SUNだなヒト。「地域を、人を、想い合える そんな高平だから大切にしたい 人と人とのつながり」令和4年4月19日放送

更新日:2022年04月28日

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ラジオ番組「SUNだなヒト。」

広報誌「広報さんだ」の『SUNだなヒト。』のコーナーに掲載された方にお話を伺い、人にスポットを当てて、地域の魅力をお伝えするラジオ番組です。

地元FM局・ハニーFM(82.2メガヘルツ)で、毎月第3火曜日の15時10分から放送していますので、ぜひお聴きください。

金色の背景で右下に両手を挙げた老若男女のイラストが描かれたラジオ番組SUNだなヒト。のバナー

番組内容(広報さんだ)

 「地域を、人を、想い合える仲間の存在が私の宝物です」地域で活動する喜びを話すのは小谷啓子さん。高平地区の小柿には40年前、結婚を機に夫の両親らと同居し始めた。近くに知り合いや友人がおらず、地域との交流はほとんどなかった。ターニングポイントは子どもが小学校へ入学した時。何となく引き受けたPTA役員だったが、地域の中に顔の見える関係が一気に広がった。「あの時が地域の皆さんとの交流の原点かな」今の活動があるのも、その出会いがあったからこそと振り返る。

 平成27年6月の立ち上げから関わる「高平郷づくり協議会」では、「歌声喫茶」や「アマゴつかみ取り体験」など交流イベントを企画・開催。また、高平の魅力が詰まった「高平ふるさとマップ」や「高平ふれあいの郷カレンダー」の制作にも携わってきた。コロナ禍前、中でも大人気だったのは「歌声喫茶」。毎回新たに選曲する歌謡曲や唱歌をピアノの生伴奏に合わせ、手作りの歌本を手にみんなで一緒に歌う。会場にはいつもあふれ返るほどの参加者。地域の人の笑顔を見れることが何よりの喜びだった。

 しかし、ここ2年は集まって歌うことができない。「やめてしまうのは簡単。こんな状況でも何かできることはないか」日々考えた。「ぬり絵だったらコロナ禍でも安心してできるのでは」新しい企画を練る時、まず頭に浮かべるのは地域の人の顔。思いつくまま、歌声喫茶で歌本を制作してくれている武比古さんに「ぬり絵サロンをしたいので自作の紙芝居を使わせてほしい」と相談したところ、快諾してもらった。

 「高平の魅力は、地域を想う人がたくさんいること」と誇らしげな小谷さん。一人ではできないことも、「地域や人が元気になるためなら」と誰もが協力を惜しまないからだ。「高平の多彩な人材をつなぐことが私の役割かな」みんなが自分らしく暮らし、人と人とのつながりを大切にできる――これからもそんな高平であってほしいと小谷さんは願う。

高平ふれあいの郷カレンダーと高平ふるさとマップを手に微笑む小谷啓子さんの写真が掲載された広報さんだ4月号のSUNだなヒト。コーナーのスクリーンショット

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〒669-1595 兵庫県三田市三輪2丁目1番1号
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