SUNだなヒト。「『 一人一人が大事な存在 』 悩んだ私だからこそ伝えたい その想い」令和4年12月20日放送

更新日:2022年12月23日

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ラジオ番組「SUNだなヒト。」

広報誌「広報さんだ」の『SUNだなヒト。』のコーナーに掲載された方にお話を伺い、人にスポットを当てて、地域の魅力をお伝えするラジオ番組です。

地元FM局・ハニーFM(82.2メガヘルツ)で、毎月第3火曜日の15時10分から放送していますので、ぜひお聴きください。

金色の背景で右下に両手を挙げた老若男女のイラストが描かれたラジオ番組SUNだなヒト。のバナー

番組内容(広報さんだ)

さんだCAP/JA兵庫六甲三田女性会(藍支部) 橋上浩子さん

「子どもにも人権があり、一人一人が大事な存在。暴力を受けていい子なんて誰もいないんです」子どもへの暴力防止に取り組む「さんだCAP」で活動する橋上浩子さん。きっかけは、子育てに悩んだ自身の経験から。しつけのためと怒り、厳しく育てた。「良くないな」日々悩んでいたが、どうすればいいか分からなかった。息子が小学生になった時、「お母さん、一緒に子育てを見直しませんか?私と一緒に考えましょう」担任の先生に言われた言葉が今でも忘れられない。そのことが契機となり、心理学を学んだり、サークル活動に参加したり、子育てを見つめ直した。そんなとき、「さんだCAP」に出会った。
現在では学校や地域に出向き、講演活動やワークショップを行う。「人の権利を取らないで、自分の権利を守るためには何が出来るかな?」子どもや保護者、教員に問いかけてきた。仕事や子育ての傍ら、15年にわたり活動を続けてこられたのは「子育てに悩んだ自分だからこそ、しんどいなと思う子どもや子育てに悩む保護者に寄り添いたい」その想いがあったから。「出会った人の数だけ、人は幸せになれるんだよ。その中に必ず自分を助けてくれる人がいるからね」祖父がよく言っていた言葉をいつも大切に伝えている。
一方、生まれ育った藍本でも、JA女性会や健康推進員など精力的に活動。夫とともに農業にも汗を流す。米に黒豆、野菜を育て、田植えや稲刈りで地元藍幼稚園との交流も永年続けてきた。「いつもありがとうと言ってもらえるけど、私たちがチャンスをいただいているんです」そう思うのも幼稚園の先生が子どもと接する姿から学びを得たおかげと微笑む橋上さん。
家から一歩出れば、野菜をくれる人がいたり、色んな声がけをしてくれる人がいたり、「お節介かもしれないけど、そんな地域の関わりが一番ありがたいですね」だから近所の人から見知らぬ人まで、地域で出会った人にはいつも自ら声をかける。「今までにもらった恩を今度は自分が贈りたいから」地域への感謝の気持ちが、今日も橋上さんを躍動させる。

<藍幼稚園 古林奈美さん>
「地域の子どもたちは宝物。みんなのことが大好きだよ」と想いを伝えてくださる橋上さん。子どもたちにとってかけがえのない経験になっているし、私たち教員にとっても橋上さんとの出会いや一緒に過ごした時間は宝物です。

特定非営利活動法人 みかづき 理事長の谷生 禎章さんの写真が掲載された広報さんだ10月号のSUNだなヒト。コーナーのスクリーンショット

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〒669-1595 兵庫県三田市三輪2丁目1番1号
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