三田市自転車ネットワークについて
1.背景と目的
自転車は日常生活における移動手段やレジャーの手段として、幅広い年齢層に利用されています。一方、道路交通法において自転車は「車両」として定められているものの、歩道上を徐行せずに通行するなど無秩序な利用が見受けられます。このような中、平成24年11月に国土交通省と警察庁により「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン」が策定され(平成28年7月改定)、社会的にも自転車通行位置の見直しが活発化しています。
三田市においては、「第4次三田市総合計画」の中で「だれもが安心して移動できるまち」の実現に向けた取組みの計画を位置付け、さらに「三田市まち・ひと・しごと創生総合戦略」では、「日本一住みたいまち三田」をめざして、地方創生に取り組もうとしています。こうした上位計画に基づき、自転車走行空間の確保等や自転車利用環境の改善を目的として平成29年1月に「三田市自転車ネットワーク」を策定しました。
2.概要
計画対象地域は自転車利用者数が多く、自転車対歩行者の事故件数が多くなっている新市街地(ウッディタウン、フラワータウン、カルチャータウン)及び既成市街地を対象として検討を行っています。
計画対象地域内において自転車ネットワーク基本路線を設定し、選定条件を当てはめ該当路線を抽出したうえで、対象範囲全域がネットワーク化されるよう連続性に配慮し、利便性の高い「自転車ネットワーク路線」を設定しました。
選定した自転車ネットワーク路線に対して、自転車走行位置の明示のために、「自転車道」、「自転車専用通行帯(自転車レーン)」、「自転車と自動車を混在通行とする道路(車道混在)」の形態で整備していきます。
上記のハード整備だけでなく、自転車利用ルールおよびマナーの啓発活動も関係機関とともに実施していきます。
3.計画の内容
概要版
三田市自転車ネットワーク(概要版) (PDFファイル: 1.8MB)
本編
三田市自転車ネットワーク(本編) (PDFファイル: 7.4MB)
4.自転車レーンの運用について
市道横山天神線の自転車レーンが3月28日に供用開始しました。これに伴いまして、自転車レーンを通行する際のルールをまとめました。
5.関連リンク
自転車に係る主な交通ルール等については、三田市危機管理課ホームページでも紹介されています。
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更新日:2022年03月31日