学校トピックス(2023年1月)

更新日:2023年01月31日

ページID: 21068

1月27日(金曜日)

オープンスクール

 途中から雪が降る悪天候の1日でしたが、5,6校時でオープンスクールを実施しました。延べ262名もの保護者の方がご来校になり、熱心に廊下から授業の様子を見ていただきました。保護者の皆様が来られているおかげで、生徒たちは大変張り切って授業に取り組んだようです。また、受付をPTA本部役員の皆様にお世話になりました。天候の関係で、受付場所を生徒玄関から会議室に変更しましたが、丁寧に受付をしていただき、大変助かりました。ありがとうございました。

6校時には、2年生が体育館で「トライやる・ウィーク」の体験発表(各クラスから3名ずつ)を行いました。発表者は印象に残った活動を4コマ漫画に表し、それぞれ充実感のある感想を述べてくれました。最後には、トライやる中の写真がスライドショーで流れました。

保護者の皆様、寒い中、参観いただきありがとうございました。

1月25日(水曜日)

最強寒波到来

今季最強の寒気が流れ込み、三田市も昨晩から雪が降り続き、学校も一面真っ白の雪化粧となりました。

正門や生徒玄関付近も雪が積もり、たいへん滑りやすくなっていたので、先生たちで融雪剤をまき、ほうきを使って雪を掃きました。朝の会では、担任の先生から「今日は絶対に校舎内で走らないように」と注意をしました。生徒のみなさん、ケガをしないよう安全に学校で過ごしてくださいね。

給食後、グラウンドは雪遊びをする生徒でいっぱいになっていました。かわいいウサギの雪だるまを作った女子もいました。

生花ボランティアさん

 地域の方にいつも綺麗なお花を玄関と配膳室前に生けていただいています。ありがとうございます。

1月17日(火曜日)

阪神・淡路大震災から28年

8時35分、阪神・淡路のある南側を向き、犠牲となられました多くの方々のご冥福をお祈りし黙とうを行いました。

1月27日オープンスクールのご案内

 オープンスクール(1月27日)の時間割が決まりましたのでお知らせします。新型コロナウイルス感染症について、またまだ気を緩めることができない状況です。何とぞ先日配布したお知らせの通り、廊下での会話を控えるなど、感染対策にご協力いただき、参観願います。

1月16日(月曜日)

避難訓練

 本日5校時に、避難訓練を行いました。いつどのような災害が、どのような規模で起きるか分かりません。これらに対して、自分の身を守るために、自分が考えて正しく判断し行動できる生徒を育成するため、今回は地震から自分自身で身を守る行動をとり、 安全に避難をすることをねらいとしました。

 5校時開始5分後に、放送にて「緊急地震速報」を流し、40秒間大きな揺れが起こると想定して机の下に隠れて頭を守りました。そして揺れがおさまると安全にグラウンドへ避難しました。

 三田市消防本部から講師の方をお招きし、避難訓練の講評をしていただき、その後、消火訓練をご指導いただきました。

 消火訓練では、各クラス代表1名に学年の先生も加わり、1年生、2年生、3年生の順で前に置いた的を水消火器で早く倒す競争をしました。「火事だー!」という大きな声を出し、安全ピンを抜き、ホースを的に向け、レバーを握って水を出し、みんなやる気まんまんで的を早く倒すよう頑張りました。

1年生代表

2年生代表

3年生代表

出場した代表の生徒に消防本部の方から記念の「消防車、救急車、消火器の消しゴム」をプレゼントしていただきました。

生徒集会

表彰伝達

 生徒集会に先立ち、表彰伝達を行いました。女子バレー部、剣道部、人権作文、人権標語、ラブピースを使った4コマ漫画、県の総合文化祭(書写、美術)、兵庫県学校歯科保健優良校、とたくさんの表彰状をもらってきてくれました。

生徒集会

 生徒会も新体制となりました。本日から新生徒会役員が生徒集会を運営してくれます。まだまだ不慣れな所もあるでしょうが、一生懸命頑張っている姿にとても好印象を受けました。

 最初に新生徒会長から挨拶がありました。堂々と挨拶をしており、とても感心しました。

教頭先生から次のお話がありました。

◇新しい年になり、生徒会も新体制となりました。新しい生徒会のみなさんには、生徒会選挙の所信表明で述べていた「自分が生徒会役員に選ばれたら、こんなことをやっていきたい。」ということを大切にして、その実現に向けて全力で頑張って欲しいと思います。生徒のみなさんも、この新生徒会役員を温かく支えてあげてください。

◇日本は地震が多く発生する国といわれ、世界で起こるマグニチュード6以上の地震の20%が日本周辺で発生しています。今から28年前、平成7年1月17日5時46分に淡路島を震源地とするマグニチュード7.3というとてつもなく大きな地震が起こりました。のちに「阪神・淡路大震災」と命名された大地震を先生は宝塚市で体験しました。先生の体験したこと、感じたことをみなさんに話したいと思います。

当時、宝塚市の中学校の教師をしていた私は、震災当日大きな地震によって目を覚まされました。寝ている布団の近くに置いていたテレビやタンスはすべて倒れ、自分で自由に動くことができない大きな揺れに合いました。家の中はグチャグチャでしたが、この大きな地震の中で登校してくる生徒のことが心配で、学校に向かいました。まだ薄暗い中だったので、周りの状況がよく分かりませんでしたが、うっすらと見える周りの景色がいつもと違い、たいへんなことが起こったという思いが学校に近づくほど感じられました。

学校に入るとトロフィーを入れる棚が廊下に倒れ、ガラスが割れてあちこちに散乱していました。しばらくして他の先生たちも来られ、テレビが映ったので、みんなで何が起こったのかを確認しました。テレビに写される凄まじい映像、そして時間と共に増えていく亡くなった方の数にたいへん驚き、悲しい気持ちになりました。小さい頃から「東京には地震が多いが、関西には大きな地震は起こらない。」と信じていた自分の認識が大きな間違いであったと気付かされました。

「生徒たちは大丈夫だろうか」とたいへん心配になり、先生たちで校区を見回ると、1階部分が倒壊し、2階部分が1階になっている家がたくさんありました。中学校が地域の避難所になっていたので、たくさんの方が中学校の体育館へ避難に来られました。1月のたいへん寒い時期であったので、ストーブを使用するために、遠くまで灯油を買いに行ったり、市役所の方と一緒になって届いた配給の食糧や水を配ったりしました。その中で、お腹がすいている中、配給される少ない食糧をお互い譲り合いながら受け取っておられる避難者の方々の温かい思いやりにもたくさん触れることができました。また、避難者の方々のために三田市や丹波篠山市、丹波市の方々が炊き出しに来られました。あのとき食べた炊き出しの美味しかったこと、そして食べているみなさんの笑顔を今でも忘れることができません。

震災後、しばらくして生徒も登校することが出来始め、授業が再開されました。震災で給食をつくる施設が壊れてしまい、今までのような給食を配給することは出来なくなりましたが、給食をつくっていただく方々の懸命の努力によってパンと牛乳だけの給食がスタートしました。先生たちでバターやジャムを買ってきて生徒たちに配り、みんなで班にしてそのバターやジャムをつけてパンを食べました。十分な給食ではなかったかも知れませんが、みんなが集まって一緒に給食を食べられる喜びをとても感じました。

今、みなさんの周りには、水が出るのは当たり前、電気がつくのも当たり前、ご飯を食べることも当たり前、ネットがつながることも当たり前、と当たり前と思っていることで溢れているかも知れません。今日の先生の話を聞いて、当たり前と思っていることが実はとても幸せなことなんだと感じてほしいし、もし、当たり前と思っていることが突然なくなったときに、どうしたらいいのかをしっかりと考えてくれたら、とても嬉しいです。自分の命を自分で守れる。そして、助けられる人から助ける人になってほしいと願います。「災害は忘れた頃にやってくる。」という言葉があります。阪神・淡路大震災から28年が経ち、その当時のこと、思いが風化していることが問題になっています。「災害は忘れた頃にやってくる。」この言葉を忘れないでください。

◇まだまだ寒い日が続きます。各自、体調管理をしっかり行ってください。感染症対策はもちろんのこと、早寝早起き、ご飯をしっかり食べるなど、基本的な生活を続けましょう。3年生は受験シーズンに突入していきます。不安や焦りがあったりと、しんどい時期になりますが、地に足をつけてコツコツと努力を積み重ねていきましょう。そして、「受験は団体戦」、みんなで頑張ることを大切にしてください。

 続いて、各新専門委員長から1月の目標やその目標達成の取組みの連絡がありました。

最後に、生徒指導担当の先生からお話がありました。

◇登下校時に歩道いっぱいに広がって歩いている人を目にします。自転車で通行する人の邪魔になってしまっています。十分に周りを見ながら歩くようにしてください。

◇阪神淡路大震災から28年が経とうとしています。私の三田学園中学校野球部の先輩藤田伸哉さんは、あの地震で犠牲になった人の一人です。三田学園で唯一の犠牲者です。藤田伸哉さんは、何事にもコツコツと努力を続けることができる先輩でした。「亡くなった人のことを誰かが覚えている間は、本当の意味で亡くなったことにならない」そんな言葉を聞いたことがあります。藤田伸哉さんのことをたくさんの人に知ってもらうために、全校生徒の皆さんにお名前も伝えて話をしました。28年前はまだ生まれていなかった皆さんにとって、阪神淡路大震災はあまり関係のない話に聞こえるかも知れません。でも、あの震災で私が生き残ったから、私の子どもたちが生きています。私と同世代である、皆さんの保護者の方が生き残ったから、いま皆さんが生きているのです。そう考えると決して遠い話ではないのです。明日、1月17日は兵庫県にとって大切な1日です。みなさんにとっても大切な日にして欲しいです。

 集会の司会も上手にしてくれました。集会後、新生徒会役員全員と生徒会担当の先生で集会の振り返りをしました。新生徒会役員による最初の生徒集会でしたが、上々の出来栄えでした。

1月13日(金曜日)

3年生着こなし講座

6校時、講師を迎え、「着こなし」について学びました。

「第1印象は3秒で決まります」と今回も教わりました。そのためにも服装や表情、姿勢・振舞いが大切です。特に、3S(清潔・スッキリ・爽やかに)を大切に着こなし、けや中生として誇りをもって行動したいと思いました。

放課後、受験に向け、面接練習が始まりました。今日の学びを活かして、頑張りましょう。

1月10日(火曜日)

令和5(2023)年のスタート

 令和5(2023)年がスタートしました。今年の干支は卯です。うさぎのように「飛躍」、「向上」ができる年でありますように。本年もどうぞよろしくお願いします。

学校から撮影した初日の出の様子です。

北館2階掲示板の作品です。

始業式

 三田市立学校の教育系ネットワークが不安定のため、2学期終業式に引き続き、3学期始業式を放送室から音声のみで行いました。

開式の言葉に続いて、学校長式辞がありました。式辞の内容は次の通りです。

新しい年、3学期が始まりました。今年の干支は卯。うさぎは元々広い高原で暮らしていたため、天敵が近づく音を素早く察知して危険に気づけるようになっているそうです。あの耳は「危険を察知するレーダー」なのです。さらに危険が迫れば「足ダン」で仲間に知らせるそうです。うさぎの「底力」と「集中力」「優しさ」に感心します。また、卯年は、茎や葉が目に見えて大きく成長する年、飛躍する年とも言われています。すべての人々が平和で安心した世の中になるよう祈るだけではなく、希望をもって切り拓いていきたいと思います。

努力して無駄、損はありません。皆さんには、「続けた」と自信をもって言えるものをつくってほしいと願います。また、人を傷つけるのではなく、困っている人にそっと手を差し伸べることができる、人を笑顔にできる人であって下さい。学級や学年、学校のために進んで行動して下さい。ありたい自分、なりたい自分にぜひ挑戦してみて下さい。

3年生、進路実現に向けて力いっぱい頑張りましょう。1,2年生、4月から頑張るのではなく、今から準備です。全校生徒の皆さんには、夢や希望を持ち、目標に向かってたくましくしなやかに生きてほしいと願います。コロナやインフルエンザの感染予防を徹底して、元気に3学期を過ごしましょう。3年生の大切な受験を学校全体で支えましょう。

閉式の言葉の後、生徒指導先生から次のお話がありました。

新しい年となりました。昨年義母が亡くなったので、私の家は喪中です。したがって新年のあいさつはせずに、「おはようございます」「本年もよろしくおねがいします」というあいさつをしています。

今年最初の野球部の欠席連絡で、「おはようございます。本年もよろしくお願いします」という連絡を頂きました。去年3月の義母の訃報を覚えて下さっていての心遣いに、とても嬉しい気持ちになりました。

 喪中である我が家は初詣には行きません。しかし、受験生がいることもあり、太宰府天満宮に行ってきました。参道はとても混雑していて、車の列が続いています。それでもできるだけ心に余裕を持って、脇道から入ってくる車両に道を譲ること数度、やっとの思いで到着しました。参拝はしませんが、おみくじを引くことにしました。「外れなし」と書いた景品つきのおみくじを、私の子どもたちが順番に引いていきました。すると3人のうち1人だけが日めくりカレンダー。それ以外の子どもはペンセットをもらいました。3人のうち1人だけ違うのはかわいそうかなと、父親なりの気遣いをして、私がチャレンジをしました。私に他の欲は何もありません。ただ3人とも同じものが手に入ったら嬉しいなと思っていました。結果は何と「大吉」。豪華な景品をいただきました。年の初めに本当に幸先良いスタートが切れました。他の人に道を譲ったことや、他の人の当選を一緒に喜んだこと、子どもたちに小さな気遣いをしたことなどが、良い結果を生んだのかも知れないと思っています。

 私を含むけやき台中の先生たちは、生徒の皆さんのことをいつも気遣っています。新しい年になり、我々先生たちも一生懸命がんばります。何かあればいつでも相談して下さい。それでは本年もよろしくお願いします。

 各教室でスピーカーから流れる音声をしっかり聞いている生徒の姿にたいへん感心しました。今回は1年生の全クラスの様子を紹介しますが、新2年生に向けて3学期をしっかり過ごそうとする意気込みを非常に感じました。

1年1組

1年2組

1年3組

1年4組

1年5組

生花ボランティアさん

 地域の方にいつも綺麗なお花を玄関と配膳室前に生けていただいています。今回はお花の横にかわいい折り紙とメッセージもつけていただいています。温かいお心遣い、ありがとうございます。