よく噛んで食べよう【食育コラム平成30年11月号】

更新日:2022年03月31日

ページID: 2306
輝いている白い歯のイラスト

 11月8日は「いい歯の日」です。

 噛むことは、歯の健康、そして全身の健康に深く関わっています。
 忙しい毎日、たまには食事の時間をゆっくりとって、よく噛んで味わってみませんか。

噛むとからだに嬉しい効果

 よく噛んで食べることで得られる効果は、実はこんなにたくさん!
 頭文字を取って、「ひみこの歯がいーぜ」と覚えましょう。

茶碗のご飯をよく噛んで食べている子供のイラスト
  • ひ : 「肥満予防」 早食いを防止し、食べ過ぎを防ぎます
  • み : 「味覚の発達」 食べ物本来の味がよく分かるようになります
  • こ : 「言葉の発音」 あごの発達、歯並びが良くなり、正しい発音ができます
  • の : 「脳の発達」 あごの筋肉を動かすことで脳に刺激がいき、脳の働きを活発にします
  • は : 「歯の病気予防」 歯周炎などの病気を防ぎます
  • が : 「がん予防」 唾液がよく出ることで、発がん物質の発がん作用を消す働きがあります
  • い : 「胃腸の働きを促進」 消化液の分泌をよくして、消化吸収を助けます
  • ぜ : 「全身の体力向上と全力投球」 歯並びのいい歯・虫歯のない歯は、ぐっと噛みしめて力を発揮できます

よく噛む習慣をつけるには?

 数回しか噛まずに飲み込む「早食い」や、飲み物で流し込んで食べる「流し食べ」の癖がついていませんか。
 普段の食事に噛みごたえのある食材を取り入れて、よく噛む習慣をつけましょう。

噛み応えのある食材である、キャベツ、キノコ、こんにゃくなどの野菜と箸のイラスト
  • かたいもの、弾力があるもの、繊維質が多いものを食べる
    根菜類(ごぼうや大根、にんじん など)、きのこ類、海藻類、骨まで食べられる魚、イカ・タコ
    など
  • 皮つきのまま使う
    じゃがいも、さつまいも、りんご
    など
  • 食材は大きめに切る
    例えば、薄く小さくではなく乱切りに

ただし、咀嚼力が落ちている場合や小さなお子さんには、噛む力に合わせて大きさやかたさを調整しましょう。

 ひとくち30回噛むことを目標に。
 または「飲み込む前にあと5回噛む」、「食事時間を5分長くする」などを意識しよう!

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