SUNだなヒト。「防災も地域づくりも同じ 「人とのつながり」が いざという時、役に立つ」令和5年4月18日放送

更新日:2023年06月14日

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ラジオ番組「SUNだなヒト。」

広報誌「広報さんだ」の『SUNだなヒト。』のコーナーに掲載された方にお話を伺い、人にスポットを当てて、地域の魅力をお伝えするラジオ番組です。

地元FM局・ハニーFM(82.2メガヘルツ)で、毎月第3火曜日の15時10分から放送していますので、ぜひお聴きください。

金色の背景で右下に両手を挙げた老若男女のイラストが描かれたラジオ番組SUNだなヒト。のバナー

番組内容(広報さんだ)

松が丘小学校区まちづくり協議会 顧問(防災リーダー) 菅野 英隆さん

「防災も地域づくりも原点は同じ。人とのつながりがいざという時、役に立つんです」1月、松が丘小学校区内の学校や地域住民など350人が参加した大規模な合同防災訓練で中心的な役割を担った菅野英隆さん。防災に取り組むきっかけとなったのは、54歳の時に経験した阪神・淡路大震災。

当時は、家と会社を往復する日々。定年を前にし、「自分は何がしたい?何ができる?」そう考えていた矢先のことだった。「この恐ろしい経験を無駄にしてはいけない。地域に恩返しがしたい。そのために自分ができることをやろう」休日に人と防災未来センターで展示解説のボランティアを始め、防災士の資格も取得。平成23年には「さんだ防災リーダーの会」会員になり、防災の知識を深めた。

その後、自治区の役員を務め、地域の防災にも精力的に取り組むように。コロナの影響で延期を重ねたが、数年越しの思いが実り、今回防災訓練を実施することができた。「防災のことも学んでほしかったけど、まず地域の人と人が出会う、つながるきっかけにしたかった」と菅野さん。地域内でのつながりが希薄になっていく中、コロナ禍で一層加速していると感じていた。「人は一人では生きていけない。だから人とのつながりを大切にしてほしい」と繰り返す。

そして興味があれば何でもやってみたい性格。地域の役員だけでなく、「さんだ防災リーダーの会」や「さんだ観光ガイド」「NPО法人歴史文化財ネットワークさんだ」など、活動の範囲は多岐に渡り、スケジュール帳はびっしり。「何でそこまでするの?」と聞かれるが、自分でもよく分からない。でも色々な人と接していると思わぬ発見がある。それが面白い。「地域の人が楽しく、みんな笑顔で暮らせるように。そこに一緒に関わっていきたい」その気持ちが活動の原動力だ。「自分にできること、やってみたいこと、何でもいい。一人でも多くの人に地域と関わってほしい。一緒に活動する人、想いを継いでくれる人を見つけるのが今の私の努めです」だから伝え続ける。人とのつながりを大切に――防災も地域づくりも原点は同じだから。

広報さんだ4月号のSUNだなヒト。コーナーの画像

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