家庭でできる節水の工夫
水は限りある大切な資源です
三田市での1人1日あたりの家庭用の平均使用水量は約222リットル(令和元年度)となっており、1カ月(30日)の平均使用水量は約6.7立方メートルとなっています。
三田市全体では、1日あたり平均31,518立方メートル(令和元年度)の水が使われており、学校の25メートルプール(長さ25メートル×幅16メートル×深さ1.2メートル)で例えると、約66杯分の水量になります。
水道の蛇口をひねれば、簡単に水を手に入れることができますが、自然界の中で生活に利用可能な水はごくわずかであり、貴重な資源です。限りある資源の水を大切に使うため、できることから節水に取り組んでみましょう。
節水方法のご紹介
水の出しっぱなしを減らすなど、ちょっとした取り組みが、節水と家計の節約につながります。
毎日のくらしのなかで出来る水の使い方の工夫の一例を紹介します。
お風呂では

- シャワーを出しっぱなしにせずに、こまめに止めて必要なときだけ使う。また、お風呂のお湯を使って体を流す。
- 浴槽や浴室の掃除には、お風呂の残り湯を利用する。
- お風呂からお湯があふれないように張りすぎない。
- お湯が冷めて足し湯や沸し直しをしないよう、できるだけ家族で続けて入るようにする。
トイレでは

- 洗浄で大と小のボタン(レバー)がある場合は使い分け、できれば小を使う(小の洗浄で、大より約1リットルから2リットルの節水になります)。
- トイレの二度流しをしない。
キッチンでは

- 食材や食器を洗うときは水量を少なくして使う。
- 食器は汚れを落ちやすくするため、水をためてつけておく。
- 油汚れなどは新聞紙やペーパータオル、布でふき取ってから水洗いをする。
洗濯では

- 洗濯に、お風呂の残り湯を利用する(約50リットルの節水)(注釈)標準使用水量約100リットルの洗濯機で、洗い・すずきで水を半分ずつ使用し、残り湯を洗いで利用した場合。
- 洗濯物がある程度たまったところで、まとめ洗いをする。
洗面では

- 歯みがきなどするときは、コップに水をためて口をゆすぐ。
そのほか、節水機器の活用や新築、リフォームの際には節水型の設備を積極的に取り入れましょう。
家庭での水の使用量の目安
水の使用量と上下水道料金の目安です。節水効果の目安として参考にしてください。
用途 | 使い方 | 使用量 | 上下水道料金の目安(税込)(注釈) |
---|---|---|---|
洗面 | 1分間流しっぱなしの場合 | 約12リットル | 3.18円 |
シャワー | 3分間流しっぱなしの場合 | 約36リットル | 9.54円 |
食器洗い | 5分間流しっぱなしの場合 | 約60リットル | 15.9円 |
洗車 | 流しっぱなしの場合 | 約90リットル | 23.85円 |
13ミリメートルの胴長水栓で水圧0.1メガパスカル、ハンドル開度が90度の場合、1分間に約12リットルの水が流れます。
- (注釈)出典:「用途別使用量の目安」(東京都水道局(外部サイトへリンク))を三田市で加工して作成。
- (注釈)メータ口径20ミリメートル以下(一般用)で、2か月に40立方メートルを使用した上下水道料金10,604円(税込)を例として1リットルあたりの単価を0.265(税込)と試算。
シャワーをこまめに止めて節水した場合

(注意)試算は「用途別使用量の目安」を使用。節約の金額は、上下水道料金のみで電気代やガス代などは含みません。
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更新日:2022年03月31日