都市施設
交通施設
道路
都市において、道路は最も基本的な都市施設であり、人と物の輸送という主な目的のほか、市域のバランスよい発展と活力を創出する動脈として、日々の市民生活に欠かせない役割を果たします。
都市における道路には、交通機能のほか、空間機能、市街地形成機能があり、各々の役割に応じた道路を計画しています。
令和6年4月1日現在、三田市では、全43路線、総延長65,476メートルを都市計画決定し、32路線で整備が完了、総延長の約85%が整備済みです。整備状況は、図面で確認できます。
※3.5.301八景線が令和6年4月1日付で廃止。
都市計画道路の指定状況
交通広場
交通広場は、ターミナルとしての機能、地区住民の交流の場、防災空間、都市景観の面等で重要な機能を有しています。
三田市では、市街地にある三田駅、新三田駅、三田本町駅、横山駅、フラワータウン駅、南ウッディタウン駅及びウッディタウン中央駅の駅前に交通広場が都市計画決定され、全てが供用されています。
都市高速鉄道
都市高速鉄道とは、都市の健全なる形成・発展を図るため、鉄軌道を都市の根幹的都市施設として位置づけ、道路との立体化を目的として都市計画決定された鉄道をいいます。
三田市では、北摂三田ニュータウンの交通需要に対処するため、1987(昭和62)年に神戸電鉄横山駅よりウッディタウン中央駅まで都市計画決定され、神戸電鉄公園都市線として1991(平成3)年にフラワータウン駅まで、1996(平成8)年に全線が開通しました。
都市高速鉄道の指定状況
名称 | 延長(メートル) | 主要施設 |
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北摂1号線 | 260 | 横山駅(1,800平方メートル) |
北摂2号線 | 4,300 | 北摂南駅(2,100平方メートル)、北摂中央南駅(2,000平方メートル)、北摂中央北駅(2,100平方メートル) |
(当初告示:昭和62年10月23日)
駐車場
駐車場は、鉄道各駅周辺などにおいて違法駐車・放置自転車等により人や車の流通が阻害されたり、環境・景観が損なわれたりするなどの問題を解決する要素を有しています。
そして交通結節点としての機能向上に資する施設として、三田駅に自転車、新三田駅に自転車・自動車駐車場が都市計画決定され、整備されています。
都市計画駐車場の指定状況
番号 | 名称 | 面積(平方メートル) | 最終告示 | 当初告示 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 三田駅前地下駐輪場 | 2,000 | 令和2年3月3日 | 平成3年12月13日 | 原付・自転車(1200台) |
2 | 新三田駅前自動車駐車場 | 3,500 | 未告示 | 平成6年3月29日 | 自動車(280台) |
3 | 新三田駅前自転車駐車場 | 3,500 | 未告示 | 平成6年3月29日 | 原付・自転車(2360台) |
公共空地
魅力ある都市として発展するためには、市民生活において、うるおいとやすらぎを享受できる環境づくりが重要です。このため、緑豊かな三田市の特性を生かし、本市を貫流する武庫川を緑水軸として、水と緑に親しめる環境づくりを推進します。
緑の基本計画
緑の基本計画とは、そのまちのみどり全般について将来のあるべき姿とそれを実現するための施策をあきらかにするもので、三田市では2006(平成18)年に策定されました。
緑を敬う(緑の保全・活用)、緑の恩を忘れない(緑の創出・育成)、緑で助け合う(緑の交流)の3つを基本目標としています。
公園・緑地
都市計画公園及び緑地は、住民の屋外における休息、鑑賞、遊技、運動その他レクリエーションの用に供するとともに、自然環境の保全、都市環境の整備及び改善に資するために設ける都市施設です。
公園には様々な種別があり、それら種別により計画的に配置されています。
都市計画公園・緑地の指定状況
供給施設又は処理施設
下水道
下水道は、生活環境を安全で快適なものにするために重要な役割を果たしています。
下水道(汚水)により家庭の雑排水や工場等の汚水を円滑に排除・処理し、周辺の環境の改善と公衆衛生の向上を図り、特に便所の水洗化が促進されることによって、快適で衛生的な生活環境づくりが図られます。
また下水道(雨水)は都市に降った雨水を速やかに排除して、浸水による被害から貴重な生命や財産を守るために欠かせない施設です。
三田市公共下水道
三田市の公共下水道(汚水)は武庫川上流流域下水道に接続されています。公共下水道(雨水)については、市街地の浸水対策として整備が進められています。
公共下水道の指定状況
名称 | 三田市公共下水道 |
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排水区域 |
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下水管渠 |
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(最終変更:平成28年9月14日、当初決定:昭和53年12月12日)
武庫川流域下水道
流域下水道は、その河川の流域の汚水を広域的に処理する施設として、幹線管渠と処理施設からなっています。武庫川上流流域下水道は、北摂・北神地域の生活環境の向上と武庫川の水質保全を図るため、神戸市、西宮市及び三田市の区域を対象として兵庫県の建設、管理によって、1985(昭和60)年に供用開始されています。
流域下水道の指定状況
名称 | 武庫川上流流域下水道 |
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排水区域 |
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下水管渠 |
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その他施設 | 武庫川上流浄化センター(面積約121,300平方メートル) |
(最終告示:平成24年7月17日、当初告示:昭和45年12月18日)
ごみ焼却場
ごみの排出量は、人口増加や生活様式の変化に伴い年々増加しています。また排出されるごみの質は多種多様化しています。
1974(昭和49)年に竣工したごみ焼却場の老朽化に対応するため、1992(平成4)年に近代的な処理設備を備えたクリーンセンターが稼働しています。
ごみ焼却場の指定状況
名称 | 面積(平方メートル) | 備考 |
---|---|---|
2号三田市ごみ焼却場 | 26,900 |
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(最終告示:令和6年8月1日、当初告示:昭和45年12月28日)
し尿処理施設
三田市のし尿処理は、公共下水道、農業集落排水、コミュニティ・プラント、浄化槽、汲み取り式便所で対応しており、三田市環境センターでは、汲み取り式便所のし尿と、公共下水道以外の浄化槽等から発生する汚泥を処理しています。
1981(昭和56)年に竣工した環境センターの老朽化に伴い、2010(平成22)年に最新の処理設備を備えた新しい環境センターが稼働しました。
し尿処理場の指定状況
名称 | 面積(平方メートル) | 備考 |
---|---|---|
1号三田市環境センター | 7,200 | 計画処理能力1日あたり44キロリットル |
(最終告示:平成30年4月1日、当初告示:昭和41年3月3日)
関連リンク
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更新日:2024年10月15日