三田市ではマイ避難カードの作成を推進しています
「マイ避難カード」とは
災害の危険が迫っている時に、「いつ」「どこに」「どのように」避難するかをあらかじめ自分で確認、点検し、書き記しておき、自宅内の普段から目につく場所に掲出しておくなど、いざという時の避難行動に役立てるためのカードです。
マイ避難カード(PDF版) (PDFファイル: 395.5KB)
マイ避難カード(Excel版) (Excelファイル: 508.9KB)
「マイ避難カード」作成の目的
自然災害では「自分のいのちは自分で守る」ことが大原則です。近年、風水害などの自然災害が激甚化するなか、逃げ遅れによる犠牲にならないよう、住民自身による主体的な避難が重要になります。
災害発生時に適時適切に避難できるよう、平時からハザードマップなどで地域の危険性を確認し、「いのちを守る行動は何か」を考えておく必要があります。
「マイ避難カード」を作成することにより、自分自身であらかじめ「いつ」「どこに」「どのように」避難するかを決めておき、いざというときの避難行動に役立てることができます。
「マイ避難カード」のつくり方
ステップ1 自分の地域の危険性を確認しましょう
避難行動は、地域や自宅の状況によって異なります。
「自宅にいては危険」「自宅にいても安全」など、一人ひとりがハザードマップなどから自分の地域の危険性を知ることが必要です。
ステップ2 避難を判断する情報を確認しましょう
スムーズに避難するために、「いつ逃げるのか」という避難のタイミングをあらかじめ決めておくことが大切です。避難を始めるきっかけとなる避難指示などの避難情報や、情報の入手方法を確認しておきましょう。
ご家庭の状況に応じて、例えば、ご高齢の方や障害のある方など、避難に時間がかかる方がおられる場合は、「警戒レベル3 高齢者等避難」で避難するなど、避難を始めるきっかけとなる情報をあらかじめ決めておくことが大切です。
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ステップ3 避難場所を確認しておきましょう
ハザードマップを確認して、浸水が想定される区域外にある避難場所や、遠方の親戚・知人宅など安全な場所を確認し、避難するルートも併せて検討しておきましょう。避難場所や避難ルートは複数検討しておくことが大切です。
また、避難とは、「難」を「避」けることです。避難先は市の指定する避難場所だけではありません。
安全な自宅に留まる「在宅避難」や、安全な場所にある親戚や知人宅等への避難なども選択肢の一つとして検討しておきましょう。
ステップ4 「マイ避難カード」へ記入しましょう
「いつ」、「どこへ」、「どのように」避難するかを考えて、下図の記入例を参考に「マイ避難カード」を作成してみましょう。
普段から目に留まる場所に貼ったり、財布に入れて持ち歩いたりして、いざというときにすぐに見られるようにしておくことが大切です。
地域でマイ避難カードを作成するお手伝いをしています!
留意事項
洪水や土砂災害は自然現象であり、雨の降り方、気象警報の発表や避難情報の発令などは毎回異なり「マイ避難カード」で想定したとおりに進行するとは限らないため、「マイ避難カード」があれば常に安全ということではありません。そのため、「マイ避難カード」を作成・使用する際には、次の留意事項を踏まえ行動するようにしましょう。
- 「マイ避難カード」どおりに行動すれば必ず安全ということではないことに留意する(あくまでも行動の目安とする。)
- 昼と夜を想定し、それぞれの避難方法を検討する。
- 家族全員が安全に避難できる時間・方法を検討する。
- できるだけ被災の可能性のあるエリアを避けた避難ルートを検討しておく。
- 車を使って避難する場合は、道路の冠水など、危険を伴う避難を回避するため、避難場所までの移動時間を考慮し、早目に避難する。
- 万が一、逃げ遅れた場合、屋外に避難することが明らかに危険な際は、緊急的に自宅などの2階以上(斜面と反対側の部屋)などへ避難するという選択もあり得る。
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更新日:2024年05月17日