栄養成分表示を知っていますか【食育コラム平成31年2月号】

更新日:2022年03月31日

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 買い物をするとき、食品に書かれている表示を見ていますか。
 食品には、「どこで作られたのか」「何からできているのか」「どんな栄養素が含まれるか」「いつまで食べられるか」など、さまざまな情報が載っていますね。

 三田市のアンケート調査で、加工食品を購入する際に気を付けていることを聞いたところ、最も多かったのは「期限表示(賞味期限・消費期限)」で、73.8%の方が気を付けていると回答しました。

食品を購入する際に気を付けていることのグラフ

 また、加工食品を買うときに「栄養成分表示」に気を付けているという方は17.8%という結果でした。
 食品を選んで買うことは、ご自身の健康管理にもつながります。

栄養成分表示を見てみよう

 栄養成分表示を見ると、その食品に含まれるエネルギーや食塩の量が分かります。

(注意)平成27年4月1日に食品表示法が施行され、一般用加工食品に栄養成分表示が義務付けられました。栄養成分表示には必ず、熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量の5つを表示することになりました。

 たとえば、1日の塩分は、女性1日あたり7グラム未満、男性1日あたり8グラム未満が目安です。そのため、1食2~3グラム以内にとどめることが望ましいとされます。
 ですが、市販の加工食品を利用すると、どうしても塩分が多くなりがちです。

 そこで、栄養成分表示の「食塩相当量」を見て選んでみましょう。
 食塩相当量を確認することで、塩分の少ない食品を組み合わせる、塩分の多い食品を連続しないようにするといった、塩分摂取量を抑える工夫ができます。

 また、栄養成分表示は、1食分あたりの量が書かれていることもあれば、100グラム(100ミリリットル)あたりや1包装あたりの量が書かれていることもあります。
 表示では一見少ないようでも、実は1食分に直すと意外とカロリーや塩分が多かったということもあるので、注意しましょう。

 栄養バランスを整えるためのツールとして、総菜などの市販品を買うときは、なるべく栄養成分表示を参考にしましょう。

ゼロカロリーはいくら摂っても良い?

 カロリー(熱量、エネルギー)は、食品100グラム(飲料100ミリリットル)当たり5キロカロリー未満であれば「ゼロ」「無」「ノン」などの表示ができることになっています。
 そのため、ゼロカロリー飲料500ミリリットルであれば、25キロカロリー弱含んでいることも考えられます。(25キロカロリーは、スティックシュガー2本分程度のカロリーに相当)

 この他にも「〇〇控えめ」や「〇〇オフ」など、パッケージにはさまざまな種類のキャッチコピーが載っています。
 ですが、こういったキャッチコピーだけで決めるのではなく、栄養成分表示も見比べて選んでみましょう。

栄養成分表示を知っていますか

 食品の表示には大切な情報が満載!
 買い物のときには、気を付けて見てみよう

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