オーラルフレイル【食育コラム令和2年11月号】

更新日:2022年03月31日

ページID: 2295

オーラルフレイルとは?

お口のフレイルフロー図

 「オーラルフレイル」という言葉をご存知ですか?

 「フレイル」とは、身体の衰えを表す用語で、様々な要因によって健康な状態と要介護状態(日常生活でサポートが必要な状態)の中間を意味します。
 その中でもお口の働きが弱まってくることを「オーラルフレイル」といいます。お口のフレイル

 具体的には、

  • 食べこぼしやすくなった
  • 噛む力が弱くなった
  • むせやすくなった
  • 滑舌が悪くなった
  • 口が渇きやすくなった

 などの症状から始まります。
 お口の健康を維持するには口腔ケアが重要です。

お口の体操でいつまでも健口に!

 いつまでも美味しく口から食べるために、「歯」ともう一つ必要なのが「お口の筋肉」です。
 加齢にともない筋肉が弱ってくると、お口の周りの筋肉や舌の動きが悪くなります。

 その予防や改善として「パタカラ体操」を取り入れましょう。食べるために必要な筋肉をトレーニングします。

  • 「パ」 食べ物を口からこぼさないように唇を閉める筋肉を鍛える
  • 「タ」 食べ物を押し潰したり、飲み込むための舌の筋肉を鍛える
  • 「カ」 食べ物をスムーズに食道へ運ぶためののどの筋肉を鍛える
  • 「ラ」 食べ物をのどの奥へと運ぶための舌の筋肉を鍛える

口腔ケアでオーラルフレイルにつながるむし歯や歯周病を予防しましょう

 ご自宅でも出来る方法は

  1. 歯ブラシによる歯磨き
  2. デンタルフロス(糸ようじ)や歯間ブラシの併用での歯磨き

 歯の表面や、歯と歯肉の間にある歯周ポケットに付着したプラーク(歯垢)を、歯ブラシなどの清掃用具で取り除きます。
 歯ブラシだけでは、歯と歯の間の汚れなど磨き残しがあるので、デンタルフロス、糸ようじ、歯間ブラシ等も併せて使用しましょう。

かかりつけ医を持ちましょう

 むし歯や歯周病を予防し、お口の健康を維持するためには、定期的に歯科医院でメインテナンスを受ける必要があります。
 かかりつけ歯科医を持ち、定期的に歯科医院でメインテナンスを受けて、お口の健康管理を続けましょう。

毎日の口腔ケアでオーラルフレイル予防!お口の機能を維持・改善しましょう!

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 健康増進課
〒669-1514 三田市川除675 総合福祉保健センター
電話番号:079-559-6155
ファクス番号:079-559-5705

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