食品ロスのために私たちができること【食育コラム令和4年2月号】
食品ロスとは
食品ロスとは、まだ食べられるのに廃棄される食品のことです。
日本では、「食品ロス」として廃棄される食品は毎年約600万トンです。
また、食品ロスを国民一人当たりに換算すると、お茶碗約1杯分(約124グラム)の食べ物が毎日捨てられていることになります。
家庭から発生する食品ロスの量は、このおよそ半分の約280万トンで、4人家族の1世帯で毎年6万円相当の食品を捨てている、と見積もられています。
食品ロスの原因
家庭からの食品ロスの原因は、大きく「直接廃棄」、「食べ残し」、「過剰除去」の3つに分けられます。
未開封のまま食べずに捨ててしまう「直接廃棄」、料理を作りすぎたりして残る「食べ残し」、野菜の皮や茎など食べられるところまで切って捨ててしまう「過剰除去」です。
買い物や家庭で食品ロスを減らすポイント
買い物時のポイント
- 買い物前に、冷蔵庫や食品庫にある食材をチェックしましょう。
- 使う分、食べられる量だけ買いましょう。
- 利用予定と照らして、期限表示(賞味期限、消費期限)を確認しましょう。
- すぐに使う予定の食材は、お店の食品棚の手前から取るようにしましょう。
家庭でのポイント
- 食材を適切に保存しましょう。
- 食材を上手に使い切りましょう。
- 食べきれる量を作りましょう。
食材を無駄なく使って、美味しく食べきりましょう♪
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更新日:2022年03月31日