「三田市緑の少年団」について
三田市緑の少年団とは
緑の少年団は、自然観察や野外活動、緑の募金などの緑化活動を行っている団体です。
昭和35年に国土緑化推進委員会が提唱した「グリーンスカウトの提唱」がそのきっかけですが、現在47都道府県で設立されており、昭和45年にはグリーンスカウトを緑の少年団に改称し、平成元年には全国組織として、「全国緑の少年団連盟」が設立されるなど全国的規模でその活動が展開されています。
三田市緑の少年団は、昭和61年に結成され、現在は市内の小学生の51人(令和6年3月現在)が団員として活動しています。
緑の少年団の活動
三田市内を中心として、主に土曜日や日曜日に活動しています。
- 学習活動…森や緑の働きを知り、動物たちの観察や緑を守り育てる体験などを通して、自然や生物多様性の大切さを学んでいます。(森林教室、林業体験、植物観察など)
- 奉仕活動…汗を流すことの尊さ、社会の一員としての自覚を養う(緑の募金への協力、苗木の育成、里山管理作業など)
- レクリエーション活動…楽しい活動を通じて協調と団結、自主性を高める(いも堀り、里山ハイキングなど)
| 活動月 | 行事名 | 内容 | 場所 |
|---|---|---|---|
| 4月 | 入団式とバッジ作り | 入団説明会・オリジナルバッジ作り・緑の募金活動 | 三田市役所 会議室・JR,神鉄三田駅前 |
| 5月 | 少年団の森の手入れ | 下草刈りとビオトープの管理 | さぁふの森（市立有馬富士森林公園） |
| 6月 | 田植え体験 | 有馬富士公園内にて田植え体験 | 県立有馬富士公園 |
| 7月 | 皿池湿原見学会 | 皿池湿原の希少な動植物を観察 | テクノパ－ク |
| 8月 | デイキャンプ | 野外でバーベキューとレクリエーション | 市立小柿野外活動センター |
| 9月 | キノコ観察会 | 有馬富士公園でキノコ観察 | 県立有馬富士公園 |
| 10月 | 稲刈り体験 | 有馬富士公園内にて稲刈り体験 | 県立有馬富士公園 |
| 11月 |
ハイキング |
さぁふの森でハイキング | さぁふの森（市立有馬富士森林公園） |
| 12月 | 野鳥観察会 | 有馬富士公園で野鳥観察 | 県立有馬富士公園 |
| 1月 | 少年団の森の手入れ |
下草刈りとビオトープの管理 |
さぁふの森（市立有馬富士森林公園） |
| 2月 | 卒団式と少年団の集い | 卒団式、記念植樹、レクリエーション |
さぁふの森（市立有馬富士森林公園）及び有馬富士共生センター
|
(注意)活動内容を変更することがあります。
令和5年度の活動の様子
緑の募金活動（令和5年4月）
JR三田駅と神鉄三田駅前で緑の募金活動を行いました。
「緑の募金」は、緑化活動の普及と緑化意識を高め、かけがえのない緑を守り、美しく豊かな生活環境を作るための大事な取り組みです。
🍁団員の声
大きな声掛けは大変だったけれど楽しかったです。
バッジ作り（令和5年4月）
入団式の後、伐採木（木の輪切り）を利用して個性のあるバッジを作りました。
🍁団員の声
木の輪切りに絵を描くことは初めてだったので楽しかった。
森の手入れ（令和5年5月）
森のなりたち、しくみ、役割を理解するため下草刈り、清掃作業をします。
🍁団員の声
片付けは大変だけどきれいになって気持ち良かったです。
森の手入れ（令和5年5月）
さぁふの森（市立有馬富士森林公園）の整備地の清掃を行い、カブト虫の幼虫を育てるためのビオトープに枯れ葉の集積を行いました。
ビオトープは、生きもののくらす場所のことです。ここでは、集めた落ち葉が分解してできる腐葉土づくりをして、カブトムシの成虫が卵を産む場所を作っています。
🍁団員の声
たくさん幼虫が来てくれるのが楽しみです。
皿池湿原見学（令和5年7月）
テクノパ－クにある普段立ち入ることのできない皿池湿原で、希少動植物のハッチョウトンボ・ヒメタイコウチなどの観察を行いました。
🍁団員の声
初めての体験だったので楽しかった。
デイキャンプ（令和5年8月）
野外活動センターにて、三田里山どんぐりくらぶの講師を招き、火起こしを教わったのちバ－ベキュ－やスイカ割りなどのレクリエーションを行いました。
三田里山どんぐりくらぶの皆さんは高平ナナマツの森で里山整備を行い、炭焼きなどをされている団体です。
🍁団員の声
バ－ベキュ－でお腹いっぱいになって楽しかった。
キノコの観察会（令和5年9月）
県立有馬富士公園にて、緑の環境クラブの講師の方々と散策しながら、色々なキノコの採集を行いました。
緑の環境クラブの皆さんはさぁふの森（市立有馬富士森林公園）で里山整備をされている団体です。
🍁団員の声
いろんな場所で観察できて楽しかった。
野鳥観察会（令和5年12月）
県立有馬富士公園にて、三田市野鳥の会の方々にご指導いただき、ダイサギ・カモ・ミサゴ等、普段観れない野鳥も観察できました。
🍁団員の声
説明を聞きながら観察できて楽しかった。
三田市緑の少年団への入団
- 募集対象…三田市内小学校に通う児童
- 募集期間…随時
- 活動期間…毎年4月から翌年3月までの1年間(月1回程度、主に土曜日及び日曜日に活動)
- 服装…帽子(緑の少年団指定のもを貸与します。)
- 年会費…500円(行事内容により別途参加費が必要な場合があります。)
- お申込み方法…入団につきましては、事務局(三田市役所里山保全課)までお問い合わせください。
- その他
- 緑の少年団は、団員の保護者の方に役員になっていただき少年団の運営を行っています。
- 活動は現地集合ですので、保護者による団員の送迎が必要です。
- 活動には原則親子一緒に参加してください。
- 活動の準備等につきましては、ご協力いただくことにありますのでご了承ください。
関連リンク
この記事に関するお問い合わせ先
産業振興部 里山保全課
〒669-1595 兵庫県三田市三輪2丁目1番1号
電話番号：079-559-5226
ファクス番号：079-556-8153
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更新日：2024年04月01日