SUNだなヒト。「心通じ合う信頼関係で 安心して元気に暮らせる 地域をつくる」令和5年6月20日放送

更新日:2023年06月28日

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ラジオ番組「SUNだなヒト。」

広報誌「広報さんだ」の『SUNだなヒト。』のコーナーに掲載された方にお話を伺い、人にスポットを当てて、地域の魅力をお伝えするラジオ番組です。

地元FM局・ハニーFM(82.2メガヘルツ)で、毎月第3火曜日の15時10分から放送していますので、ぜひお聴きください。

金色の背景で右下に両手を挙げた老若男女のイラストが描かれたラジオ番組SUNだなヒト。のバナー

番組内容(広報さんだ)

広野地区ふれあい活動推進協議会 会長 行羅 博文さん

「誰かのためにと思って活動していると疲れを感じませんね」と、張りのある声で話すのは、ボランティアや民生委員・児童委員などを長年務め、現在は広野地区ふれあい活動推進協議会の会長として活躍する行羅博文さん。健康で活動できることへの感謝と喜びを大事に、日々尽力している。

活動する上で大切にしているのは信頼関係を築くことだ。相手の話をよく聞き、その人の立場から物事を考え、対話する。納得して、活動へ参画してもらいたい。役員同士では、こまめに情報共有し、連携を密にすることで、組織として迅速に対応できるようになった。役員の負担が増えた部分もあるが、皆が納得して、チームで活動できていると感じている。

協議会はさまざまな事業に取り組んでいるが、参加する人の気持ちが第一。「次回も参加したいから元気でいよう」と思ってもらえる事業こそ、地域に必要な事業だと思う。

今後は、子どもから高齢者まで、年齢を問わない見守り活動に力を入れたい。子どもの居場所づくり活動で、帰宅の付き添いをしていた時のこと。さきほどまで楽しそうにしていた子が、家が近づくにつれて笑顔が消え、足取りが重くなり、「誰もいない家に帰りたくない」とポツリと話した。子どもを地域で見守る仕組みが必要だと強く感じた瞬間だった。

また、地区で実施した高齢者の心配事に関するアンケートで、特に免許返納や外出困難の不安が多かった。これをきっかけに外出支援に取り組み始めたが、高齢化に加え、単身高齢者が増えている地域の状況から、さらなる対応が必要だと考えている。

令和2年の会長就任以来、コロナ禍で思うような活動ができず、悔しい思いがあった。すると、苦労を共にしてきた仲間から「もう一年、皆で一緒に頑張りたい」というあたたかい言葉が。信頼関係を大切にしてきた自分の気持ちが実ったようでうれしかった。全ては、地域の人たちに安心して暮らしてほしいとの思いがあるから。我慢すべき時を越え、いざ前進。

広報さんだ6月号のSUNだなヒト。コーナーの画像

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〒669-1595 兵庫県三田市三輪2丁目1番1号
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