田の土壌から育つ黒大豆枝豆は、独特のうまみやコクがあり、非常に人気があります。
さんだくり南瓜 旬の時期(8月~11月)
クリのような甘さからその名がついた「さんだくり南瓜」は、見た目はハート型で果肉はオレンジ色をしてます。ホクホクした食感とコクのある甘さが特徴で、煮ても焼いても美味しく味わえます。完熟で収穫した後、追熟することで甘みが増し、晩秋まで楽しむことができます。
山の芋 旬の時期(11月~12月)
三田産「山の芋」は、独特の気候風土と黒土粘土質の優良な農地に育まれ、古くから特産品として人気です。肉質は純白できめ細やかで、ながいもなどと比べて、粘りが強いことが特徴です。春に植え付けられてから、夏の太陽と秋の冷涼な気候により立派な品質の芋が出来上がります。
極ぶとくん 旬の時期(12月~2月)
「極ぶとくん」は、根深ねぎ(白ねぎ)と葉ねぎ(青ねぎ)の両方の特徴を兼ね揃えているため、青い部分も柔らかく、丸ごと美味しく食べることができます。煮たり焼いたりして加熱をすると、独特のとろみと甘みが増すので、鍋物や串焼きに最適です。
さんだいちご 旬の時期(12月中旬~5月)
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更新日:2023年10月23日