朝ごはんを食べよう[食育コラム令和4年4月号]
朝ごはん、きちんと食べていますか?
忙しい毎日の朝、朝食を抜いて学校や職場に行くと、イライラしたり、集中力がでなくて勉強や仕事がはかどらないことはありませんか?
これは、脳のエネルギーが不足していることが原因です。
朝食が大事な理由
私たちの脳は、「ブドウ糖」をエネルギー源として使っています。
朝食を食べないと、午前中、からだは動いても頭はぼんやり、ということになりがちです。
脳のエネルギー源のブドウ糖を朝食でしっかり補給し、脳とからだをしっかり目覚めさせましょう。
おすすめは、お米を食べる「ごはん食」です。
ごはんは、粒食なので、ゆっくりと消化・吸収され、血糖値をなだらかに上げて、長時間維持します。
つまり、脳にとって非常に安定したブドウ糖の供給源なのです。
朝から勉強や仕事に集中できるように、朝食をしっかり食べましょう。
「体内リズム」と「生活リズム」のズレをなくそう!
人間のからだには体内時計があります。
一日単位で、睡眠や体温、血圧やホルモン分泌などの変化をつかさどっています。
人間が健康に過ごすために欠かすことのできない体内時計は、光と関係があり、これを「体内リズム」といいます。
「体内リズム」が自分の「生活リズム」とズレてしまうとからだにとっては大きなストレスになり、しっかり活動することができなかったり、感情が不安定になってしまうことさえあります。
このズレをなくすには、朝カーテンを開けて光をしっかり浴びることと、朝食をしっかりとることがとても大切です。
朝食の準備をスピードアップする3つのポイント
朝食は一日のはじまりの大切なエネルギー源です!
忙しいから、食欲がないからといって抜いてしまわないように。
前夜の残り物や、冷凍ご飯を利用すると便利ですね。
朝ごはんをしっかり食べて、集中力や記憶力をアップしよう!!
更新日:2022年04月19日