「食」がもったいない!【食育コラム令和元年12月号】
食品ロスの現状
食べ残し、売れ残りや期限が近いなど様々な理由で、食べられるのに捨てられてしまう食品のことを「食品ロス」といいます。
日本は、食料自給率(カロリーベース)38%と、食料の多くを輸入に頼る一方で、食品ロスは年間600万トンを超え、人口1人当たりにすると、1年間に約51キログラムの食品を捨てていることになります。
食品ロスは、食べることに関係する様々な場所で発生しています、約半分が事業所から、残り半分は家庭から発生しています。
三田市で家庭から排出される可燃ごみのうち、30.4%が家庭の台所からでる食べ物のごみです。
その内、未利用食品が9.0%と、少なくとも約1割が食品ロスとして廃棄されています。

食品ロスを減らすためには
食べ物を無駄にしないためには、「買いすぎず」「使い切る」「食べ切る」ことが大切です。
また、残った食材は別の料理に活用したり、外出時には食べきれる分だけ注文するといった工夫もあります。
消費者庁より食材を無駄にしないレシピが紹介されているので、活用してみてはいかがでしょうか。

料理レシピサイト「クックパッド」
「消費者庁のキッチン(公式ページ)」(cookpadのサイト)(別ウィンドウで開きます)
残さず食べよう!30・10(さんまるいちまる)運動
30・10運動とは、宴会時の食べ残しを減らすためのキャンペーンで、
- 〈乾杯後30分間〉は席を立たずに料理を楽しみましょう。
- 〈お開き10分前〉になったら、自分の席に戻って、再度料理を楽しみましょう。
と呼びかけて、食品ロスを削減するものです。これから忘年会・新年会などが多く開かれるシーズンです。
「もったいない」を心がけ、楽しく美味しく宴会を楽しみましょう!
「買いすぎない」「作りすぎない」「食べきる」工夫と、「30・10運動」で食品ロスを減らそう!
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更新日:2022年03月31日