SUNだなヒト。「目の前に出来ることがある だからやる それが生きる幸せ」令和5年2月21日放送

更新日:2023年06月14日

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ラジオ番組「SUNだなヒト。」

広報誌「広報さんだ」の『SUNだなヒト。』のコーナーに掲載された方にお話を伺い、人にスポットを当てて、地域の魅力をお伝えするラジオ番組です。

地元FM局・ハニーFM(82.2メガヘルツ)で、毎月第3火曜日の15時10分から放送していますので、ぜひお聴きください。

金色の背景で右下に両手を挙げた老若男女のイラストが描かれたラジオ番組SUNだなヒト。のバナー

番組内容(広報さんだ)

フラワータウン市民文化祭実行委員会 委員長 油井 敏之さん

「まつりの灯を絶やしてはいけない」穏やかな笑顔の中に熱い思いをのぞかせるのは油井敏之さん。22年続いた「フラワータウン市民センターまつり」だったが、平成30年、開催の主体が市から地域に移行することが決まり、岐路に立たされた。資金面や運営体制などの課題は多く、皆不安だったが、存続を望む多くの声に背中を押された。「それなら自分たちでつくる文化祭をやろう」有志が集まり「フラワータウン市民文化祭」として一から企画を見直した。各方面との調整や広報などの事前準備から当日の警備や音響の操作など、初めてのことばかりだったが、運営の全てを自分たちが担った。苦労の連続だったが、皆が知恵と力を出し合い、乗り越えた末に迎えた第1回の市民文化祭は、来場者千人を超す大盛況。仲間との連帯感や達成感に包まれ、喜びも一入だった。コロナ禍でも悩み考え、「少しでもできることを」と諦めることなく、できる範囲で毎年開催。縮小せざるを得なかったが、発表の場を失った地域内の学校の人権標語ポスター展を行うなど、地域貢献のための工夫は忘れなかった。そこには変わらない思いがある。「フラワータウンのみんなが一つの仲間になってもらいたい」

今では文化祭開催の中心にいる油井さんだが、実は移住してきたのは15年前で、地区の中では「新参者」だ。精力的にまちづくりに関わり始めたのは老人クラブに誘われたことがきっかけだった。退職して三田に移住するまでは、営業マンとして全国を飛び回る仕事一筋の人生。「今は地域一筋に第2の人生を満喫している。毎日やらなきゃいけないことがあるのは幸せなこと」と語る油井さん。実行委員会以外にも地域でいくつかの役を兼任し、1日に複数を掛け持ちすることも少なくない。原動力は、「ただ、人の役に立てたらいいな」と思う気持ち。地域貢献のカタチは人の数だけあるはず、「フラワータウンは本当に良いまち。文化祭を通じて、長く住んでいる人も新しく来た人も、子どもから高齢者まで、みんなが一つになって活力あるまちになってほしい」そう語る笑顔は、愛情に裏打ちされた強さがあった。

広報さんだ2月号のSUNだなヒト。コーナーの画像

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