三田まちづくり憲章

更新日:2022年03月31日

ページID: 1380

市民とともに「住みよい三田」へ

平成20年7月1日の市制施行50周年記念式典で発表し、制定しました。
まちづくり憲章は、住みよい三田をめざして、協働でまちづくりを進めるために市民が主体的に参加するための規範となるものです。
誰もがこの憲章に親しみ、心のよりどころとなるように願っています。

「三田まちづくり憲章」の条文

前文と本文(5つの項目)で構成されています。

解説(憲章に込められた思い)

前文

私たちは、すべての市民が誇りを持って、人と自然が輝くまち・三田を共につくるために、この憲章を定めます。

めざすまちの姿を人と自然が互いに育みあう「人と自然が輝くまち」とし、市民が愛着と誇りを持って住み続けたいまち、そして次代を担う子どもたちが誇れる、そんなまちを共につくっていく決意を宣言しています。

本文

命を大切にし、互いに助け合う、心ふれあうまちをつくります。

【人権の尊重、交流の場】
一人ひとりの命を大切にして個人の人権を尊重し、やさしさと思いやりをもってお互いに助け合い、誰もが幸せを感じる心ふれあうまちにしようという思いを込めています。

誰もが元気で笑顔があふれる、希望に満ちたまちをつくります。

【健康・福祉の充実、安全・安心な暮らし、生きがい】
子どもから高齢者まで、誰もが健康で安心して暮らせるまち、未来に向かって希望を持った生きいきとした元気なまちにしようという思いを込めています。

美しい風景を守り、自然と共に育つまちをつくります。

【自然との共生、環境の保全】
田園風景や緑豊かな山々、里山、川、花など豊かな自然、ニュータウンの街並みを大切に守り、人と自然が共生しながら育っていくまちにしようという思いを込めています。

伝統を尊重するとともに、新しい市民文化のまちをつくります。

【歴史・伝統の継承、文化の創出】
先人の築いてきた歴史、伝統、文化を尊重し、受け継ぎながら、市民の手でつくる新しい文化の薫るまちにしようという思いを込めています。

里の恵みを大切にし、未来につなぐ活力あるまちをつくります。

【農業の振興、産業の活性化、循環型社会の創出】
農業や食の安全、地産地消は三田の誇りです。ふるさとの恵みを大切にし、新しい産業を通して活力を生み出し、将来にわたって住み続けたい活力のあるまちにしようという思いを込めています。

Sanda Citizens' Policy Charter

We, the proud citizens of Sanda, establish this charter as a declaration of our resolve to create a city where people and nature flourish side by side.

We shall:

  • forge a considerate and supportive community where people come to each other's aid and where human life and individual rights are respected
  • foster an environment full of hope in which each citizen can live a healthy, joyful life
  • preserve and protect Sanda's scenic beauty to develop a city where all citizens live in close contact with nature
  • cherish our old traditions and culture even as we create new traditions together
  • treasure and protect the bounties of our agricultural heritage while encouraging development for a vibrant future

July 1. 2008

この英語版は、憲章の日本語の文章直訳ではなく、こめられている意味を盛り込み、外国人が自然に読んで話せるように訳したものです。三田にお住まいの外国人が、愛着と誇りを持って、この憲章に親しんでいただけるように工夫しました。

憲章板を設置しました

「郷の音ホール1階エントランス」(総合文化センター)と「まちづくり協働センター6階入り口」の2箇所に憲章板を設置しました。今後、市民の皆さんに親しまれる憲章となるよう、広く紹介してまいります。

そのほかに、現在ウッデイタウン市民センター、フラワータウン市民センター、広野市民センター、藍市民センター、高平ふるさと交流センター、図書館、中央公民館、市民病院、総合福祉保健センター、有馬富士共生センターに憲章板を設置しています。

7月5日のさとのねホール1階エントランスにおける、憲章板の除幕式の様子をおさめた写真

郷の音ホール 1階エントランス7月5日除幕式の様子

さとのねホール1階エントランスの壁面に掲示された憲章板の写真

郷の音ホール1階エントランス

まちづくり協働センター6階入口・インフォメーション端末そばの壁面に掲示された、憲章板の写真

まちづくり協働センター6階入り口

制定までの経緯

三田まちづくり憲章制定までの経緯
平成19年10月~12月 公募委員25名による「まちづくり憲章市民会議」6回開催
平成20年1月 市民会議からの提案書提出
平成20年2月~3月 「まちづくり憲章策定委員会」(第1~3回)
平成20年3月 三田まちづくり憲章原案作成・公表
平成20年4月~5月 市民意見募集(パブリックコメント)(4月15日~5月7日)
平成20年4月 原案に係る中間報告会(4月25日)
平成20年5月 「まちづくり憲章策定委員会」(第4回)最終案作成
平成20年6月 議会に提案

市民による市民のための憲章制定が大切との認識に立って、平成19年10月に市民25名の委員による「まちづくり憲章市民会議」が発足しました。

本市の特長や憲章に盛り込むべき内容など、素案づくりの段階から熱心な議論を重ねていただき、平成20年1月に提案書を提出していただきました。

平成20年2月に、学識者や市民会議委員代表など10名の委員によるまちづくり憲章策定委員会を発足し、提案書等に基づき憲章原案を作成いただきました。、その後、同案についての市民意見を募集し、その結果等を十分に考慮して、最終案を作成いただきました。

それを尊重して市は憲章を決定し、市議会6月定例会に提出、議決されました。

昭和40年9月に制定されました「三田市民憲章」の精神は、三田まちづくり憲章に受け継がれています。

三田市民憲章

わたしたちは、三田市民としての誇りと責任を感じ、憲章とともにすすみましょう。

美しい環境をつくり、健康で住みよい福祉都市にいたしましょう。
めぐまれた資源を愛し、郷土の発展につとめましょう。
教養を高め、文化のまちをきずきましょう。
きまりを守り、明るい社会をつくりましょう。
お互いに助け合って、みんなの幸せを守りましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策部 政策調整室 政策課
〒669-1595 兵庫県三田市三輪2丁目1番1号
電話番号:079-559-5038
ファクス番号:079-563-1366

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