用途地域等の見直し
用途地域等とは
「用途地域」は都市における住宅、商業、工業など土地利用の大枠のルールを定める制度です。
用途地域は、良好な市街地環境の形成や、都市における住宅、商業、工業などの適正な配置による都市活動の機能性、都市生活の安全性、利便性及び快適性などの増進を目的に建築物の用途、容積率、建ぺい率、高さなどを規制、誘導するものです。めざすべき市街地像に応じて13種類の用途地域があります。
市街化区域には用途地域が指定されており、三田市では9種類、面積約1850ヘクタールの用途地域を指定しています。また用途地域を補完する制度である特別用途地区や高度地区さらに地区計画を組み合わせて活用することにより、地域の実情に応じたきめ細やかな土地利用を規制・誘導を実現することができます。
これら用途地域と、これに関連する特別用途地区、高度地区及び地区計画など、土地利用に関する都市計画をまとめて「用途地域等」としています。
5年ごとの見直し
都市計画区域ではおおむね5年ごとに都市計画に関する現況と将来の見通しを調査しています。
この調査の結果を踏まえ土地利用の動向や基盤施設の整備状況を把握し、用途地域の都市計画の見直しを行うことになります。
三田市を含む阪神間都市計画区域では、昭和48年度の用途地域の当初決定から計8回の見直しが行われています。
定期見直しの経緯
見直し | 年月 | 主な内容 |
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第1回 | 昭和58年3月 | 北摂三田ニュータウンの土地利用計画(センター地区)の変更に対応 |
第2回 | 昭和63年1月 | 北摂三田ニュータウンの土地利用計画(温泉施設)の変更に対応 |
第3回 | 平成8年2月 | 用途地域制度の法律改正による12種類の新用途地域の設定 |
第4回 | 平成13年3月 | 北摂三田ニュータウンの土地利用計画(戸建住宅地など)の変更に対応 |
第5回 | 平成19年4月 | 北摂三田ニュータウンの土地利用計画(その他公益的施設)の変更に対応 |
第6回 | 平成24年3月 | 第二テクノパークの土地利用計画の変更に対応 |
第7回 | 平成30年3月 | 北摂三田ニュータウンの土地利用計画(戸建住宅地など)の変更に対応 |
第8回 | 令和5年3月 | 定期見直しによる対応なし |
その他の変更の経緯
主な変更の理由 | 回数 |
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区域区分(市街化区域及び市街化調整区域)の変更に対応 | 8回 |
北摂三田ニュータウンの土地利用計画の変更に対応 | 7回 |
三田駅前再開発事業の計画策定に対応 | 1回 |
容積率・建ぺい率の選択制度の改正に対応 | 1回 |
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更新日:2023年12月28日