禁煙にチャレンジしよう

更新日:2023年04月27日

ページID: 3001
禁煙

「今さら禁煙してもムダ…」と考えていませんか?
そんなことはありません。

 

禁煙の方法を3つご紹介します。


自分自身と大切な人の健康を守るため、今日から禁煙にチャレンジしてみませんか?

喫煙による健康への影響

たばこの煙には、ニコチン、タール、一酸化炭素など約5300種類の化学物質が含まれ、そのうち70種類は発がん性物質です。
喫煙は、がんをはじめ、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、歯周病などさまざまな病気のリスクを高め、健康に大きな影響を与えます。
妊娠中の喫煙は、早産や低出生体重児など生まれてくる赤ちゃんの健康にも影響があります。
また喫煙者本人だけでなく、受動喫煙により周囲の人の健康にも影響を与えます。

禁煙の方法

二コチンそのものへの依存と、たばこを吸うことが日常生活に組み込まれた心理・行動的依存が、禁煙を難しくしています。

禁煙は自力でも可能ですが、禁煙治療や禁煙補助薬を利用すると、

  • 比較的らくに ( ニコチン切れの症状を抑えることができます )
  • より確実に ( 自力で禁煙する場合に比べて3~4倍禁煙に成功しやすくなることがわかっています )
  • あまりお金をかけずに ( 医療機関で禁煙治療を受ける費用は、健康保険がつかえる場合、1日1箱喫煙する場合のたばこ代に比べて安いと想定されます )

禁煙できます。(禁煙治療のための標準手順書 第6版,2014 より)

 

方法1 医療機関で禁煙治療を受ける

2006年4月から、健康保険で禁煙治療が受けられるようになりました。
健康保険を使った標準禁煙治療は、12週間にわたり合計5回の診察が行われ、ニコチン依存度の判定、呼気一酸化炭素濃度測定、ニコチン依存度に合わせた処方(状況によって貼り薬や飲み薬を処方)、禁煙に対するアドバイス等を受けることができます。


以下の要件をすべて満たした方は、健康保険で禁煙治療を受けられます。

(1) ニコチン依存症のスクリーニングテスト(下記PDFファイル)で5点以上、ニコチン依存症と診断される
(2) 35歳以上の場合は、ブリンクマン指数(=1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上
        例)1日平均喫煙本数20本で30年間吸っている場合、20本×30年間=600と計算
        (注意)35歳未満の場合は、この項目は除外されます
(3) ただちに禁煙することを希望している
(4) 医療機関で禁煙治療について説明を受け、当該治療を受けることを文書により同意している
(5) 前回の禁煙治療(保険適用)の初回診療日から1年経過している、または初めて禁煙治療を受ける
(日本循環器学会、日本肺癌学会、日本癌学会、日本呼吸器学会:禁煙治療のための標準手順書 第8版より)

また健康保険を利用できる要件を満たさない場合でも、自由診療(自費)で禁煙治療を受けることが可能です。

三田市内の禁煙治療実施医療機関

事前予約の有無や治療薬の入荷状況等、医療機関によって異なる場合があります。

治療をご希望の方は、各医療機関にお問い合わせください。

 

方法2 禁煙補助薬を利用

薬局・薬店で購入できるニコチンパッチやニコチンガムを利用する方法です。

市販の禁煙補助薬の使用方法等については、薬局・薬店にお尋ねください。

 

方法3 「健康づくり相談会」を利用

三田市総合福祉保健センターでは、保健師による個別禁煙相談(予約制)を実施しています。

「禁煙したいけど自信がない…」そんなあなたをサポートします。
お気軽にご相談ください。

 (注意)禁煙補助薬などの処方はできません。
 (注意)禁煙開始日を設定された方は、後日、電話等でフォローアップいたします。

日程や申込み方法など、詳細は下記をご確認ください。

禁煙を成功させるために

禁煙宣言をしよう

  • まずは禁煙を開始する日を決めます。
    仕事が忙しい時期や宴会の多い時期は避け、休日に喫煙本数が多い場合は仕事のある日から、職場で多く吸ってしまう場合は休日から始めることがおすすめです。
     
  • 禁煙の理由がある場合は、書き出しておきます。
    禁煙開始後に辛くなった時でも、初心に戻って禁煙について考えなおすことができます。

吸いたい気持ちをコントロールしよう

禁煙開始後2~3日をピークに禁煙の離脱症状(禁断症状) が現れます。
たばこを吸いたくてたまらない、眠気、イライラして落ち着かない、頭痛、からだがだるい等がよくみられます。
個人差はありますが、症状は緩やかに10~14日ごろまで続きます。
下記のような工夫をして、吸いたい気持ちをコントロールしましょう。

  • 喫煙と結びついている行動パターンを変える
      例) 食後は早めに席を立つ、コーヒーやお酒を控える
     
  • 喫煙のきっかけとなる環境を改善する
      例) ライターや灰皿などの喫煙道具を片づける、たばこが吸いたくなる場所に行かない
     
  • 喫煙の代わりに別の行動をする
      例) シュガーレスのガムやあめ、深呼吸、歯磨き
     

関連リンク

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 健康増進課
〒669-1514 三田市川除675 総合福祉保健センター
電話番号:079-559-6155
ファクス番号:079-559-5705

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