自分に合った食事の仕方【食育コラム平成31年3月号】

更新日:2022年03月31日

ページID: 2304

 近年、ライフスタイルの変化に伴い、中食(なかしょく)の機会が増えています。
 中食とは、惣菜やコンビニ弁当などの調理済み食品を自宅で食べることです。

 三田市のアンケート調査では、中食の利用頻度が高い人は、バランスの良い食事をしている頻度が低い傾向があるという結果が出ています。
 市販の食品は便利ですが、利用する際には少し考えて選ぶ必要がありそうです。

中食の頻度とバランスのよい食事の頻度のグラフ

中食を利用するときはここに注意!~注意が必要なポイントを知って上手に活用しよう~

 市販の惣菜や冷凍食品・レトルト食品・缶詰などは、忙しいときに役立ちます。
 ただし、これらの市販の食品を利用するときは、下記のように注意が必要なポイントがあります。

  • 好きなメニューに偏りがちになる
  • 味付けの濃い物、糖分・塩分・油分のとり過ぎとなる
  • 野菜が不足、栄養バランスが偏るおそれがある

 そのためには、主食・主菜・副菜のバランスを意識して買うことが重要です。(バランスの良い食事について食育コラム9月号を御覧ください。)

 栄養バランスを整える上で足りないものを補うために、どのような市販の食品が使えるか見てみましょう。

主食になる食品が足りないときは?

主食になるパンとかご飯を表すイラスト

 →シンプルなパン(食パンやロールパンなど)、パックご飯など

市販のおにぎりは塩分や添加物が多く、家で作ったおにぎりと同じではありません。

 主食のはたらき:ごはん・パン・めん類などで、炭水化物を多く含み、エネルギーのもとになる。

主菜になる食品が足りないときは?

豆腐、納豆、サラダチキンなどのイラスト

→豆腐、納豆、サラダチキンなど

魚の缶詰は水煮缶を選びましょう。塩分表示もチェックし、追加の味付けは控えめに。

 主菜のはたらき:魚や肉・卵・大豆製品などを使ったおかずの中心となる料理で、たんぱく質や脂肪を多く含み、血液や筋肉のもとになる。

副菜になる食品が足りないときは?

袋に入ったカット野菜や冷凍野菜と大根おろしなどのイラスト

→カット野菜や冷凍野菜は、色々な種類の野菜をとるのに活躍します。
 大根おろしをおかずにプラスしても。

 副菜のはたらき:野菜・海藻類などを使った料理で、ビタミンやミネラル・食物繊維などを多く含み、体の調子を整える。

市販のおやつ

お茶や果物や乳製品(プレーンヨーグルトなど)のイラスト

飲み物は?

 お菓子ではなく、果物や乳製品(プレーンヨーグルトなど)を利用。
 水分補給のための飲み物は、ジュースではなくお茶を選びましょう。お子さんは牛乳でもOK。

自分に合った食事の仕方

  市販の食品を選ぶ際の目安になるのが、栄養成分表示です。(栄養成分表示について食育コラム2月号を御覧ください。)

 手作りの食事に比べ、市販の食品はエネルギー(カロリー)や塩分が多くなりがちです。
 気づかないうちにエネルギーや塩分をとり過ぎることがないよう、栄養成分表示を見て選びましょう。

中食・外食でも、主食・主菜・副菜をそろえてバランスよく!

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 健康増進課
〒669-1514 三田市川除675 総合福祉保健センター
電話番号:079-559-6155
ファクス番号:079-559-5705

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