三田市における公共施設マネジメントの取り組み

更新日:2023年03月27日

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三田市は、これまでは成長する都市として、人口増加やまちの発展に伴う公共施設やインフラの整備、行政サービスの拡大などを行ってきました。これからの人口減少や少子高齢化の進展のなかで、持続可能なまちづくりを進めるためには、成熟都市への転換を図っていかなければなりません。
まちづくりの転換期を迎え、次の世代にこの素晴らしい『三田のまち』を引き継ぐためには、まちの発展に伴い集中的に整備した多くの公共施設の最適化を図るとともに、維持管理を適切に行い、施設保全を計画的に進めていくことが必要です。
これからも将来にわたって安心して公共施設を利用いただき、ニーズに応じた市民サービスを提供できるよう、引き続き公共施設マネジメントに取り組んでいきます。

三田市公共施設個別施設計画(令和3年3月23日策定)

「三田市公共施設等総合管理計画」や「三田市公共施設マネジメント推進に向けた基本方針」を踏まえ、これからの公共施設の維持管理や更新などを計画的に進めていくため、「三田市公共施設個別施設計画」をとりまとめました。

三田市公共施設個別施設計画の概要

趣旨

ニュータウン開発などに伴い整備した公共施設の老朽化が今後一斉に進むことから、これからも公共施設を安心して利用いただくためには、計画的に施設の保全を進めていかなければなりません。

本計画では、今後の公共施設の保全のあり方を整理するとともに、公共施設が果たしている機能や役割、さらには重要性などを勘案したうえで、保全区分の設定や優先付けを行いました。さらに、これらに基づき、今後の更新などにかかる費用を明らかにすることで、限られた財源の中で確実に施設保全を進め、引き続き公共施設の安全性や機能を確保していきます。

対象施設

市が保有する全ての公共施設

(注意)橋りょう、公園、上下水道などのインフラ施設については、すでに策定されているそれぞれの計画を代替計画として位置付けます。

計画期間

令和10年度(2028年度)までの8年間

(注意)「三田市公共施設マネジメント推進に向けた基本方針」で示す個別施設の方向性と密接に関係することから、基本方針と同じ令和10年度までとします。

三田市公共施設個別施設計画

三田市公共施設マネジメント推進に向けた基本方針(平成30年12月18日策定)

「三田市公共施設等総合管理計画」を受け、今後の公共施設等の基本的な考え方や個別の施設の方向性などを具体的に整理した「三田市公共施設マネジメント推進に向けた基本方針」の策定を行いました。

三田市公共施設マネジメント推進に向けた基本方針の概要

趣旨

まちの発展に伴い集中的に整備した公共施設について、人口減少や少子高齢化という転換期を迎える中で、持続可能な市民サービスを提供していくため、これらの施設の最適化を図るための基本的な考え方や、個別施設の方向性をとりまとめました。

本方針では、存続など個別施設の方向性について、5つのカテゴリー(廃止・売却等、一定の条件のもと存続、施設運営等の見直し、現状維持、別の検討手法にて施設のあり方を検討)に分類しています。

対象施設

三田市公共施設等総合管理計画に示す公共施設(125施設)

計画期間

令和10年度(2028年度)までの10年間(概ね5年で見直しを実施)

(注意)学校教育系施設のあり方の方向性が定まった際には、再度全ての施設について検証を行います。

三田市公共施設マネジメント推進に向けた基本方針

策定にかかる経過

策定にかかる経過については、下記のページをご確認ください。

三田市公共施設等総合管理計画(平成29年3月16日策定)

三田市においては、北摂三田ニュータウンの開発に伴う人口急増期に集中的に整備してきた公共施設やインフラが、建設から20年~30年経過しており、今後、老朽化による建て替えや改修の時期が重なることから、その財政負担が大きな課題となっています。

また、今後、人口構造の変化をはじめとした社会経済情勢の変化に対応し、その機能を保全していくためには、長期的な視点をもって更新、統廃合及び長寿命化などを計画的に推進していく必要があります。

人口減少や少子高齢化などの時代の変化に対応し、必要な公共サービスを維持・向上させていくために、公共施設等の総合的かつ計画的な管理を行うための基本的な方針を示す「三田市公共施設等総合管理計画」の策定を行いました。

三田市公共施設等総合管理計画の概要

趣旨

本市では、まちの発展に伴い集中的に整備してきた学校や病院、道路などの多くの公共施設の老朽化が一斉に進むことから、一時的に多額の財政負担が伴うことが予想されます。

本計画は、この課題に対応するとともに施設サービスの水準を適切に維持し、自治体経営の視点から総合的かつ総括的に施設の保有量見直しや長寿命化、有効活用を図るものです。

対象施設

市が保有する公共施設のうち「公共施設」及び「インフラ」が対象

  • 公共施設:一般建築物、一般廃棄物処理施設
  • インフラ:道路、橋りょう、公園、上下水道

計画期間

30年間:平成29年度(2017年度)から令和28年度(2046年度)

取組目標

30年間で公共施設の延床面積を12パーセント削減(約43,000平方メートル削減)

一部改訂

令和4年3月改訂

公共施設等総合管理計画の策定にあたっての指針(総務省)の改訂に合わせて、令和2年度に策定した三田市公共施設個別施設計画の内容の反映および追加項目への対応を行いました。

令和5年3月改訂

公共施設等総合管理計画の策定等に関する指針(総務省)の改訂に合わせて、追加項目への対応を行いました。

三田市公共施設等総合管理計画

三田市公共施設等総合管理計画(更新経費及び維持管理経費)

三田市公共施設等総合管理計画(案)に対する市民意見の募集結果と意見に対する市の考え方について(平成29年2月)

「三田市公共施設等総合管理計画(案)」に対し、広く市民の皆さんからご意見を募集したところ、貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。
お寄せいただきました意見の内容と市の考え方を公表いたします。

三田市公共施設のあり方に関する市民アンケート結果(平成28年11月)

三田市の公共施設のあり方等に対する市民の皆さまの意識等を把握し、今後の取り組みの参考とするため、平成28年7月~8月にかけて実施しました「三田市公共施設等のあり方に関する市民アンケート調査」の調査結果を取りまとめました。

三田市インフラ白書(平成28年6月作成)

三田市の保有する道路、橋りょう、公園、水道及び下水道といったインフラの現状を把握し、公共施設等総合管理計画の基礎資料として活用するため、インフラ白書を作成しました。

三田市公共施設白書(平成27年11月作成)

三田市の公共施設等の現状や利用状況等を把握し、公共施設等総合管理計画の基礎資料として活用するため、公共施設白書を作成しました。

この記事に関するお問い合わせ先

財務部 公共施設マネジメント推進課
〒669-1595 兵庫県三田市三輪2丁目1番1号
電話番号:079-559-5113
ファクス番号:079-559-1254

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