令和8年9月三田市議会定例会(第387回)市長提案説明

更新日:2026年08月27日

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はじめに

皆様、おはようございます。
令和8年9月三田市議会定例会の開会に当たり、議員の皆様のご健勝を心からお喜びするとともに、日頃のご精励に対し深く敬意と感謝を申しあげます。
はじめに、先月28日に発災した「令和8年熊本地震」、そして今月13日から14日に発生した「令和8年8月千葉豪雨」により、犠牲になられたお一人おひとりに哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様に対し心よりお見舞い申しあげます。全国で地震や豪雨による被害が頻発しています。市民の皆様におかれましては、この機会に、災害が「いつでも起こり得る」という意識のもと、大切なご自身とご家族の命を守る行動の再確認をお願いします。
本市の「令和8年熊本地震」への対応でございますが、8月14日に熊本県宇城市へ家屋被害認定支援のため、2人の職員を派遣しました。今後も兵庫県と連携しながら迅速かつ適切に対応していくとともに、引き続き、猛暑の中、不安を抱えながら過ごされている被災者の皆さんのお気持ちに寄り添い、可能な限りの支援を行ってまいりたいと考えております。
さて、本市では、今年も8月1日に「第47回三田まつり」が開催されました。2会場での90ブースを超えるお店や、花火の演出によるナイトバブルショー、昨年度「さんだアンバサダー」として就任された三田市出身のプロ棋士冨田誠也(とみたせいや)さんとプロダンサーHINATA.M(ヒナタ)さんとのトークショーなど大いに盛り上がりました。開催に当たり、実行委員会の皆さんや市民ボランティアの皆さんなど多くの方々にご尽力いただくとともに、多くの方々から協賛をいただきました。この場をお借りして、関係者の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
今年も秋から冬にかけて、地域や市主催のイベントが多く開催されますが、12月にはDOVER駒ケ谷運動公園体育館にて「大相撲三田場所」が66年ぶりに開催されることとなりました。また、令和6年9月定例会の一般質問でお伝えしてました作家の玉岡かおるさんについて、三田の城下を舞台にした小説「海へ出でよ ~神戸を拓いた海賊たち」がこの秋に刊行されることとなりました。私も著書の企画段階でご本人と面談する機会があり、執筆に当たっては、市からも資料提供などさせていただいた経緯もあることから、刊行を心待ちにしているところです。これが三田のシティセールスにつながることを期待します。
市民の皆様には、様々なイベント等を通じて、三田の文化、歴史、スポーツを楽しんでいただきたいと思います。
 

報告事項

夏休み期間におけるこどもたちの居場所の充実、体験機会の格差是正の取り組み

今年の市立小中学校の夏休みは本日までとなりましたが、こども達は、夏休みに様々な体験をしてきたことと思います。本市では、夏休みにおけるこどもの健やかな育ちを支えるため、2つの新たな取り組みを行いました。
一つ目は、保護者の負担軽減を図るための放課後児童クラブでの昼食(宅配弁当)提供をあかしあ台児童クラブ及びあかしあ台第2児童クラブで試行しました。今後は、将来的な本格導入を見据え、今回の試行を通じて、配送や衛生管理、予約システムといった運営面での実効性や課題を多面的に検証してまいります。
二つ目は、家庭の経済状態に関わらずこどもの体験機会を確保することを目的とした取り組みです。
この観点から、昨年議会のご議決を賜り、友好都市提携をした北海道浦河町との交流事業の第1弾として、中学生11人を交流大使として8月17日から19日までの3日間派遣しました。
明治初期から150年近く続く赤心社を縁とする深い結びつきのある浦河町の豊かな海の幸と優駿馬に象徴される雄大な自然の中で、赤心社記念館見学、乗馬・厩舎スタッフ体験や、松田町長への親書の手交と意見交換、地元の高校生との交流など特別な体験をしてきました。先日行った報告会では、交流大使から、松田町長が託された返書の手交があり、「浦河町を訪れ、三田の人々が厳しい環境の中で開拓した歴史が、現在の友好都市交流につながっていることを実感した」、「浦河町の人たちがあたたかく迎え入れてくれた。また行きたい」等の報告もありました。
さらに10月18日、11月3日にも、神戸三田アウトドアビレッジTEMIL(テミル)において、小学生を対象としたデイキャンプを開催し、三田の自然豊かな環境のもと、地産食材を使ったバーベキューとネイチャークラフトの体験機会を提供することとしています。こども達には新たな学びや成長につなげてほしいと願っています。
私は、さんだの未来を担うこども達には、家庭の経済状況いかんにかかわらず、豊かな感性や幅広い視野を育む機会を持ってほしいと思っています。これからも新たな学びや成長につながる取り組みを行ってまいりたいと考えています。
 

元気で活力ある三田を創る取り組み~関係人口(三田ファン)増加、健康寿命延伸~

次に、元気で活力あるまちづくりを進めていくための取り組みについて2点報告いたします。
一つ目は、関係人口増加に向けた取り組みについてです。関係人口を増加させていくためには、本市の行うまちづくりへの認知と共感が必要です。その一つとして、先月23日に、「三田市ふるさと納税 新返礼品発表会」を開催いたしました。当日は、新たな返礼品を提供いただいた市内事業者の皆さんから、産品や商品にかける思いや情熱を語っていただき、三田ならではの魅力あふれる返礼品をアピールしました。また、今月4日に、人口減少や活力低下に悩む地域と、都市部などの多様な人々が継続的につながる「関係人口」の創出・拡大を目的に、楽天グループ株式会社が昨年9月に設立、事務局を務める「ふるさと住民応援コンソーシアム」の首長サミットに参加し、26自治体の首長と、先行する地域の事例や課題感を共有してきました。加えて、テクノパーク企業を中心に、トップセールスや企業訪問を進め、企業版ふるさと納税を含めた公民連携につなげる動きも積極的に展開しています。
これらの取り組みや市外から多くの人が訪れるイベントや観光など複合的に展開していくことで、三田ファンを増やし、関係人口の増加、ひいては定住人口の増加につなげていきたいと考えています。
二つ目は、健康寿命延伸に向けた取り組みについてです。
私は、生涯にわたり心身ともに健康で、住み慣れた三田市で、できる限り自立した生活を送れることが、真の生きがいにつながると思っていることから、本市の重点地域課題の一つとして健康寿命の延伸を推進しているところであります。その取り組みの一つとして、今年度から郵送方式による「大腸がん検診」を導入いたしました。検診日や場所にとらわれず、自分のタイミングで検査ができることから、女性や働き盛りの忙しい世代の方々にぜひ受診いただきたいと考えています。先日、検査キットをお申込みの皆様に郵送させていただいたところですが、全国標準に比べ本市は、女性の直腸がんでの死亡率が高い傾向にあることから、受診機会を拡大する本取組みは、大腸がんの早期発見・早期治療につながるものと確信しています。また、介護予防のフレイル対策、骨粗しょう症や骨折予防にかかる啓発や取組みについても積極的に推進してまいりたいと考えております。
また、今年2月から6回にわたり総合計画について審議いただいていた総合計画審議会から8月17日に答申をいただきました。審議会では、200を超えるご意見やご質問をいただき、大変熱心にこれからのまちづくりについて審議いただきました。9月1日からはパブリックコメントを実施しますが、引き続き、答申に込められた思いを大切にし、取り組んでまいりたいと考えております。
このように市内外に向けての取り組みを着実に進めていくことで、「住みたい、住み続けたいまち」としての認知度を高め、昨年度から今年度にかけて様々な自治体ランキングで上位の評価をいただきましたが、これを継続すべく取り組みを進めてまいりますので、議員の皆様のご理解を賜りますようよろしくお願いいたします。
 

提出議案について

予算案件

まず、予算案件でございますが、令和8年度一般会計補正予算ほか2件であります。
最初に、議案第57号「令和8年度三田市一般会計補正予算(第2号)」でございますが、6月28日に発生しました三輪幼稚園のコンクリートの剥落事案を受け、他の公共施設においても、同様の現象が生じる可能性があることから、安全性を確保するための緊急点検を実施する経費として、3,850万円の増額補正をしようとするものであります。
次に、特別会計となりますが、議案第58号「令和8年度三田市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)」では、介護保険事業にかかる介護給付費交付金の令和7年度概算交付に伴う精算返納金187万円を増額しようとするものであります。
また、議案第59号「三田市民病院事業会計補正予算(第1号)」では、過年度分時間外手当遡及支払いに伴う遅延損害金等として2,640万円を増額補正しようとするものであります。

条例案件

次に、条例案件でございますが、三田市立ひまわり特別支援学校小学部を移設するに当たり、所要の規定の整備を行う「三田市立学校条例」の一部改正、子ども・子育て支援法施行令の一部改正に伴い、預かり保育料を減じる額の見直しを行う「三田市立認定こども園条例」の一部改正など、計4件であります。

事件決議

そして、事件決議でございますが、「三田市まなびと交流・共創施設の管理に係る指定管理者の指定について」、「GIGAスクール用コンピューター(iPadOS端末)の処分について」の計2件であります。
なお、今会期中に予算案件及び人事案件を追加提案し、また令和7年度の決算認定を追加提案いたしたく考えておりますので、ご了承賜りたくお願い申しあげます。
以上をもちまして、提出議案の説明を終わります。
議員の皆様におかれましては、何とぞ慎重にご審議をいただき、適切なるご議決を賜りますようお願い申しあげ、提案の説明といたします。ありがとうございました。

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策部 秘書課
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