学校経営方針
学校経営の基本方針
特別支援学校における教育の目的は、「幼稚園、小学校、中学校又は高等学校に準ずる教育を施すとともに、障害による学習上又は生活上の困難を克服し自立を図るために必要な知識技能を授けることを目的とする(学校教育法第72条)」である。
ついては、その目的達成のために教職員が組織の一員としての自覚と責任と情熱を持って、お互いに立場を尊重し、専門性を発揮し、協働して職務に励むチーム支援を大事にしながら学校経営を推進する。
- 学校経営の中核に身体の動き等の自立活動を位置づけ、自立活動の時間はもとより、全教育活動において一人一人の障害の状況に応じた目標に基づいた指導の充実に努める。
- 共生の理念を継承するとともに、社会の中で持てる力を発揮できるよう、小・中学校と同一敷地内に併設し、またスクールバスの利用等共に学べる環境を最大限に生かした教育を推進する。
- 家庭・地域社会及び関係機関との連携を図り、信頼に応える学校経営に努める。
- 将来にわたって児童生徒を育むことのできる持続可能な学校体制づくりを行う。
- 教育公務員としての高い倫理観と使命を自覚し、専門職にふさわしい資質の向上に努める。
学校教育目標
『人との豊かなつながりの中で、一人一人の自立と社会参加を目指し、たくましく生きる力を育成する』
めざす児童・生徒像
『笑顔いっぱい ひまわりのみんな』
友だちと仲よく支え合う子【共生】
- げんきにへんじ、あいさつができる子
- 自分の思いを伝え、相手の思いを感じ取ることのできる子
- 自分を認め、相手を認める中で、ともにがんばれる子
明るく、元気な子【挑戦】
- 友だち大好き、学校大好き、笑顔あふれる子
- 目標に向かってチャレンジする子
- 自信を持ち、いきいきと行動する子
自己実現に向けて努力する子【自敬】
- 好きなことを見つけ、それを楽しめる子
- 好きなことを深めようとする子
- 社会とつながる子
めざす学校像
『児童生徒・保護者・地域に信頼され、誰もが誇りに思える学校』
重点目標
(1)個に応じた教育課程の編成
- 新学習指導要領移行を踏まえ、一人一人の障害の状況及び発達段階、特性に応じた教育課程、時程表の再編
- 「個別の指導計画」に基づく主体的な学びを導く自立活動の充実
- 学習意欲や自立心を育み、自尊感情(自己肯定感)の醸成
(2)交流及び共同学習の充実
- 社会自立を育むための併設校との連携による直接的・間接的な交流の実施
- 特別支援学校、事業所、高等学校、居住地校・地域との交流及び共同学習の推進
- 共に生きる社会の構築に向け、主体的に取り組む意欲と態度の育成
(3)キャリア教育、進路指導の充実
- 表現の喜びの獲得と手段、興味・関心の拡充による自分らしい生き方の探求
- 各学部連携のもと、将来を見通した指導の連続性の重視
- 福祉、就労機関等との連携による計画的な職場体験等の充実
(4)安全、安心な学校づくりの推進
- 児童・生徒の小さな変化を敏感に察知し対応できる職員の健康状態の確保
- 医療的ケア指導医、学校医、主治医、巡回医、保護者及び関係機関そして校内連携のもと、医療的ケア実施に係る組織的な安全体制の整備
- 一人一人の実態に応じた段階的な摂食指導・食育の充実とそれを支える二次調理等の組織的な体制の整備
(5)開かれた学校づくりの推進
- 保護者全体懇談会を継続して開催し、保護者との連携推進
- 教育活動の公開並びに学校地域運営協議会の充実と地域とのつながりの強化
- 教育、福祉、就労、医療等関係機関との連携が可能となる場、システムの設定
(6)三田市特別支援教育のセンター的機能の充実
- 支援部を中心とした各教員の専門性の充実と校内研修体制整備
- 市内の保育園・幼稚園・小・中学校への特別支援教育に関する情報発信と相談の推進
- 福祉との連携の核となり、放課後や卒後の生活の充実に向けた取り組みの実施
めざす教師像
- 子どもを愛する職員
- 他者の気持ちに思いを馳せる職員
- OJTに努め、自ら向上しようとする職員
- チームとして協働できる職員
- 社会から信頼される職員
職務上の留意点
- コミュニケーションを重視し、他者理解に努める
- 学校や児童生徒等の目標の共有を図る
- 児童・生徒にかかわる対応は、慎重かつ敏速に心がける(早期発見・早期対応)
- 業務改善に努め、児童・生徒とかかわる時間の確保に努める
- 報告・連絡・相談(管理職・同僚)の徹底
- コンプライアンス(法令順守)の徹底に努める
この記事に関するお問い合わせ先
ひまわり特別支援学校
〒669-1547 兵庫県三田市富士が丘3-25
電話番号:079-562-7667
ファクス番号:079-562-7668
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更新日:2022年08月02日