三田市立幼稚園のあり方に関する基本方針を策定しました
全国的な少子化の流れの中で、本市においても、学校園の一部で小規模化が進み、保育・教育へのさまざまな課題が出てきています。幼稚園においては、平成13年度には834名であった園児数は平成30年度には296名と約1/3になり、市立幼稚園における園児数の減少は極めて深刻な状況となっています。
平成30年度より施行された幼稚園教育要領では、「幼児期に育みたい資質・能力」、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」が示され、小学校以降の生活や学習の基礎を培い、変化の激しい現在社会において、様々な状況に対応できる力の基礎を育むことが求められています。
これらの教育・保育を推進していくためには、社会性が著しく発達していく幼児期において、幼児が集団の中で、多様な個性と出会い、様々な考えに触れたり、自分の思いを伝えたり、相手の思いを受け入れたりしながら折り合いをつけるなど、集団生活を通して、多様な体験を積み重ねていくことが大切であると考えます。
このような状況から、学識経験者、PTA・市民委員・学校園関係者等で構成する「三田市立学校園のあり方審議会」において、「三田市立小中学校のあり方」に引き続き、今後の「三田市立幼稚園のあり方」について、平成30年4月から計5回の審議を行い、平成30年9月に答申をいただきました。
市教育委員会では、審議会からの答申を十分に尊重し、「三田市立幼稚園のあり方に関する基本方針(案)」を策定するとともに、平成30年11月1日から12月3日の間でパブリックコメント(市民意見の募集)を経て、基本方針を策定しました。
今後、この基本方針に基づき、三田の子どもたちの未来のために望ましい教育・保育環境の実現とあわせて、多様なニーズに対応するべく努めてまいります。
基本方針のダウンロード
三田市立幼稚園のあり方に関する基本方針 (PDFファイル: 1.5MB)
基本方針策定の経緯
- 平成29年7月25日 三田市立学校園のあり方審議会設置
- 平成30年4月25日~平成30年9月14日 三田市立学校園のあり方審議会(計5回開催)
については下記リンク先の該当箇所をご覧ください。
- 平成30年10月 三田市立幼稚園のあり方に関する基本方針(案)策定
については下記リンク先の該当箇所をご覧ください。
- 平成30年11月1日~平成30年12月3日 三田市立学校のあり方に関する基本方針(案)に対する市民意見(パブリックコメント)の募集
- 平成31年1月 市民意見の募集結果と意見に対する市の考え方について(公表)
三田市立幼稚園のあり方に関する基本方針策定
については下記リンク先の該当箇所をご覧ください。
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更新日:2022年03月31日