広報さんだ連載記事「わたし×チャレンジ」

更新日:2023年07月25日

ページID: 22921
広報さんだタイトル字
広報さんだわたしチャレンジタイトル字

わたし×チャレンジ

三田市内の起業家にその想いを聞きました。奇数月の掲載です。

ここにこきっず山崎真由美さんの写真

ここにこきっず

山崎 真由美さん

(ゆりのき台地区)

令和6年3月号掲載

― 「まゆみ先生大好き!」が何よりの励み ―
子どもたちが笑顔でいられる場所へ
ここでにこにこと過ごしてほしい

少人数制幼児教室を開くのが夢でした。保育士や体操教室、障害児施設などで20数年子どもたちと関わった経験を生かし、令和4年9月に開業しました。
大切にしていることは、子どもたちの笑顔はもちろん、悩みを抱える親御さんをサポートすること。子育て相談を随時実施し、悩みを聞いたり、子育てに関するアドバイスなどを行っています。
子どもと接する経験はあっても、経営は初めてなので、起業への不安はありました。経営のノウハウは市商工会の実践創業塾で学び、さらに起業を目指す参加者同士で講師を招き、経営セミナーを開催して知識を深めることができました。
今後、幼児教室では季節イベントに加え、自然学習や運動会など、外に出て活動するイベントも企画したいです。

広報さんだ連載わたし×チャレンジ令和6年1月掲載起業家

ミヤモト園芸部
宮元 芳子・伸二さん
(すずかけ台地区)

令和5年1月号掲載

― 経営素人のサラリーマンから ―
お客さんからのありがとうが幸せ
園芸で人の心を豊かに

19年間、花の競り市場で営業として働き、園芸店に転職。現在は約2年前に起業し、花壇の植え替えや庭木の剪定、雑草駆除など、夫婦で個人宅の庭のメンテナンス業を営んでいます。
起業することを決心しましたが、経営に関して右も左も分からず、まずは市商工会に入会し相談することに。その甲斐あって、経営に関するアドバイスやサポートを受けることができ、とても助かりました。
園芸の魅力は、花や植物の成長が一目でわかること。お客さんに「ありがとう、きれいになったわ」と感謝の言葉を直接いただける幸せな仕事です。私も手掛けた花や植物の変化に喜びを感じています。
今は市外の顧客が多いので、今後は三田にも仕事の幅を広げていくことが目標です。

広報さんだ連載わたし×チャレンジ令和5年11月掲載起業家

ZENSTEN
尾崎 勝浩さん
(富士が丘地区)

令和5年11月号掲載

― 第2創業で新たなチャレンジ! ―
「三田レザー」を全国へ!
三田牛から革製品づくり

牛の命を無駄にせず「全部捨てへん」という想いを込め、三田牛の革を使った製品ブランド「ZENSTEN」を立ち上げました。本業はクリーニング店の経営で、革製品のメンテナンスにも力を入れています。
三田牛の年間生産頭数は年々減少し、現在は200頭です。革は薄くて丈夫なのが特徴で、財布や名刺入れなどに加工し、10種類の製品を販売しています。各製品には200までのシリアルナンバーを刻印し、お客様に希少性を実感していただく工夫も凝らしています。
今後は、製品ラインナップを拡大し、更に多くの人に利用していただきたい。「地元三田を盛り上げたい」の想いも込めた第2創業なので、「三田レザー」を全国区に広め、それをきっかけに三田に興味を持ってもらえるよう地域活性化に貢献したいです。

広報さんだ連載わたし×チャレンジ令和5年9月掲載起業家

学び舎Cozy
村瀬 浩司さん
(三輪地区)

令和5年9月号掲載

― 苦手に向き合い一念発起 ―
夢を語っていい場所
夢を目指す子どもたちを応援したい

長年、三田で塾講師と不登校サポートに携わってきました。不登校の子どもは自信を持てず、夢を諦めがち。そんな子どもたちが夢を目指し、叶える手伝いができないかと、昨年4月にフリースクールを開校しました。開校にあたり、知人の紹介で市商工会主催の「実践創業塾」に参加し、私自身も苦手だと思っていた経営学に向き合い、知識を身につけました。
スクールでは、自分のやりたいことを考えて行動するように伝え、自分自身の思いを言い出しやすい環境づくりに努めています。また週1回、保護者の心のケアを図るため、お悩み相談会を開催しています。
目標は、卒業生の中で後継者を作り、次世代につなげていくこと。子どもたちが安心して安らげ、自分らしくいられる居場所となるよう、これからも頑張ります。
 

広報さんだ連載わたし×チャレンジ令和5年7月掲載起業家

吉踏
吉田 真也さん
(永沢寺地区)

令和5年7月号掲載

 

市や商工会のサポートが自信に
一人一人の悩みに寄り添った
世界に1つだけの靴を

市内にある神戸医療福祉専門学校を卒業後、義肢装具会社などを経て、整形靴の工房を昨年4月に三田で開業しました。整形靴とは、病気やケガなどで市販の靴が履けない、うまく歩けない人にオーダーメイドで製作する医療目的の靴です。
学生・社会人時代は技術を磨くばかりで、経営の知識は全くありませんでした。起業にあたり、市の起業家育成プログラムや市商工会の実践創業塾などを受講したことで、経営者として必要な知識を身につけ、自信がつきました。
今後は、靴を理由に外出できなかった人を出かけたくなるような気持ちにさせる靴の製作を目指しています。毎日履く靴だからこそ、ストレスなく履いてもらえる一人一人にあった靴を提供し、健康寿命の延伸やまちの活性化に貢献したいです。

広報さんだ連載わたし×チャレンジ令和5年5月掲載起業家

株式会社ココリハ
徳田 高之さん
(ゆりのき台地区)

令和5年5月号掲載

起業するにはどうすればいいのか?
疑問・不安に答えてくれる
相談先や仲間が三田にはいる

医療機関で8年間働いた経験を活かし、利用者の自宅で治療などを行う訪問看護の会社を昨年に地元三田で設立しました。
最初は、起業するために何から取り組めばいいのか分からず悩んでいましたが、税理士の知人から三田市商工会を紹介してもらい、相談することに。そして、市商工会が開催する「実践創業塾」などに参加し、経営のノウハウを学ぶとともに、関わる機会がなかった人たちとつながることができ、今も活発に情報交換をしています。
今後は、訪問看護を通して利用者さんの夢を叶えるお手伝いができる会社を目指したいです。心に寄り添ったケアを提供し、「ずっと住みたい街からずっと住める街へ」心と身体をサポートする地域に根ざしたサービスを行っていきます。