臓器提供の意思表示について
臓器移植について
臓器移植は、病気や事故によって臓器(心臓や肝臓など)が機能しなくなった方に、他の方の健康な臓器を移植して、機能を回復させる医療です。健康な家族からの肝臓・腎臓などの部分提供による生体移植と亡くなられた方からの臓器提供による移植があります。
移植に用いられる臓器は、心臓、肺、肝臓、腎臓、膵臓、小腸及び眼球(角膜)です。
日本で臓器の移植希望登録をしている人はおよそ1万4千人います。しかし、臓器の提供が少なく、数多くの人が移植を待ちながら亡くなられています。
日本で事故や病気で亡くなる方は毎年およそ110万人です。その1%弱の方が脳死になって亡くなると推定されています。
自分が最期を迎えたとき、誰かの命を救うことができます。わたしたちひとりひとりが、今、臓器提供について考え、家族と話し合い、自分の臓器提供に関する意思を表示しておくことが大切です。
(注意:社団法人日本臓器移植ネットワーク作成リーフレットより抜粋)
臓器移植法の一部改正について
平成22年1月17日から、臓器を提供する意思表示に併せて、親族に対し臓器を優先的に提供する意思を書面により表示できるようになりました。
また、平成22年7月17日から、ご本人の臓器提供の意思が不明な場合も、ご家族の承諾があれば臓器提供できるようになりました。これにより、15歳未満の方からの脳死下での臓器提供も可能になりました。
臓器提供意思表示方法
臓器提供の意思は、健康保険証・運転免許証・マイナンバーカード・インターネットによる意思登録・意思表示カードで示すことができます。これらにより、臓器提供を希望する方も、あるいは提供を希望しない方も、ご自分の意思を明示できるようになっています。
臓器提供の意思を生前に示すことができる「臓器提供意思表示カード」を三田市総合福祉保健センター(健康増進課)及び各市民センター等の市内公共施設で配布しています。意思表示カードは財布や運転免許証入れ等に入れ、万が一の場合に自分の意思が分かるように常時携帯していただくものです。
また、パソコンまたは携帯電話から下記のホームページ「社団法人日本臓器移植ネットワーク」にアクセスし、臓器提供に関する意思及び所要事項を入力すれば、社団法人日本臓器移植ネットワークから臓器提供意思表示カードが郵送されるシステムがありますのでご活用ください。
社団法人日本臓器移植ネットワーク トップページ(外部サイトへリンク)
臓器移植・臓器提供に関するお問い合わせ先
公益社団法人 日本臓器移植ネットワーク
住所:〒108-0022東京都港区海岸3-26-1パーク芝浦12階
フリーダイヤル:0120-78-1069(平日9時から17時30分)
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更新日:2022年03月31日