三田市未来への財政ロードマップおよび第1次実行計画の策定について
財政ロードマップとは
目的と意義
三田市は、ニュータウン開発による急激な人口増加等を背景に成長してきましたが、人口の減少局面に転じて10年以上が経過し、これからのまちづくりを考えるうえでは、いくつかの避けて通れない課題に直面しています。
ひとつは、総人口の減少に加え、国・県を上回るスピードで少子高齢化が進行していきます。働き手となる世代の減少により、安定した税収が見込みづらくなる一方で、福祉や医療などの支出は今後ますます増えていくことが予想されます。
もうひとつは、まちの成長に伴い整備してきた公共施設の老朽化です。大規模な修繕や建替えが必要になる施設が増える中、限られた財源ですべてを維持していくのは現実的ではありません。
さらに、行政運営の現場でも、業務の複雑化が進み、従来のやり方では対応しきれない場面が増えてきました。今後、持続可能な行政運営を行うためには、業務の効率化や仕組みの見直しが必要不可欠です。
こうした課題が複合的に絡み合い、今後の財政構造にも大きな影響を与えることが懸念されています。これらに正面から向き合い、「将来の収支不足をどう防ぐか」「必要なサービスをどう守るか」「未来への投資をどう確保するか」という問いを市民の皆さんと共有し答えを見出すため、本ロードマップを策定しました。
本ロードマップは、
「こどもを核としたまちづくり」への財源を確保すること
「限られた資源で最大の成果をあげる」仕組みをつくること
「次の世代へ、ふるさと三田を継承」すること
を目的とした10年間の取り組みです。
取組期間
令和7年度から令和16年度までの10年間
- 第1次実行計画(令和7年度から令和9年度までの3年間)
- 第2次実行計画(令和10年度から令和12年度までの3年間)
- 第3次実行計画(令和13年度から令和16年度まで4年間)
策定経緯
| 時期 | 項目 |
| 令和6年8月 | 三田市財政構造改善の骨子作成 |
| 令和7年2月 | 三田市財政収支見通しの公表 三田市未来への財政ロードマップ(骨子)の策定 |
| 令和7年8月 | 三田市未来への財政ロードマップ(案)および第1次実行計画(案)の公表 |
| 令和7年9月~11月 | パブリックコメント、市民意見交換会の実施 市民意見を計画に反映 |
| 令和7年12月 | 三田市未来への財政ロードマップおよび第1次実行計画を策定 |
市民意見の計画への反映
パブリックコメントや市民意見交換会等でいただいたご意見を踏まえ、当初(案)を以下の通り見直しました。
| 変更した取組項目 | 当初(案)の内容 | 見直しの内容 |
| ごみ処理施策の充実と支える仕組みづくり | ごみの排出量に応じた手数料を負担いただく仕組みを検討する。 | 手数料によるごみ袋代金への上乗せは凍結し、ゼロベースで持続可能なごみ処理施策のあり方を検討する。 |
| 多世代交流館の廃止 | 多世代交流館機能を新たに整備する公共施設に統合することを検討する。 | 取組項目から削除する。 |
策定後の進め方
各取組項目について、実施の可否や手法の検討がスタートします。なお、検討にあたっては取組項目ごとに必要に応じて別途市民意見を聴く手続きを実施し、市民の皆さんと一緒に考えていきます。

ダウンロード
三田市未来への財政ロードマップ (PDFファイル: 2.1MB)


更新日:2025年12月19日