三田・北神地域の急性期医療の確保に関する基本方針
日時 | 令和4年6月2日16時30分から17時05分まで |
場所 | 本庁舎3階庁議室 |
出席者 | 市長、医療政策監、広報・交流政策監、未来戦略室参事、政策調整室参事、地域医療推進課長、秘書広報課広報担当課長 |
報道機関 | 朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、神戸新聞、六甲タイムス |
発表内容
令和4年3月25日に三田市長及び神戸市長に提出された「北神・三田地域の急性期医療の確保に関する検討委員会」からの報告書を踏まえ、三田市・神戸市・済生会兵庫県病院の三者で協議を行った結果、三田市民病院と済生会兵庫県病院が再編統合して新病院を整備することにより、三田・北神地域の急性期医療の充実を目指すことにしました。
令和4年6月2日にザ・セレクトンプレミア神戸三田ホテルにて三田市・神戸市・済生会兵庫県病院の三者でその内容についての「三田・北神地域の急性期医療確保方策」を発表しました。
そして、「三田・北神地域の急性期医療確保方策」の内容を踏まえて、本市の基本的な方向性を整理し「三田・北神地域の急性期医療の確保に関する基本方針」を策定しました。
1.三者の役割分担
(1)三田市
再編統合新病院の設置者
(2)済生会兵庫県病院
再編統合新病院の運営者
(三田市から社会福祉法人恩賜財団済生会支部兵庫県済生会への指定管理を予定)
(3)神戸市
北神地域の急性期医療を確保するための財政支援
2.再編統合新病院の病床規模
400~450床
3.再編統合新病院の整備場所
三田市民病院と済生会兵庫県病院の中間地点(神戸市域)付近
4.再編統合新病院の整備費・運営費の負担
整備費
(1)三田市
再編統合新病院の整備費の2/3を負担します。ただし、再編・ネットワーク化に関する病院事業債(特別分)の措置により、整備費全体の約40%について普通交付税措置予定です。
(2)社会福祉法人恩賜財団済生会支部兵庫県済生会
再編統合新病院の整備費の1/3を負担します。
(3)神戸市
再編統合新病院の用地を確保します。また、三田市の実質負担額のうち、救急医療及び周産期医療に係る病床分を対象に、両病院の入院患者総数に占める神戸市民の入院患者の割合を支援します。
運営費
社会福祉法人恩賜財団済生会支部兵庫県済生会が負担します。ただし、三田市は、救急医療や周産期医療などの政策医療等について、社会福祉法人恩賜財団済生会支部兵庫県済生会に対する指定管理料として負担します。
神戸市は、救急医療及び周産期医療に係る収支不足額相当額を対象に、前年の入院患者数に占める神戸市民の入院患者の割合を社会福祉法人恩賜財団済生会支部兵庫県済生会に対して支援します。
5.新三田市民病院までの交通アクセス
新三田市民病院までの距離が遠くなる方に配慮して、新病院までの交通アクセスの利便性を向上させるための対応策を検討していきます。
6.現三田市民病院の跡地活用
現三田市民病院の跡地には、回復期医療等を担う民間医療機関の誘致を目指します。
また、現三田市民病院の敷地面積は広大であるため、その他の有効な活用方法についても検討します。
7.今後のスケジュール(予定)
令和4~6年度 用地調査・用地確保、基本構想・基本計画策定
令和7年度~ 設計・工事
令和10年度 再編統合新病院開院
この記事に関するお問い合わせ先
- より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
-
更新日:2022年04月27日