学校給食におけるアレルギー対応について

更新日:2022年03月31日

ページID: 3647

 「学校給食における食物アレルギー対応指針(文部科学省)」、「学校におけるアレルギー疾患対応マニュアル(兵庫県教育委員会)」の改訂に準じ、三田市においても「学校園(学校給食)における食物アレルギー対応の手引き」を作成し、食物アレルギーを有する子どもたちの安全・安心な給食の実施にあたり努力しているところです。
 これに準じ、給食の安全性確保のため、量の調節や献立から原因食物だけを取り除いて食べること(複雑な対応)はできません。医師の診断のもと「食べる」か「食べない」を原則とした対応を徹底することとしています。
 つきましては、学校園における食物アレルギー対応について、安全性の向上を図ってまいりたいと考えていますので、ご理解ご協力をいただきますようお願いいたします。

アレルゲンの使用に関する詳細と欠食の扱いについての説明

「三田市学校給食の食物アレルギー対応」のポイント

食べる・食べないの「二者択一」とします

安全性確保のため、アレルゲンが含まれる献立は、医師の診断のもと「食べる」か「食べない」を原則とした対応を徹底します。

食べる、食べないの二者択一の説明画像
  • 上記の「アレルゲンが含まれる」とは、ごく微量(調味料に含まれる大豆、小麦等 通常除去する必要がない程度)のアレルゲンのみ含まれる場合を除きます。
  • ここでいう「献立(料理)」とは、食事を構成する各要素(主食、主菜、副菜等)の1つを指すものです。
  • 学校給食において、献立を欠食される場合は、原則として医師の診断に基づき保護者記入による毎月の『食物アレルギーチェック用こんだて表』の提出により対応します。

必要に応じて家庭から代替食・弁当を持参してください

ハッピーがナイフとフォークを持って食事している様子のイラスト

 完全に学校給食の提供が困難と考えられる場合(注釈)は、完全弁当(完全欠食)対応とします。

  • (注釈)多品目の食物除去が必要である。
  • (注釈)ごく微量のアレルゲンであっても症状が誘発される可能性がある。
  • (注釈)その他、学校給食で対応が困難と考えられる。

「多段階の対応」は一切行いません

量の調整や献立から原因食物だけを取り除いて食べることはできません。

卵アレルギー、乳アレルギーの場合についての説明

多段階対応の危険性

  • 学校給食では、大量に調理し児童生徒が盛り付けるという特性上、配膳される食材量を正確にコントロールすることは不可能です。
  • 体調が悪く、普段より少ないアレルゲンで症状が出る日もあると考えられますが、ご家庭と異なり、細かな体調変化を見極め、食事の量の調整などの対応をすることは困難です。
フライパンとフライ返しを持って料理しているキッピーのイラスト

学校園における食物アレルギー対応について、ご理解ご協力をいただきますようお願いいたします。

この記事に関するお問い合わせ先

学校教育部 学校給食課
〒669-1324 兵庫県三田市ゆりのき台6丁目8番
電話番号:079-567-2279
ファクス番号:079-567-2329

メールフォームからのお問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
このページの情報は役に立ちましたか?
このページの情報は見つけやすかったですか?