SUNだなヒト。「みんなの元気な笑顔と 広野の豊かな自然が わたしのエネルギー」令和4年6月21日放送
ラジオ番組「SUNだなヒト。」
広報誌「広報さんだ」の『SUNだなヒト。』のコーナーに掲載された方にお話を伺い、人にスポットを当てて、地域の魅力をお伝えするラジオ番組です。
地元FM局・ハニーFM(82.2メガヘルツ)で、毎月第3火曜日の15時10分から放送していますので、ぜひお聴きください。

番組内容(広報さんだ)
地域ボランティアグループ 「ほのぼの広野」相談役の甲藤 和子さん
「小さい頃から人の世話をするのが好き。考えるより先に体が動くんです」優しい表情ながら精力的な一面をのぞかせるのは甲藤和子さん。「広野には昭和64年から暮らしています。昔から住んでいる人も多く、隣近所のつながりを大事にする地域。豊かな自然にも囲まれています。ここで暮らしているうちにボランティアがしたいという力が湧いてきました」広野地区にもボランティアグループを――そう声をかけると「地域のために何かやろう!」熱い想いを持った19人が集まり、平成15年にグループを設立した。当初は、お金も経験もなかった。だからこそメンバー同士で何でも話し合って決めるということを大事にしてきた。
活動は、高齢者の話し相手、毎月開催する「ほのぼのカフェ」、子どもたちの見守り、広野地区のイベント支援など多岐にわたる。「無我夢中で毎日を過ごしてきました。どんなに忙しくてもしんどいと思わなかったのは、みんなの元気な笑顔が見たいから」ボランティアをしてあげているのではなく、させていただいているという気持ち。日々の活動こそが自分のエネルギーになっていると話す。
これまで大切にしてきたのは「自分たちのできる範囲でやろう」ということ。「あれもこれもしなきゃと気負うのではなく、いつも自然体でいられたからこそ、ここまで長く続けてこられたのかな」と甲藤さんは振り返る。
「どこに行ってもすぐにお友達ができるんです」ボランティア以外のつながりも大事にしてきた。「近所の子どもたちにおはよう!と声をかけると、笑顔で駆け寄ってくれて。学校から帰ると楽しそうにいろんなことを話してくれるんです。先日は、お手紙までくれました」と甲藤さんは微笑む。
来年で設立20年を迎えるほのぼの広野。「新しい人を育てないとね」設立当初から続けてきた代表を退き、現在は相談役として次世代にバトンを繋ぐことに力を注ぐ。「自分たちの地域を自慢できる元気な広野であってほしい」と「ほのぼの広野」の志をこれからもつないでいく。
広報誌「広報さんだ」6月号『SUNだなヒト。』 (PDFファイル: 325.5KB)

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更新日:2022年08月02日