三田市立学校再編計画(第1次計画)の策定及び説明会の概要について

更新日:2023年06月30日

ページID: 2723

三田市では、このほど、平成30年7月に策定した「三田市立学校のあり方に関する基本方針」に基づき、子どもたちにとって、望ましい教育環境を実現するための具体的な方策等を示した「三田市立学校再編計画(第1次計画)」を作成しましたので公表します。

今回、生徒数の減少が著しく、特に課題が大きい中学校について、第1次計画としてお示しします。

再編計画の概要

1.上野台中学校と八景中学校の統合を進めます

上野台中学校と八景中学校の再編計画について
生徒数、学級数の推移予測 再編の考え方
  1. 上野台中学校の状況
    今後の生徒数、学級数の推計では、上野台中学校の平成35年度の生徒数は100人で、すべての学年が単学級(1学年1学級)となり、それ以降もゆるやかな減少が続くと予測されます。
  2. 八景中学校の状況
    八景中学校は、今後も多少の増減はあるものの適正規模を維持すると予測されます。
  3. 両校を統合した場合
    この両校を統合した場合、一時的に適正規模をやや上回る19~20学級程度になると見込まれますが、その後は、適正規模(18学級以下)になると予測されます。
  • 地理的な状況
    上野台中学校は、八景、上野台中学校区の比較的中央部に近い場所に位置しますが、敷地、校舎規模が小さく700人規模の生徒の受け入れは困難です。
    八景中学校は、本市の最南端に位置し、国道から学校までの進入路も狭い急坂であり、地理的、地形的な課題を抱えています。
  • 歴史的な状況
    昭和50年に旧八景中学校区の一部〔志手原小学校区、小野小学校区、三輪小学校区の一部〈大原〉〕が分離し、旧羽束中学校区と合併して、現在の上野台中学校が開校しました。
    開校の経過から、上野台中学校区と八景中学校区の関係は深いと考えられます。
  • 再編案
    「上野台中学校と八景中学校の統合」を進めることとし、上記の地理的、歴史的な状況に加え、八景中学校の生徒数が多数(9割近く)を占めることから、場所は「現在の八景中学校区内」で検討します。

2.長坂中学校と藍中学校の統合を進めます

長坂中学校と藍中学校の再編計画について
生徒数、学級数の推移予測 再編の考え方
  1. 現在の両校の状況
    平成30年度現在、長坂中学校は5学級125人、藍中学校は6学級159人が在籍しています。
    いずれの中学校も、適正規模を下回り、今後もさらに生徒数の減少が続くと予測され、藍中学校においても平成36年度には単学級の学年が生じると見込まれます。
  2. 両校を統合した場合
    この両校を統合した場合、平成34年度までは適正規模校(9学級)が確保できますが、それ以降は、適正規模を再び下回り、平成42年度には6学級になると見込まれます。
    しかし、これ以上の広範囲の再編は、校区が非常に大きくなり、生徒の通学負担の増大が予想されること、相野駅、広野駅周辺のまちづくりが現在計画、検討されていることなどを考慮し、この2校の統合を進めることとします。
  • 地理的な状況
    藍中学校は、藍、長坂中学校区の中央部よりかなり西側に位置しています。
    一方、長坂中学校は、両校区の比較的中央部に近い場所に位置し、国道に面していることなどから、交通の利便性も比較的良いと考えられます。
  • 歴史的な状況
    藍中学校は、つつじが丘地区の人口増に伴い、平成3年に長坂中学校から分離して開校しました。
    開校の経過から、長坂中学校区と藍中学校区の関係は深いと考えられます。
  • 再編案
    「長坂中学校と藍中学校の統合」を進めることとし、上記の地理的、歴史的な状況に加え、平成38年度以降、長坂中学校の生徒数の方が多くなると予測されることから、「現在の長坂中学校」を統合場所として進めていきます。

(注意)令和元年6月に、長坂中学校と藍中学校の再編計画については、取り下げています。

「三田市立学校再編計画(第1次計画)」説明会の概要

長坂・藍中学校区

上野台・八景中学校区

よくあるご質問

よくあるご質問とお答え
番号 ご質問 お答え
1 なぜ、学校再編が必要なのですか。 三田市立小中学校の児童生徒数は平成10年度の15,515人をピークに年々減少し、平成30年度には8,901人となっています。学校の小規模化に伴い、特に中学校では、教員定数が教科数に満たないとその教科の免許を持たない教員が指導すること(免許外指導)や部活動の減少など、子どもたちの教育活動に様々な支障が出ていることから、学校再編についての検討が必要となりました。
2 その他の中学校の再編計画や小学校の再編計画はないのですか。 生徒数の減少が著しく課題の大きい中学校の再編について、今回の第1次計画としてお示ししています。その他の小中学校については、将来的な児童生徒数の推移も考慮しながら、適切な時期にお示しします。
3 地域での協議はどのように進められるのですか。 対象となる中学校区で地域協議会を設置し、令和元年12月からご協議いただいています。地域協議会は、各小中学校の保護者や区・自治会等の地域代表、再編対象となる学校長等で構成しています。
地域協議会の詳細等については、三田市立上野台中学校及び八景中学校再編地域協議会の概要をご覧ください。
子どもたちにとって望ましい教育環境の実現に向け、保護者、地域の皆さまとの協議を進めてまいります。

関連リンク

この記事に関するお問い合わせ先

学校教育部 学校再編課
〒669-1595 兵庫県三田市三輪2丁目1番1号
電話番号:079-559-5558
ファクス番号:079-563-1343

メールフォームからのお問い合わせ

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
このページの情報は役に立ちましたか?
このページの情報は見つけやすかったですか?