三田市新ごみ処理施設整備基本計画を策定しました
現在のごみ処理施設である「三田市クリーンセンター」は、平成4年3月に供用を開始し、稼働から30年が経過しています。
平成21年から23年(2009年から2011年)度に大規模修繕を行い、適切な維持管理により、少なくとも令和9年(2027年)頃までは、安定的な施設稼働ができるものと見込んでいますが、設備機器等の経年劣化が進み施設の更新が必要となっています。
このため、ごみ処理施設が有するライフラインとしての重要性を踏まえ、安全・安心な市民生活を維持するとともに、これからの時代にふさわしい環境性能、経済性を兼ね備えた新たなごみ処理施設の整備に向けて、令和10年(2028年)度を施設稼働の目標年次として、施設の整備に必要な施設規模や処理方式、環境保全目標、付帯機能、整備・運営方式、またこれからの課題等について整理し、事業を進める基となる『三田市新ごみ処理施設整備基本計画』を策定しました。
基本理念
インフラ施設は、強固で均衡のとれた包摂的な成長と維持可能な開発のための基盤となるものであることから、SDGsの理念の基づく信頼できる公共サービスを提供することが必要です。
また、国では昨秋「2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにし、脱炭素社会の実現を目指す」ことを宣言し、今後様々な施策を推進していくこととしています。
本市では、この方向性に沿って、以下の基本方針を定め、新たな時代にふさわしいSDGsの実現に寄与する施設となるよう整備を進めます。
基本方針
方針1:循環型社会の構築を推進する施設
(1)ごみ焼却エネルギーの効率的な回収による発電の最大化
(2)地域におけるエネルギー供給拠点
方針2:経済性に優れた廃棄物処理と環境負荷が低減できる施設
(1)最新鋭の技術・機器による周辺環境負荷の最小限化及び省エネ化
(2)施設整備から運営、維持管理までのライフサイクルコストの適正化
方針3:安全・安心の確保と市民に親しまれる身近な施設
(1)災害時においても継続的に稼働し、防災拠点としての機能を発揮
(2)ごみ・環境問題を市民一人ひとりの問題として考える教育・学習機能の具備
(3)周辺の里山景観に調和し、ごみ処理施設のイメージを払拭する優れたデザイン性
計画のダウンロード
三田市新ごみ処理施設整備基本計画の概要版 (PDFファイル: 1.2MB)
この記事に関するお問い合わせ先
市民生活部 クリーンセンター
〒669-1507 三田市香下1676
電話番号:079-563-5551
ファクス番号:079-563-6672
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更新日:2022年09月14日