有馬富士森林公園

更新日:2022年04月01日

ページID: 3389

有馬富士

三田市のシンボルである有馬富士は、「有馬富士麓の霧は海に似て波かと聞けば小野の松風」と花山法皇御製にもみられるように、その優美な山稜を周辺地域の人々に愛されてきた山です。その有馬富士が松くい虫やひょう害により、大きな被害を受けたため、元の素晴らしい緑の山に戻すよう、三田市が昭和60年から福島大池も含め修景整備を行いました。その後平成元年3月には千丈寺湖も含む416ヘクタールが自然休養型大規模都市公園として都市計画決定を受け、県立公園として整備されました。

生き物

有馬富士には、様々な樹木が植生しています。

  • 人工林:ヒノキ等
  • 植栽樹種:けやき・あらかし・くろがねもち・しらがし・さくら・やまもみじ・はなみずき・ゆきやなぎ・あじさい・ひらどつつじ・はぎ等
  • 天然林:やまざくら・こなら・あべまき・はりぎり・やまぼうし・えごのき・そよご・りょうぶ・くり・あかまつ・みずみさし等
  • 野鳥:コジュケイ・キジ・コゲラ・ヒヨドリ・モズ・ツグミ・ウグイス等
有馬富士の自然の中で、木に桃色の花が咲いている写真

散策スポット

フィトンチッドの小道と見返りの小道を結ぶ林道を進むと福島大池が見えます。そして、大パノラマで市街地を一望することもできます。

公園入口より歴史の小道を散策すると、古墳が現れます。有馬富士公園付近には、車道や登山道に沿って9基の円墳があります。埋設施設は特定が困難なものを除いて全て横穴式石室であり、その構造から6世紀後半から末にかけて造られたものと思われます。

森林浴の森エリアには、ヒノキ林があります。ヒノキには薬効成分が多く含まれており、中でもフィトンチッドという成分は精神安定、殺菌殺虫効果等があります。このフィトンチッドは、精神を安定させ、大脳中枢を刺激し体の調整を高め、心身を癒す効果があると言われております。木漏れ日の光が落ちている道を、小鳥のさえずりを聞きながら緑の香りをいっぱいに吸い込んで歩いてみてください。

有馬富士の散策スポットで木々の隙間から日の光が差し込み、とても気持ちが良い雰囲気が伝わってくる写真

開園時間について

自動車でお越しの場合:土曜日、日曜日、祝日のみ午前9時から午後5時まで入園可

(上記以外の時間帯はゲートが閉まっておりますので、ご注意ください。)

徒歩でお越しの場合:年中入園可

園内での注意事項

  • 有馬富士森林公園内でのバーベキューや焚火など火気類の使用は禁止です。
  • 散策道への一般車両(自転車等)の乗り入れは禁止です。
  • 犬と一緒に散策される方は、犬のリードを必ず付けてください。フンの後始末をお願いします。

この記事に関するお問い合わせ先

産業振興部 里山保全課
〒669-1595 兵庫県三田市三輪2丁目1番1号
電話番号:079-559-5226
ファクス番号:079-556-8153

メールフォームからのお問い合わせ

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
このページの情報は役に立ちましたか?
このページの情報は見つけやすかったですか?