こちら三田市消防本部「令和4年災害件数について・消防団について」令和5年1月26日放送

更新日:2023年02月01日

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消防本部職員が、日常の火災予防や応急手当の基礎知識などのほか、消防本部の取り組みについてお伝えする広報番組「こちら三田市消防本部」毎月第4木曜日の15時10分から15時30分に放送していますので、ぜひお聴きください。

こちら三田市消防本部の画像

放送内容

出動件数(令和4年1月1日から12月31日)

火災       26件(前年度比6件減)

救急   4670件(前年度比757件増)

救助     171件(前年度比18件増)

その他  425件(前年度比36件増)

救急件数について(三田市過去最高の件数)

増加の原因としましては、コロナによる第7波(7~8月)、第8波(12月~)の救急件数増加と高齢者の搬送人員の増加(昨年比より2%増)が考えられます。
令和5年に入っても件数は増加傾向です。また1件の救急出動が6時間かかることもあります。救急隊は患者さんを運びたくても、病院がひっ迫していて、受け入れ先病院がないこともあります。
さらに三田市の救急車が全て出動していることも多くなってきているのが現状です。市民の皆様には日ごろから協力していただいていますが、本当に救急車を必要としている市民の方が利用できるように救急車の適正利用を今後ともお願いします。

消防団について

三田市で災害が発生した時に活動するのは、消防本部の職員だけでなく、消防団も活動します。現在、三田市の約11万人の安心と安全を、私たち116名の消防職員と689名の消防団員で守っています。三田市で大規模な災害が発生した場合は、我々消防職員のみではとても、太刀打ちできません。消防職員はもちろん日常業務となりますが、消防団員は、普段は別の仕事をされている方が災害時に、地域を守るために活動します。また防災訓練等に参加し、防災活動や警戒活動、救急講習等を行います。消防本部総務課では、消防団の事務局をしており、消防団と消防本部で協力して、消防活動を行います。大学生も数名所属されています。

消防団の活動について

三田市で大規模な災害が発生した場合、消防本部と消防団とが協力して災害活動にあたります。そのため、年間を通じて合同訓練をしたり、新入団員の研修の講師を消防職員がしたりと、連携強化に努めています。地域をともに守るためには、普段からの訓練や顔の見える関係が大切になります。しかしながら、全国的には、消防団員が万人単位での減少や高齢化が大きな課題となっています。もちろん三田市も例外ではありません。三田市の消防団員の実員は定員の704人を下回っており、消防団員の平均年齢は45歳となっています。

消防団応援事業所について

あらかじめ登録された店舗で、消防団の方が団員の証である「消防団員カード」を提示することで、様々なサービスが受けることができる制度です。現在三田市では、11事業所の登録があり、お会計10%オフ等のサービスがあります。三田市のHPでも紹介しています。登録してもらった事業所にも、顧客の増加やイメージアップにつながるなどメリットもあります。まだまだ随時募集していますので、ご協力いただける事業所がありましたら、消防本部総務課までご連絡お願いします。
消防団員も募集してしますので、ご近所の消防団員さんや消防本部総務課にお気軽にご相談ください!