メタボより怖い低栄養?!【食育コラム令和元年5月号】
近年、メタボリックシンドローム、生活習慣病、肥満といった健康問題は広く知られています。
一方で、年齢を重ねると「低栄養」や「やせ」も様々な健康問題を引き起こすことが明らかとなっています。
若い頃に比べて体重が減っていませんか?
健康寿命を延ばすためには、生活習慣病予防はもちろん重要ですが、近年の研究では「フレイル」の予防も重要とされています。
フレイル : 年齢とともに心身の活力(筋力や認知機能など)が低下して、要介護状態に近づくこと。
この「フレイル」の大きな要因の一つとして、低栄養があげられます。
低栄養を予防するためには、たんぱく質を含む様々な栄養素をとることが重要です。
では、具体的には何を食べたらよいのでしょうか?
低栄養を防ぐ10食品群
健康的な食事の基本は、主食・主菜・副菜をそろえること。
それに加えて、次に紹介する10食品群を食べると良いといわれています。
これらの10食品群を毎日とることで、1日に必要な様々な栄養素が確保でき、低栄養予防につながります。
低栄養を予防するために必要な10食品群の覚え方として、ロコモチャレンジ推進協議会が合言葉を考案しています。
頭文字を取って、「さあ、にぎやか(に)いただく」で覚えてくださいね。
さ:魚 / あ:油 / に:肉 / ぎ:牛乳 / や:緑黄色野菜 / か:海藻 / い:いも類 / た:卵 / だ:大豆、豆腐 / く:果物
10種類ある食品群の中から、毎日7種類以上とることを目指しましょう!
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更新日:2022年03月31日