朝の光と食事でいきいき生活【食育コラム平成30年4月号】

更新日:2022年03月31日

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食卓を前にいただきますをする女児のイラスト

 三田市のアンケート調査では、朝食の欠食率が5年前に比べて増加していることがわかりました。

 朝食を食べない理由として最も多い回答は「時間がない」で42.7%、次いで「食欲がない」、「以前から食べる習慣がない」という結果でした。

朝食を食べる4つのメリット

朝食のメリット一覧
体のリズムを整える 朝食は、体を目覚めさせるスイッチ。朝食を食べることで、睡眠中に下がった体温が上昇し、一日を活動的に過ごすことができます。
集中力が
高まる
脳がはたらくためのエネルギーは睡眠中も消費され、朝には足りなくなっています。朝食で脳にエネルギーを補給することで、午前中の集中力・記憶力がアップ。
太りにくい
体をつくる
朝食を抜くと、昼夕の食事量が多くなりがちです。また、体は余分な栄養素をためこみやすい状態に。朝昼夕を適度に食べるリズムが、太りにくい体づくりにつながります。
便秘の解消 朝食を食べると、腸が刺激されて便通が良くなります。逆に朝食を抜くと、一日に摂る食物繊維の量が減り、便秘になりやすくなります。

取り入れよう、朝食習慣!

 普段朝食を食べる習慣がない方も、朝食に食べるものを用意することから始めてみましょう。

 朝起きて食べるものがなければ、食べる気力が失われますよね。そうならないために、前日に次の日の朝食を用意しておくのがポイントです。

 夕食の残りや、すぐ食べられる乳製品や果物を置いておくのも良いですし、自分で食べたいものを用意しておけば、翌朝起きるのも楽しみになりそうですね。

リンゴ二切れと青い蓋のヨーグルトのイラスト

こんなとき、どうする?

食べる時間がない!

鞄を持ち急いでいるスーツ姿の男性のイラスト

前日少し早く寝て、翌朝10分早めに起きるだけでも、朝の時間に余裕がうまれます。「食べるより寝ていたい」という方も、朝食を食べると脳が目覚めるので、徐々に朝の眠気もすっきりしてきます。朝食を食べることで得られる一日のメリットを考えると、早起きしても食べる価値がありますよ。

朝は食欲がない…

食卓を前にため息をつく食欲がない女性のイラスト

前日の夜遅くに食事をとったり、夕食にたっぷり食べていることはありませんか? 普段から朝昼を軽めに済ませている方は、夕食の量が多くなりがちです。よく動く日中にしっかり食事をとっておき、夕食以降は軽めにしてみると、翌朝の食欲も変わってくるでしょう。

元気な一日は、良い朝食から

 三田市のアンケート調査では、朝食に主食だけを食べている人の割合が多いことがわかりました。

 また、朝食に主食だけでなく、主菜・副菜・乳製品・果物などを組み合わせて食べている人ほど、「生活リズムがとれている」「よく睡眠がとれている」「体調が良い」など、健康状態が良好である傾向があることもわかりました。

 今の朝食の内容にプラス一品を心がけ、主食・主菜・副菜をそろえることで、生活リズムや体調を整える効果も期待できるかもしれません。

 例えば、トースト・チーズ・トマトの組み合わせや、ごはん・納豆・おひたしの組み合わせにするだけで、主食・主菜・副菜をそろえることができます。

パンとチーズとトマトと納豆ご飯とほうれん草のお浸しのイラスト

朝の光と食事でいきいき生活

青い花柄の布団から半身を起こして、朝起きる人のイラスト

朝すっきり起きるには、日光を浴びることが効果的です。
朝の光と朝食で体や脳を目覚めさせ、元気な一日を過ごしましょう!

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〒669-1514 三田市川除675 総合福祉保健センター
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