三田市都市計画道路網の見直しガイドラインを策定しました
背景
都市計画道路は、都市計画法に基づき円滑な都市活動を支え、良好な都市環境を確保するために必要不可欠な社会基盤であるとともに、その計画は長期的かつ広域的な視点のもとに定められています。
しかし、都市計画決定後に長期間事業化されていない道路が存在しており、その結果、事業予定がないにもかかわらず、都市計画法による一定の建築制限がかけられています。また、人口減少社会や少子高齢化の到来などにより、都市計画決定時から社会経済情勢も大きく変化しています。
このような背景も踏まえ、三田市では、都市計画道路の見直しを行うに当たり、本市の地理的特性や都市構造を踏まえた都市計画道路網の見直しに係る基本的な考え方を示すべく、「三田市都市計画道路網見直しガイドライン」を策定しました。
見直しの基本的な考え方
見直しの対象は、未整備の都市計画道路（概成済※の路線も含む。）のうち、現在、事業着手していない道路とします。
※概成済とは・・・改良済以外の区間のうち、路線として都市計画道路と同程度の機能を果たしうる現道（概ね計画幅員の2/3以上）を有する区間のこと。
今後の進め方
当ガイドラインの「都市計画道路見直しの検証方法」（P9～）に基づき、検討対象路線を「廃止候補路線」、「変更候補路線」及び「存続候補路線」に分類し、都市計画道路見直し方針（素案）を作成後、パブリックコメントや地元説明会等を実施したのち、各路線の方針を決定していきます。
ガイドライン関係
三田市都市計画道路網見直しガイドライン (PDFファイル: 8.2MB)
更新日：2023年11月01日