流産や死産を経験された方へ

更新日:2024年04月01日

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流産や死産でお子さまをなくされた気持ちは計り知れません。

つらいお気持ちや悲しみを抱えたまま相談できない方もいらっしゃいます。

つらい気持ちが少しでも軽くなるお手伝いができればと思います。

保健師・助産師がお話しをお伺いしますので、ご連絡ください。

電話相談・来所相談・家庭訪問のいずれの方法でも可能です。

 

【ご連絡先】

チャッピーサポートセンター

市役所本庁舎2階 子ども政策課内 電話番号079-559-5093 ファクス番号079-563-3611

市総合福祉保健センター2階 電話番号079-559-6288 ファクス番号079-559-5705

日々の暮らしの中で以下のようなつらさを感じることがあるかもしれません。

●これまで通りの生活を送ることや、人と関わることに難しさを感じる

●これまで普通にできていたことが、上手くできない

●記憶力や判断力や理解力が低下したと感じる

●家族の間で、悲しみ方の違いを感じる

●さまざまな場面で、以前のような自信を持てない

●この悲しみがいつまで続くのだろうと思う

●自分を責めないではいられず苦しい

●誰にもこの苦しみを話せない

こうした反応は「グリーフ(悲嘆)」といって、大切ななにかを失ったときに生じる、自然な反応です。その感じ方は、人によって違います。また、心の痛みが和らぐまでに必要な時間も、人それぞれです。ご自身のお気持ちに耳を傾け、どのような感じ方であっても「それでいい」と認めてあげてください。ご自分に優しくしてあげてください。

今のつらい状態はずっと続くわけではありません。必ず、少しずつ変化していきます。その変化もまた、認めてあげてください。

(出典:厚生労働省 令和3年度子ども・子育て支援推進調査研究事業「子どもを亡くした家族へのグリーフケアに関する調査研究」)

地域で活動する自助グループ・サポートグループの紹介

自助グループとは、共通の悩みなどを抱える方やその家族が、自ら運営し、自主的に活動を行っているグループです。地域には様々な自助グループやサポートグループがあり、活動内容・状況も異なります。三田市が特定の団体を推奨するものではありませんが、悩んでおられる方々の出会うきっかけになればとの思いから、本市ホームページへの掲載にご了承いただいた団体をご紹介します。

グリーフケアはちどりプロジェクト(外部サイトを別ウインドウで開きます)

ペリネイタル・ロス後の深い悲しみの現実を一人でも多くの方に知ってもらえるように活動している団体。

*ペリネイタル・ロス:流産、死産、新生児死亡、人工妊娠中絶など、お産を取りまく赤ちゃんの喪失

関西天使ママサロン(ポコズママの会関西)(外部サイトを別ウインドウで開きます)

流産・死産(人工死産)・子宮外妊娠・胞状奇胎・新生児死などの理由で小さな赤ちゃんを亡くされたご家族のためのお話会『ポコズカフェ』を行っています。

関西天使ママサロン神戸エンジェライト(外部サイトを別ウインドウで開きます)

流産・死産(自然/人工)・新生児死などで、赤ちゃんを亡くした方のグリーフケアを目指し、お話会やワークショップを開催しています。

RainbowDrop虹の雫(外部サイトを別ウインドウで開きます)

三田・但馬エリアで活動している流産・死産・乳児死等で赤ちゃんを亡くされた方やその家族のためのピアサポートグループです。おはなし会やワークショップを開催しています。Instagramはこちらです。

その他の相談先・利用できる制度

三田市産後ケア事業

流産や死産された方についても、ご利用いただくことができます。詳細は、下記問い合わせ先までご相談ください。

兵庫県/不妊・不育専門相談/男性不妊専門相談

「妊娠しても、流産・死産を繰り返す」などのご相談ができます。

詳しくは、こちらのホームページ(外部サイトを別ウインドウで開きます)をご覧ください。

体調の確認について

流産・死産のあとの体調で心配なことがある方は、医療機関で行っている産婦健康診査やその他の受診時に相談することができます。かかりつけ等の産科にご相談ください。

※三田市産婦健康診査費用助成事業については、こちらのホームページをご覧ください。

Baby Loss Awareness Week ~亡くなった赤ちゃんとご家族に思いを寄せる1週間~

ピンク&ブルーリボン

 毎年10月9日から15日は、Baby Loss Awareness Week~亡くなった赤ちゃんとご家族に想いを寄せる1週間~として国際的な啓発週間とされています。
 流産・死産・新生児死等で赤ちゃんを亡くしたご家族への心のケアや支援の必要性について意識を高め、お空の赤ちゃんへ共に想いを寄せることで、希望を失いかけているご家族の孤立を防ぎ「ひとりじゃないよ」と生きる力を支えることを目的としています。
 そして、短い時間でも家族に幸せをくれた赤ちゃんの命を讃える大切な機会です。
 また、流産・死産・新生児死などで赤ちゃんを亡くし、深い悲しみの中にいるご家族を支え、心の支援の必要性を社会に啓発する国際シンボルマークとして「ピンク&ブルーリボン」が使われています。

 

関連情報

この記事に関するお問い合わせ先

子ども・未来部 子ども政策課 母子保健担当(総合福祉保健センター)
〒669-1514 三田市川除675 総合福祉保健センター
電話番号:079-559-5701
ファクス番号:079-559-5705
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