三田市民病院と済生会兵庫県病院の再編統合に係る基本協定書の締結について
三田市民病院と済生会兵庫県病院の再編統合に係る基本協定書の締結
令和5年度以降、新統合病院の整備候補地の基礎調査や基本計画策定の業務等を進めていくにあたり、このたび、三田市、三田市民病院、済生会兵庫県病院、神戸市の四者で、新統合病院の円滑な整備に向けての役割分担など、必要な基本的事項について定めた基本協定を締結いたしました。
基本協定書の主な内容
1.四者の役割分担
(1) 三田市・三田市民病院
新統合病院の設置者
(2) 済生会兵庫県病院
新統合病院の運営者(三田市から社会福祉法人恩賜財団済生会支部兵庫県済生会へ指定管理を予定)
(3) 神戸市
北神地域の急性期医療を確保するための財政支援
三田市との連携による用地取得事務
2.医療機能
新統合病院は、三田・北神地域における今後の高齢化等による医療需要を踏まえ、三田市民病院と済生会兵庫県病院がこれまで提供してきた医療機能を基本とし、更なる医療機能の充実及び強化に努める。
3.整備候補地
〇新統合病院の整備候補地は、神戸市北区長尾町宅原とする。
〇当該候補地は民有地であるため、地権者や当該地域住民の理解が得られるよう、神戸市が三田市及び三田市民病院と連携し誠意を持って、対応することとする。
4.病床規模
新統合病院の病床規模は400~450床とする。
5.財政負担及び財政支援
(1)整備費
三田市・三田市民病院 | 済生会 | 神戸市 |
整備費の2/3(約67%)を負担。 (整備費の約40%については普通交付税措置を予定) |
整備費の1/3(約33%)を負担。 |
新統合病院の用地確保。 救急医療及び周産期医療に係る病床分を対象に、神戸市民の入院患者の割合を支援。 |
(2)運営費
三田市・三田市民病院 | 済生会 | 神戸市 |
政策医療等(救急医療や周産期医療など)について、指定管理料として負担。 |
全ての運営費。 (三田市及び神戸市負担分を除く) |
救急医療及び周産期医療に係る収支不足額相当額を対象に、神戸市民の入院患者の割合を支援。 |
6.開院時期
新統合病院は、令和10年度の開院を目指すものとする。
更新日:2023年03月31日