6月のトピックス
6月23日 デジタルシティズンシップ授業2
他教室とはオンラインで同時進行
GIGAスクール構想で一人一台端末が実現しました。端末(iPad)を文房具のように使おうが導入当初の合言葉でした。
本校では、朝学習におけるドリルパークの活用、オクリンクによる板書配信など試行錯誤しながら「丁寧な」指導を効率的に進めようとしています。
ただ、導入以降、保護者の方から好ましくない使用やネット依存などの相談を受けることが増えたことも事実です。
これまではどのように「禁止・制限」するかを議論してきました。しかし、もはやネットを禁止することは現実的ではなく、どのように「賢く」活用するか、つまり「利活用」を考える必要があります。
そこで23日にデジタルシティズンシップ授業の2時間目を大学から先生を迎えて実施しました。テーマは「正しく理解し、より便利に活用する」=「利活用」のあり方を考えるです。
26日付の「神戸新聞」に紹介されたように、生徒はネット世界のウソを自分たちで一生懸命に探しました。きっとこの学習は「危険を予知」することにつながります。ネット世界では「あれ?なんかおかしいな」の感覚が大切です。例えば、ショートメールで宅配業者を名乗る偽サイトに誘導されそうになった方もいらっしゃるのではないでしょうか。メッセンジャーに不明瞭な写真が送られてきて開けそうになった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
大人が危険だから子どもに使わせないのではなく、文房具だから危険を徹底的に排除するために備えることが子どもにとっても大切だと考えています。
今回の2つの授業で考えることで、ネットを「危険<便利」なものにするために、危険性を自分で見抜く大切さに気付く機会になったのではないでしょうか。
本日のねらいを確認します
たくさん見学に来られました
発表を聞いて、真剣に考えます
6月16日 デジタルシティズンシップ授業1
2,3年生の7クラスをオンラインでつなぐ
昨年度までも、本校では大学の専門の先生にお願いして情報モラル教育を進めてきました。いまやデジタル端末は生活必需品のような気さえします。(このあたりは異論もあるでしょうが…)昨年度までの情報モラル教育は、「正しく恐れて、正しく使う」がテーマでした。こういうところに気を付けないと大変なことになるよを知ることが中心の授業でした。
今年度は、次の段階としてデジタルシティズンシップ授業に取り組みます。「知る」から「考える」段階に。ネットの世界にある好ましくない情報を「考える」ことで見きわめる目を養っていきます。
本日と23日の2回シリーズ。狭間中生の情報リテラシーをはじめとする情報活用能力の育成をめざしていきます。
おかしさを発見できるかな?
みんなで考えます
オンラインで考えを共有
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狭間中学校
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更新日:2023年06月26日