段ボールコンポストの作り方

更新日:2022年03月31日

ページID: 3177

1.準備するもの

段ボール(2枚)、ピートモス(15リットル)、もみ殻くん炭(10リットル)、水(2リットル~3リットル)、スコップ、棒状温度計、設置台(発砲スチロール製)代用可能、いらなくなったTシャツなど

台にする発泡スチロールや中に入れるもみ殻くん炭などのコンポストの材料の写真

2.作り方

段ボール箱(スーパー等で無料でいただける段ボール)を利用して重ねて補強、段ボールコンポスト容器を作ります。

2段に重ねられた段ボールコンポストを作るための段ボールの写真

ピートモス(15リットル)、もみ殻くん炭(10リットル)を入れて、水を少しづつ(300ミリリットル~500ミリリットル)入れながら、よく混ぜて基材を作ります。

もみ殻くん炭を水と混ぜ段ボールに入れている写真

(注意)水が段ボールに掛からない様にして、水を入れる目安はしっとりする程度にして水をを入れ過ぎないように注意する。

3.虫が入らないようにカバーを作ります。

いらなくなったTシャツを用意し、袖の下を切り落として切ったところを糸で縫い袋状にします。

いらない古いTシャツを切り取る図解のイラスト
Tシャツで作ったカバーをかぶせた段ボールの写真

できたカバーを段ボールコンポストにかぶせます。

4.段ボールコンポストを置きます。

段ボールコンポストを置く場所に設置台(発泡スチロールなど)の上に置きます。

発泡スチロールの台に乗った段ボールの写真

質問コーナー

質問1 気を付けることはありますか。

水切りをしてから入れてください。また、大きなものや硬いもの、植物繊維が多いものなどは、できるだけ小さくしてください。この他に空気と水分のバランスが大切です。生ごみを入れない時もしっかり混ぜて、空気を取り込み上手くいくと、土の温度が上昇して、水分が蒸発するので水分などを足します。

質問2 入れたらダメな生ごみは、ありますか。

食べ物であれば基本的にはありません。ただし、気を付けないといけないものがあります。また、たい肥作りと生ごみを消滅の2つの目的があり、たい肥作りの場合は分解しにくい食物繊維の多いものや骨などは避けた方が良いでしょう。(下表参照)

生ごみを入れる際に気をつけるべきこと一覧
入れる物 どのようになるか 工夫
大きなもの なかなか分解しません。 なるべく小さくする。
肉や魚 臭いがする場合があります。 よくかき混ぜて、空気をたくさん送る
卵の殻や骨など 硬いものは、分解する時間が長くかかります。 卵の殻は細かく砕いたり、骨もできるだけ小さくする。
みかんの皮など植物繊維が多いもの 植物繊維が多いので分解する時間が長くかかります。 できるだけ小さくする。

質問3 生ごみを入れても、なかなか温度が上がりません。どうすれば良いでしょう。

およそ1週間ぐらいすると少しずつ上がっていきます。食用油(200cc)や米ぬか(1握り程度)などを入れて、混ぜると上がります。

質問4 生ごみは、たくさん入れた方が良いですか。

たくさん入れ過ぎると分解が進みにくいです。だいたい1日に入れる目安は、500グラムまでが良いでしょう。

質問5 虫が気になります。何か方法はありますか。

カバーを忘れないようにする。また、土の温度が上がると虫が発生しにくくなります。

質問6 カバーは、Tシャツ以外はダメですか。

Tシャツ以外でも大丈夫です。微生物が好む空気を通しやすく、虫が入りにくい通気性の良い布などでも大丈夫です。ただし、虫が入らないように、段ボールと布などで隙間はないようにして下さい。

質問7 期間はどのくらいですか。

2~3ヶ月です。

質問8 期間終了後はどうすればよいのですか。

生ごみを入れた日から10日間は、ごみを入れずにかき混ぜる作業を続けてください。最後に入れてから1ヶ月経ち、コンポストの中に生ごみが残っておらず、乾燥した状態になれば、たい肥として利用できます。
また、たい肥として利用できない方は、ねかせることなくそのまま続けてください。生ごみが消えていき、ごみ減量になります。

この記事に関するお問い合わせ先

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