市街地開発事業
市街地開発事業
土地区画整理事業
土地区画整理事業は、都市計画区域内の土地について公共施設の整備改善及び宅地の利用増進を図るため、土地所有者が道路、公園等公共施設用地を公平に負担し、土地の区画形質の変更及び公共施設の新設、変更を行うことにより健全な市街地を形成する事業であり、都市整備に果たす役割はきわめて大きいものがあります。
名称 | 面積(ヘクタール) | 最終告示 | 当初告示 | 備考 |
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西山土地区画整理事業 | 16.6 | 平成2年9月25日 | 昭和62年12月28日 | 組合施行 |
対中町土地区画整理事業 | 12.0 | 令和6年4月1日 | 平成6年12月9日 |
廃止 ※地区計画へ移行 |
天神土地区画整理事業 | 20.0 | 平成10年12月18日 | 平成7年12月12日 | 組合施行 |
北摂三田第二テクノパーク土地区画整理事業 | 97.1 | 平成24年3月30日 | 平成9年5月27日 | 個人施行 |
福島土地区画整理事業 | 5.3 | 平成28年3月29日 | 平成28年3月29日 | 組合施行 |
4地区 総面積139.0ヘクタール
※対中町土地区画整理事業は、令和6年4月1日付けで廃止。
西山土地区画整理事業
西山土地区画整理事業は1987(昭和62)年に都市計画決定、1989(平成元)年に組合が設立され、2001(平成13)年度に事業が完了しました。主な都市施設としては、幹線街路横山天神線、区画街路本町西山線、西山1・2・3号公園が整備されました。
対中町土地区画整理事業(廃止)
対中町土地区画整理事業は、1994(平成6)年に都市計画決定されました。主な都市施設として幹線街路国道線、八景線、対中公園等が計画されています。
しかし、関係権利者等における合意形成が進まず、土地区画整理事業は長期未着手となっており、土地区画整理事業に代わるまちづくりについて検討を進めた結果、地区計画を策定することで、良好な住環境を有する市街地形成の誘導を図ることとなった。
天神土地区画整理事業
天神土地区画整理事業は、1995(平成7)年に都市計画決定、1997(平成9)年に組合が設立され、2011(平成23)年度に事業が完了しました。主な都市施設として幹線街路横山天神線、天神武庫が丘線、天神1・2・3公園が整備されました。
北摂三田第二テクノパーク土地区画整理事業
北摂三田第二テクノパーク土地区画整理事業は、1997(平成9)年に都市計画決定されました。新産業団地として民間開発事業者によって2地区に区分して施行され、A地区は2012(平成24)年度に、B地区は2015(平成27)年度に事業が完了しました。主な都市施設として幹線街路第二テクノ線、皿池湿原公園、北摂17号公園が整備されました。
福島土地区画整理事業
福島土地区画整理事業は、2016(平成28)年に都市計画決定、同年に組合が設立されました。新三田駅利用者や周辺地域の居住者等に対する生活支援機能の立地を誘導するため事業が進められています。
その他の土地区画整理事業
三田市には都市計画決定なしで施行された土地区画整理事業もあります。
- 古城川土地区画整理事業(約6.1ヘクタール、組合施行、1980(昭和55)年度完了)
- 上井沢緑住土地区画整理事業(約1.5ヘクタール、組合施行、2001(平成13)年度完了)
新住宅市街地開発事業
人口集中の著しい市街地の周辺地域において、居住環境の良好な住宅地の大規模な供給を図るための事業です。
三田市では1970(昭和45)年に北摂地区新住宅市街地開発事業が都市計画決定され、1971(昭和46)年に兵庫県施行の南・西地区、1973(昭和48)年に日本住宅公団(のちの住宅・都市整備公団(現都市再生機構))施行の中央地区が工事着手されました。2014(平成26)年度に南・西地区、2008(平成20)年度に中央地区の工事が完了しています。
1982(昭和57)年に南地区の北摂三田フラワータウン、1987(昭和62)年に中央地区の同ウッディタウン、1992(平成4)年に西地区の同カルチャータウンのまち開きが行われました。現在まで順次入居が進んでいます。
名称 | 面積(ヘクタール) | 最終告示 | 当初告示 | 備考 |
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北摂地区新住宅市街地開発事業 | 1,074 | 平成20年8月5日 | 昭和45年12月18日 | 県、都市再生機構施行 |
工業団地造成事業
工業開発による公害等の弊害を避け、工場の集団化による適正配置と市街地での土地利用の純化にも役立てるための事業です。
三田市では、北摂工業団地造成事業が都市計画決定され、1972(昭和47)年に日本住宅公団(のちの住宅・都市整備公団)の施行により工事着手され、2001(平成13)年度に工事完了しています。
1987(昭和62)年から操業が始まり、北摂三田テクノパークを形成しています。
名称 | 面積(ヘクタール) | 最終変更 | 当初告示 | 備考 |
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北摂工業団地造成事業 | 136 | 平成3年5月10日 | 昭和45年12月18日 | 住宅・都市整備公団施行 |
市街地再開発事業
市街地再開発事業とは、市街地の土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図るために、建築物とその敷地の整備並びに道路等の公共施設の整備に関して行われる事業です。
市街地再開発事業には、「権利変換方式」による第一種市街地再開発事業と、特に公益性の高い区域や防災上の観点から整備の必要な区域を「用地買収方式」で施行する第二種市街地再開発事業があります。
名称 | 面積(ヘクタール) | 最終告示 | 当初告示 | 備考 |
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三田駅前Aブロック地区第二種市街地再開発事業 | 1.5 | 平成3年12月13日 | 平成2年7月13日 | 市施行 |
三田駅前Dブロック地区第一種市街地再開発事業 | 0.7 | 平成9年10月14日 | 平成9年10月14日 | 組合施行 |
三田駅前Bブロック地区第一種市街地再開発事業 | 0.9 | 平成24年8月31日 | 平成21年4月13日 | 組合施行 |
三田駅前Cブロック地区第一種市街地再開発事業 | 1.9 | 未告示 | 令和2年3月3日 | 組合施行 |
4地区 総面積5.0ヘクタール
三田駅前Aブロック地区第二種市街地再開発事業
三田駅前Aブロック地区第二種市街地再開発事業は1990(平成2)年に都市計画決定され、1996(平成8)年より市施行で、2005(平成17)年度に事業が完了しています。商業ビル、立体駐車場の施設建築物と、停車場線、駅前線、駅前1号線、駅前交通広場、ペデストリアンデッキ、駅前地下駐輪場などの公共施設が整備されました。
三田駅前Dブロック地区第一種市街地再開発事業
三田駅前Dブロック地区第一種市街地再開発事業は1997(平成9)年都市計画決定され、1999(平成11)に組合が設立し、2002(平成14)年度に事業が完了しています。ホテル、立体駐車場の施設建築物、駅前2・3号線の公共施設が整備されました。
三田駅前Bブロック地区第一種市街地再開発事業
三田駅前Bブロック地区第一種市街地再開発事業が2009(平成21)年に都市計画決定され、2012(平成24)年に組合が設立し、2017(平成29)年に工事が完成しています。共同住宅、店舗、高齢者支援施設の施設建築物、駅前線、駅前1号線の公共施設が整備されました。
北摂三田ニュータウン
北摂三田ニュータウンは、“神戸三田”国際公園都市の一翼を担い、快適な居住空間と、働き、学び、憩い、かつ交流する高次都市機能を兼ね備えた複合機能都市の形成を目指しています。
北摂三田ニュータウンは、フラワータウン・ウッディタウン・カルチャータウンの3つの住宅団地と、テクノパーク・第二テクノパークの工業団地から成ります。
住宅団地は9つの住区に区分し、緑豊かな自然と調和させながら、戸建住宅から中高層住宅までがバランスよく住宅地を構成し、学校・病院・店舗など公益的施設と、研修所など特定業務施設が計画的に配置されています。特に、カルチャータウンについては、兵庫県の北摂学園都市構想に基づき、国際的な教育・文化の拠点となる学園ゾーンの整備など、個性あるまちづくりが進められています。
また、テクノパーク・第二テクノパークは、近畿圏における適正な工業配置を促進するとともに、産業都市として高速交通網などすぐれた立地条件を活用することができる広域な視野に立った工業団地です。
地区名 | 計画面積 | 計画人口 | 事業手法 | 事業主体 |
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北摂三田フラワータウン | 337ヘクタール | 34,000人 | 新住宅市街地開発事業 | 兵庫県 |
北摂三田ウッディタウン | 587ヘクタール | 48,000人 | 新住宅市街地開発事業 | 都市再生機構 |
北摂三田カルチャータウン | 150ヘクタール | 6,000人 | 新住宅市街地開発事業 | 兵庫県 |
北摂三田テクノパーク | 136ヘクタール |
(記載なし) |
工業団地造成事業 | 都市再生機構 |
北摂三田第二テクノパーク | 97ヘクタール |
(記載なし) |
土地区画整理事業 | 大和ハウス工業株式会社 |
3住宅団地、2工業団地 総計画面積1,307ヘクタール 総計画人口88,000人
三田駅前再開発整備構想
JR三田駅前は三田市の玄関口であり、中心商業地であるとともに、内陸都市圏の中心商業地としての役割も担っています。
三田駅前のターミナル機能の集積と中心商業地としての活性化、近代化を図るために、道路・駅前広場等の公共施設の整備や商業・業務用施設の整備を行い市街地の再編成を進めます。
また、土地の合理的かつ健全な高度利用や都市機能の更新を図り、三田市の玄関口にふさわしいゆとりある空間整備を誘導していきます。
構想では、三田駅前の約5ヘクタールをA・B・C・Dの4ブロックに区分し、市街地再開発事業の順次整備によって実現をめざすこととしています。
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更新日:2024年04月01日