「みんなで育てる地域内交通検討支援プログラム」の創設

更新日:2024年09月12日

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みんなで育てる地域内交通検討支援プログラム

市では、地域の皆さんが主体となって行われる地域内交通の見直しや新たな交通手段の導入に向けた取り組みを検討段階から継続的に支援していく「みんなで育てる地域内交通検討支援プログラム」を設置します。
持続可能な地域内の交通ネットワークの構築は、人がつながる地域づくりの要となります。
このプログラムを活用して、それぞれの地域にあった地域交通の導入と定着を目指しましょう。

地域内交通ってなに?

ここでは、地域内交通は、公共交通のサービスレベルが低い地域やバス停留所までの移動が困難な地域などにおいて、既存の公共交通を補完し、地域内の移動や地域交通拠点までの移動を支える交通手段をいいます。

地域内交通は「徒歩」「自転車」「自家用車」の私交通以外に、自家用車を活用した乗合交通や、新たな手段として注目されているカートなどを活用した「小型モビリティ」や「乗合タクシー」「デマンド交通」など、様々な形態が考えられます。
便利で使いやすく暮らしに寄り添った地域内交通を実現するには、それぞれの地域にあった持続可能な手段と運行主体の検討が必要です。

支援の基本的な考え方

地域内の移動手段の確保に向けては、地域のことを最もよく理解している「地域の皆さま」が中心となって取り組んでいくことが重要です。
皆さまで地域内交通を「考え」、「つくり」、運行に関わり続けることで「守り」「育てる」ことが持続可能な運行につながります。
そして実現にむけては、地域だけでなく、「交通事業者」や「三田市」も共に課題と未来を共有し互いの役割を果たしながら解決にむけ取り組んでいく体制とします。

支援対象

地域の課題を把握し、地域の交通手段について自ら検討し取り組んでいく5人以上の住民等で組織された団体。
ここでいう「地域」とは、概ね一小学校区を単位としたエリアとします。
まちづくり協議会やふれあい活動推進協議会など、地域の既存団体との横断的な連携や情報共有が可能で活動エリア全体の了解と協力が得られる団体を想定しています。

支援内容

  1. 利用動向等、地域の現状を把握するために必要な調査に係る調査票の作成、集計、分析等
  2. 地域が目指す地域内交通と地域の未来像実現のための計画づくりと合意形成(ワークショッププログラムの作成と開催支援)
  3. まちづくりコーディネーターやコンサルタント等、アドバイザーの派遣調整
  4. 先行事例の現地視察等の実施調整
  5. 試験運行を含む、運行に係る協議などの諸調整
  6. その他必要な技術的助言等

活動までのステップ

まずは、市窓口までご相談ください。

支援対象となる場合は、「みんなで育てる地域内交通検討支援プログラム協定」を締結し、活動に対する支援を行います。

検討支援プログラム活用例の図

関連リンク

この記事に関するお問い合わせ先

都市整備部 交通政策課
〒669-1595 兵庫県三田市三輪2丁目1番1号
電話番号:079-555-6777
ファクス番号:079-559-7400

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