SUNだなヒト。「地域に残り 宝を守る 人をつなぎ 夢の実現へ」令和5年8月15日放送

更新日:2023年09月08日

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ラジオ番組「SUNだなヒト。」

広報誌「広報さんだ」の『SUNだなヒト。』のコーナーに掲載された方にお話を伺い、人にスポットを当てて、地域の魅力をお伝えするラジオ番組です。

地元FM局・ハニーFM(82.2メガヘルツ)で、毎月第3火曜日の15時10分から放送していますので、ぜひお聴きください。

金色の背景で右下に両手を挙げた老若男女のイラストが描かれたラジオ番組SUNだなヒト。のバナー

番組内容(広報さんだ)

母永『宝と夢』の里づくり協議会 副会長・事務局長 渡邊 秀仙さん

「『宝』は子ども、『夢』は地域の活性化。母子・永沢寺らしさと願いを込めました」と、協議会の名称の由来を教えてくれたのは渡邊秀仙さん。今年1月に発足した母永『宝と夢』の里づくり協議会副会長兼事務局長を務めている。

「子どもは地域の宝」とは、昔から地域で語り継がれた言葉。学校や子どもとのつながりが強いことがここの特色だと言う。学校行事は地域と合同で行うのが当たり前。いきいき百歳体操の会場に子どもたちが訪問する交流会は、住民の毎月の楽しみだ。自らも母子小学校に通い、わが子の育友会や特認校サポートクラブに20年以上携わり会長も務める経験から、多くの人たちの子どもへの想いを特に強く感じてきた。今年で創立150周年を迎える母子小学校は「皆の母校」であり、人々をつなぐ「地域の拠点」となっている。

母子・永沢寺地区の世帯数は90余り。皆が顔見知りのような関係だが「昔みたいに縁側に座って話す姿を見なくなった」と感じている。さらに追い打ちをかけるように新型コロナが流行。高齢化や人手不足もあり、休止せざるを得ない活動が増えることは寂しかった。そんな中、「地域を活性化し、ここで暮らしたいと思ってくれる人を増やそう」と、協議会設立の話が持ち上がった。当然、すぐに全員が賛成というわけにはいかなかったが、意見はさまざまでも地域を守りたい想いはみんな同じはず。「一番大切なのは地域の人たちの気持ち。地域を守るための行動であることを伝え、少しでも納得してもらいたい」と一軒一軒根気強く説明を続け、半年が経った頃、設立準備会が発足した。

渡邊さんが活動を続ける背景に、大学時代に地元を離れた経験がある。モノが溢れ、便利な都会での生活を送る中、地元にしかないものを知り、常に心には「帰りたい」との思いがあった。「両方を知る自分だから伝えられることがあるのでは」「世代を超えて意見交換できるつなぎ役に」と今日も笑顔で地域のために力を尽くす。

「ここに住むことを選んだからには何かしないと」。地域の宝を守り、夢を実現する使命を担って。

広報さんだ8月号のSUNだなヒト。コーナーの画像

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