幼児食のポイント【食育コラム令和2年7月号】
幼児食(1歳から3歳)の食事のポイント
幼児期の1歳から3歳の子どもにとって毎日の食事は、単にお腹を満たすためのものではありません。
バランスよく、おいしく食べることで、体の成長や発達を促すのはもちろん、家族やお友達と一緒に食べてコミュニケーションをとることで、心の発達も促すことができます。
ポイントをいくつかご紹介します。
1.生活リズムを整える
早寝早起きして、朝ごはんを食べましょう。食事とおやつの時間を決めて、規則正しいリズムを作りましょう。
生活のリズムを整え、体を十分に動かし、おなかをすかせると食欲も湧いてきます。
2.楽しく、おいしく誰かと一緒に食べる
他の人がおいしそうに食べている様子を見たり、楽しく会話をしながら食事をすると「食べたい」という意欲が増します。
子どもに食事を楽しい!おいしい!と感じさせてあげることが、好き嫌いなく食事を食べられることに繋がります。「一緒に楽しく食べよう」とゆったり構える方がよいでしょう。
3.十分経験させてあげ、自主性を大切にする
手づかみ食べやスプーンなどの道具を使って食べる練習をする時期ですが、手出しをしてやめさせたり、いつまでも食べさせてあげていると、自分で食べたいという意欲を損ないかねません。ゆっくり見守り、うまくできたら「すごいね、上手に食べられたね」と褒めてあげましょう。
4.おやつを与える時間と量を決める
幼児にとっておやつは、食事でとりきれなかったものを補う第4の食事です。
穀類 | おにぎり・トースト・サンドイッチなど |
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いも類 | ふかしたさつまいも・ふかしたじゃがいもなど |
くだもの | バナナ・みかん・りんごなど季節に合わせたものを |
乳製品 | ヨーグルト・牛乳・チーズなど |
おいしく食べることが一番!お子さんの成長に合わせてゆっくり見守りましょう。
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更新日:2022年03月31日