非核平和都市宣言

更新日:2023年09月01日

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非核平和都市宣言 平成元(1989)年3月

三田市では、二度とあの悲惨な戦争を繰り返すことのない世界を創り広めるため、平成元年3月28日に非核平和都市宣言を行い、以後平和の意義や尊さを市民みんなで考える機会として、毎年8月を「平和について考える市民月間」として市民参加のもと平和への取り組みを行っています。

非核平和都市宣言(全文)

平和-それは全人類共通の願いです。
私たちは、戦争の悲惨さ、残酷さを決して忘れてはなりません。
しかし、世界各国では今なお武力紛争が絶えず、軍拡競争は恐るべき核兵器を次々と生み出してきました。
たび重なる核実験による環境破壊は地球的規模に達し、さらに核開発は宇宙空間にまで及ぼうとしています。
今や核戦争を防止し、すべての核兵器を廃絶することは、人類の存亡にかかわる最も緊急で重要な課題です。
ここに三田市は、核兵器の廃絶と軍縮を全世界に訴えるとともに、世界平和実現に向かって不断の努力を続ける非核平和都市であることを宣言します。

平成元年3月28日

三田市

「非核平和都市宣言」標柱 平成21(2009)年1月

「非核平和都市さんだ」と描かれた標柱の写真

三田市が「非核平和都市宣言」を行ってから20年目を迎えた平成21年1月に、より一層その理念を広くアピールするために、標柱を三田市役所敷地内に設置しました。

戦後50年記念モニュメント「平和への希求」 平成8(1996)年

銀色のモニュメントが建物の前にある写真

このモニュメントは、市総合福祉保健センター(平成8年竣工)が戦後50年記念事業として建設されるのを機に、戦後50年の貴重な体験から、未来を創る子どもたちに、戦争のない社会、世代や地域、国を越えてともに支え合う社会を築くことを願い、そのシンボルとして、広く市民の皆様の募金により市総合福祉保健センターに設置されました。人と人との豊かなつながりと人間と自然との共生をテーマにこのモニュメントはつくられています。

作品名:平和への希求(Transfiguration-ENGAGE-)

製作:竹内三雄さん

スイングベルモニュメント「平和の鐘」 平成25(2013)年12月

芝生の広場に募金によって立てられた鐘の写真

この「平和の鐘」は、三田ユネスコ協会創立50周年を記念して「世界の平和と人類の幸せを永遠のものにする」の理念に基づき、建設が進められました。そして、市民や協会員など多くのみなさまの募金によって、平成25年12月、三田市総合文化センター(郷の音ホール)東側の芝生広場に完成しました。

このモニュメントは、互いの考えや存在を認め合い、戦争や紛争などの連鎖を断ち切るためにも、一人ひとりの心の中に平和の砦を築いていくことの大切さを、私たちに訴えています。

「平和の鐘」が響かせる美しい音色に、私たちの平和への思いを乗せていきたいものです。

戦後70年記念「被爆アオギリ」植樹 平成27(2015)年8月

アオギリ

平成27年8月9日(日曜日)

戦後70年記念植樹式を開催し、三田市総合福祉保健センター西側、戦後50年記念モニュメント「平和の希求」横に、広島市より託されました「被爆アオギリ」の苗木を植えました。

この記事に関するお問い合わせ先

共生社会部 福祉共生室 人権共生推進課
〒669-1595 兵庫県三田市三輪2丁目1番1号
電話番号:079-559-5148
ファクス番号:079-563-7776

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